従順な彼のしつけ方

juujun na kare no shitsukekata

従順な彼のしつけ方
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神0
  • 萌×20
  • 萌3
  • 中立1
  • しゅみじゃない2

--

レビュー数
4
得点
10
評価数
6
平均
2.2 / 5
神率
0%
著者
児島かつら 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
一迅社
レーベル
gateauコミックス
発売日
価格
¥657(税抜)  
ISBN
9784758072151

あらすじ

いつでもどこでも求められて・・・こんなんじゃ、身体がもたねぇ!

美術館学芸員の入江は、同僚で恋人の本庄にセクハラを受ける毎日!!
どうしたもんかと頭を悩ませているところに、
本庄の元カレ登場!? 異動の危機!?
次から次へと起こるハプニングに二人は・・・!?

(カバーより)

表題作従順な彼のしつけ方

美術館に勤めるプロデューサー型の学芸員
本庄に憧れて同じ職場に入った

その他の収録作品

  • 従順な彼の順調な(?)私生活
  • あとがき

レビュー投稿数4

意外に、程よい深さがあった☆

電子配信では、「調教カレシ」というタイトルだったという、こちらの本。
正直、軽めのお話かと思っておりました。

だって、しょっぱながまず、
美術館という職場で、お客様がたくさんいるのに、
俺様な攻めが受けのお尻を触り、それだけに留まらずチャックを開けてモノを掴む始末。
もちろんバレないようにしているのですが、
そんなことをやる理由は、攻めが “痴漢プレーにハマっているから” というのですww
色んなプレイを追及する話?と思ってしまいましたよ。

でも、途中で攻めの元彼が登場して、受けにちょっかいを出し始めると、雰囲気が一転。
こんなに変わるんなら、別のストーリーでもよかったんじゃないの?
と、正直思ってしまったほど。
でも、そうじゃなかった……

その元彼との過去が、攻めのトラウマになっていることが徐々に明らかになり、
それゆえに最初の人前プレイに走って、主導権を握ろうとしてのだと判明。
俺様な攻めもひと皮剥くと、
弱い部分を持っていたり、素直な一面を覗かせたりっていうのがよかった☆
そんな相手を知ってワンコな受けも、成長。
大人っぽく、男らしくなっていく姿が、こちらもよかったな☆


思ったより程よく深いストーリー展開で、楽しめました。
ただ、もしかしたら絵柄が、グッと引き込むのにはちょっと向いてないかも……
少女漫画が似合いそうな、すごくキレイな整った絵。
黒目を大きくするコンタクトでも入れてる?と思ってしまうほどの、黒目がちな瞳。
BLでは、好き嫌いが分かれるかもしれません。
体つきとかは、しっかり男の子なんですけどね。

ちょっと引力が弱いけれど、
エロ・笑い・人物描写に心理描写・ストーリー
どれもまんべんなく程よく、バランスのいい本だと思いました☆

4

頭を悩ませる彼

※ネタバレ有です。



◆従順な彼のしつけ方◆《恋人を満足させる方法(プレー)を考え中×本庄に憧れている》
場所かまわず体を求めてくる本庄に少しだけ不満のある入江。
一方的にされるがままになっていたが、ある時をさかえに少しだけ愛のあるプレーになる─ ……しかし、そこへ本庄の大学時代の元恋人(塚本)が現れ──。


本庄×入江よりも…… 塚本×本庄の方が好きです♪(*´д`*)
塚本さんがすごくエロい!!!(愛のあるエロ良いですよね) ←w

本庄は塚本さんに服従するわんこの方が似合ってます。
Sな人を従わせる塚本さん……見てみたい…… (ノ∀`*)ハァハァ

前半は職場(痴漢)プレーが多かったので あんまり面白くなかったですが、後半から塚本さんが登場して色々と焦らしてくれたので面白かったです(^^)


塚本×本庄 絡みが少し多かったので、今回は萌えです。

2

すべてはひとりのために

これは…。
ちょっとツッコミが止まらない作品でした。
美術館の学芸員という素敵な設定ながら、萌えなかった…。

本庄に憧れて、同じ職場に就職した入江が主人公です。
冒頭からすでに恋人同士で、マニアックな性癖方面に振り切れているので、ここの時点で早々に脱落するひとも出そう。
かく言うわたしも、本庄の話の通じない一方的なところにイラっとしてしまいました。

