nekonyanko
tengokudayo zenin shuugou
とても綺麗な艶やかな仕上がりにまず感激。
薄かったかな?とさえ思い返す程の内容の濃度。
タイトル通り、天国に全員集合してます。
かわいい!天国でも相変わらずです。
狼さんがなった後のことは、辛くて考えたくないのですが、
それはそれは、甘く切なくふんわり描いてくださってます。
この薄さで涙。
あ。お父さんはいなかった!
まだ生きてる?黒羊は?など
色々欲を出し考えてしまいましたが
トラと狼さん。ワンコとトラ兄さん。が
集合しています。
夏コミで雨にもめげずに購入してきた麗しいカラーイラストが表紙を飾る
トラさんと狼さんの番外編、B5版サイズ20ページのキラキラ同人誌です。
本編では、少しでも獣医の栄養剤で長生きしてくれよと願いつつ、きっと自然の摂理に
逆らうことなく生きたのかなと思ってしまう番外編でしたね。
二人が生きているところから、トラさんが一人でいる時期の出来事や、
天国で狼さんと再会して、生きていた頃の約束を果たそうとトラさんが一人でいた頃の
話を狼さんにしようとしたら・・・狼さんは嫉妬するから聞きたくないなんて
プンプンしてる可愛さ、それを聞いたトラさんの天にも昇る気持ちは察するに余りある。
だって、狼さんに言われたトラさん、ウキウキ歩くその足跡には狼族の匂いがする
スミレの花が咲いている。
天国に先に来ていた狼さんのツンデレだけど、素直な嫉妬の言葉はトラさんを
かなり幸せにしていましたね。
兄様カプももちろん出ておりますが脇役に徹しておりました。
20ページだというのに、泣かされました・・・。
何だろうこの胸の切なさはっ!!
狼さんが徐々に弱っているときのお話と、
天国でのお話です。
狼さんはトラと、
自分が居なくなった後、ちゃんと自分がいなくても幸せになれと約束します。
誰か、何かを見つけろと約束し、天国で迎えに行くときに、
見つけれたものを教えろと宿題を出します。
というお話。できるだけ、本格的なネタバレが無く、読んでいただきたいと
思い、上記までのネタバレとさせていただきました。
死ネタは、どうしても好きにはなれないのですが、
これは、モフモフだからでしょうか?自然と読むことができました。
ラスト1ページの切なさを是非味わっていただきたいです。