marun
love strruck
pixivで描かれた1枚のイラストから膨れ上がったストーリーです。
下書きをそのままに作品にしたような同人誌なので、商業誌ベース並の作品を
期待している人にはおススメ出来ない作品ですが、内容的には腰乃ワールド。
タイバニなのですが、意外な面白さがあって良かったです。
「洗って乾かしておいたお道具がオジサンにみつかりました」このフレーズでの
1枚からの拡大バージョンなのです。
バニーちゃんが愛を求めて暴走してしまう、そしてタイガーにゲイだとバレる。
果たして二人の関係は変わるのか?
なんてストーリーなのですが、結構心に響く作品なのですよ。
気になるラストなので、是非続きが読みたいと思ってるのです。
一年離れた後(詳しくは原作を見ましょう)、
また仕事仲間に戻った虎徹とバーナビーのお話。
バーナビーがひとりエッチで使用したディルドを、
洗面所の壁にくっつけて乾かしていたら、遊びに来た虎徹に見つかってしまう!
慌ててタオル掛けに見せてみたけど誤魔化せるわけもなくw、
「僕、ゲイなんです」と告白。
ついでに「僕、ノンケだめなんで、虎徹さんは守備範囲外です」と余裕ぶるバーナビー。
昔に比べて、ずいぶんさばけて見えるバーナビー。
でも虎徹には、構ってほしがったり、放ってほしがったり、チラチラと不安定さを覗かせる。
離れていた1年何をやっていたのかを聞くと
(イノシシの罠にかかったとか、猟犬役をやったとか、この辺の話も面白いw)、
ひとりで色々ぐるぐる悩んで抜け出せてなくて、やっぱり虎徹は心配になる。
しかも情緒不安定だし、
男とデートって言って、軽やかに出掛けたと思ったら酷い顔して帰ってくるし、
それでもめげずにまた出て行ったかと思えば、体がボロボロになってるし・・・
黙っていられなくなって、虎徹が「しっかりしろ!」と怒鳴って説教(?)して、
バーナビーが泣きながら、必死でみっともなくなっている理由を話すシーンは迫力あり。
ちょっと、うるっときそうになりました。
最後は、乱暴ながらも優しい虎徹に連れられて、虎徹の家へ・・・
こちらの本では、まだエッチはなくて、
虎徹にはバーナビーに対して、心配と親愛の情しかないようにも見えるけど、
それであんなコトしちゃダメだよ~なシーンはあり。
ぜひ「LOVESTRUCK 2」と一緒に読んで欲しい。
あ、それでもまだ完結はしてないんですけどねw
鉛筆絵で雑めだけれど背景がよかったりもして、手抜き感はナシ。
なにより展開と勢いと、読み手の心を熱くさせてくれるところは、やっぱり流石です。
この作品は、18歳未満の方には不適切な表現内容が含まれています。
18歳未満の方のアクセスは固くお断りします。
あなたは18歳以上ですか?