前半はとにかく意思疎通不可の本庄にイライラさせられますが、中盤で本庄の元カレだった塚本というレジェンド的学芸員が登場して、別のイライラが発生します。
塚本が入江と本庄にいちいち絡んでくる。
相手にしなければいいのに、入江がいちいちダメージ喰らう。
そしてダメージから立ち直って、立ち向かうみたいなパターンが2度3度。

元カレが出てこようと、2人が揺るがなければそれでいいんです。
揺らいでも、最終的にそれが2人の関係をより良いものにするのであれば、結果オーライでイライラも昇華できるというもの。
だけどこの元カレ、単なる当て馬じゃないというか、マウントの取り方がいやらしいというか、本庄不在で2人がひたすら本庄のことを語る。
こに図式が何か気持ち悪いんだなあ。
意思疎通不可な本庄を作ったのは自分のせいと言う塚本が気持ち悪い。
別れた相手に、自分の一挙手一投足がぜんぶ「自分のせいでそんな風に…」って思われたら、みなさま、どう感じますか?
「自意識過剰できもい。お前なんてもはやそこの塵ほどの存在ですらない」って言いたくなりません?
だけどそれを本庄に言うのではなくて、入江に言うものだから、入江はいちいち「本庄さんの中に塚本さんは消えない…」って考え込む。
そういう本庄ごと受け入れる!みたいな、懐の深い俺を演出する流れだけど、これって自分が本庄だったら余計なお世話だって思わないかなあと。
とにかく本庄本庄で、本庄祭り。
本庄のために地球が回ってるって言い出されてもおかしくない空気に、社会人の恋愛ってこんな…?と思ってしまった次第です。

言いたい放題でございます。

美術館勤務の女性職員たちが無意味にわらわら出てくる意図も分かりませんでした。
みんなが口を揃えて「本庄さん素敵♡」は理解できる。
本庄は男女問わずひとを惹きつける魅力に溢れた人物設定なんだなと思えるし、ここまでは他の作者さんもよく使う手ですよね。
ただ女子職員たちの井戸端会議をその後もちょこちょこ出す理由が不明というか。
最初の「本庄さん素敵♡」の場面で「わたしは入江さん派」みたいな人物を出してくれれば済むのに、わざわざページを割いて、入江に片思いする女子を登場させています。
この女子が2度くらい頑張るのですが、この子の役割は最後に本庄の独占欲をちらっと引き出すだけなんです。
それだけの役割のための下準備が長い…。

だめだ、ツッコミどころを意気揚々と突っ込みすぎて、辛辣なだけになってしまっている。
この辺でやめておきます。

対等でないCPに、めんどくさい元カレ、女性キャラたちの本筋と全く関係ない無駄な会話が得意でないと言う方には、あまりおすすめできない1冊でした。

0

放り投げ

最初に謝っときます。
サーセン。
途中で何度も読むのをやめようかと思いました。
かなり苦痛でしたが、なんとか最後まで読みました。

けど、もうこのままゴミ箱直行です。
ゴメンナサイm(__)m

-------------------

何が読むのを止めさせた原因だといえばいいんだろうか。

最初は、公共の場での痴漢プレイをする攻めと
それを嫌がる受け。
「仕事だから回避できない!」と
甘んじて、それを許す受け。
あー、気持ち悪っ!!
人前エッチを好む人って、神経が計り知れません。

そんな二人が恋人同士っていうのも、
もっと分からない。
受けは一体攻めの何が良くて付き合っているのやら。
頭にハテナマークです。

そうこうするうちに、当て馬のおっさん登場。
これがまたなんか見てて、生理的に気持ち悪い。
絵が悪いとかそんなんじゃないんですよねー…。
当て馬に関しては、行動も態度もありきたりすぎて、
げんなりするほど飽きます。

まあでも、一番気に食わないのは
攻めの性格やら性癖やら行動やら態度やら口ぶりやら…
それが一番の原因でしょうか。
そしてそれをあっさり許している受けも気に入らない。
恋人なんて、やめてしまえええ!

最後は受けがスキルアップのために
海外に行くと思わせておいて、
あれだけゴタゴタとページを割いて
いろいろと描いておいたのに、
あっさり、海外行きはとりやめに。

無理やりハピエンに持ち込んだような感がありました。

-------------------

途中で読むのを中断させて、
ダンボールに放り投げようかと思いましたが、
「とりあえずは、最後まで…」と思い
なんとか読み終えました。

多分、3日後には、
キャラもストーリーも
すっからかんに忘れてると思います。

スンマセン。

3

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