だれにも言えない

好きだから言えない

ゲイの受け様は自分の性癖の為に過去に苛められたことが原因で、他人に触れられるのが
苦手になってしまっている。
嫌なことは全て忘れるように地元から離れた大学に入り、一人になりたかったのに、
与えられた部屋は二人部屋で意気消沈する受け様。

そこへ元気にやって来たのが田舎から上京して、同室の相手がいると浮かれている攻め様。
初対面からしつこいくらいに馴れ馴れしく接する攻め様に怒り心頭だが、
攻め様のワンコの耳が垂れてるような雰囲気に冷たくし過ぎだと反省し、
徐々に同室の友人として距離が縮まり、しかしそれと同時に攻め様に対して恋心を抱く
ようになってしまうが、ある日酔って女性に送られてきた攻め様を見て、受け様は
自分が情欲込の思いを持っていると自覚し悩む事になる。

それからは、攻め様に素っ気なくあたり、なるべく避けて嫌われるように行動し
攻め様との距離を取ろうとするが、攻め様に理由を聞かれても堪えられない。
過去のトラウマが恋する気持ちを臆病にさせ、一歩進む事にストップをかける。
しかし、攻め様のベットで、自慰をする姿を見られ、開き直りのように攻め様に
襲い掛かる受け様なのですが・・・
臆病な恋が思いがけず叶うまでのラブストーリーです。