口下手な年下彫刻家×失恋ばかりの恋愛小説家――不器用ロマンスほか、刑事×警視、後輩×先輩など、情熱的でいて繊細な作品集。

言葉足らずな恋の話

kotobatarazu na koi no hanashi

言语不足以表达的情话

言葉足らずな恋の話
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神1
  • 萌×20
  • 萌3
  • 中立5
  • しゅみじゃない1

--

レビュー数
3
得点
19
評価数
10
平均
2.5 / 5
神率
10%
著者
佐崎いま 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
海王社
レーベル
GUSH COMICS
発売日
電子発売日
価格
¥600(税抜)  
ISBN
9784796403498

あらすじ

恋愛小説家・宅間直記26歳…ゲイ。十日前、煮え切らない男とのドロ沼不倫に別れを告げた。今度誰かを好きになるときは、おれだけを見てくれるやつがいい。そう決意した日、マヌケな大学生と間違えて、新進気鋭の彫刻家と出逢う。なにを言ってもモゴモゴ…、世話を焼いてやるとテレテレするやつにハッキリしろと尻を叩きたくなりつつも、予想外に癒されていく―――。口下手な年下彫刻家と、失恋ばかりの恋愛小説家の不器用ロマンス。

収録作:言葉足らずな恋の話/言葉足らずな恋の話~幸せの在り処~/きみの手がつなぐもの/おまえだけ、見てた。/描き下ろし

(出版社より)

表題作言葉足らずな恋の話

口下手な立体作家
売れっ子恋愛小説家

同時収録作品きみの手がつなぐもの

指導係の警部補
本庁から移動になった警視

同時収録作品おまえだけ、みてた。/おまえだけ、ずっとずっと

後輩
陸上部の先輩

その他の収録作品

  • 言葉足らずな恋の話-幸せの在り処-
  • OVER 言葉足らずな恋の話
  • あとがき

レビュー投稿数3

最初の物語のみ好き

表題以外の作品は苦手な分野でした。

表題の話も荒さはあるのですが、
黒髪年下、背が高い、口数が少ない。
個人的好きなパターンでした。

2人の色々より、恩師が本妻と何故離婚できなかったのかを
考えてしまいました

20年も別居していたなら
事実離婚できないわけでもないですが
それ以前から、秘書と付き合っていたのがもしれないですね

主人公の直紀が不倫で別れた事とリンクさせた
設定なのかもしれませんが

葬儀にも参列できず
外でみおくりしていた秘書が辛かった。

もうそれらを超越する関係性であったとしても。


籍ってなんぞや、と思わずにはいられませんでした。


1

印象に残らない

総体的に頭にストーリーが入らない本でした。
本を見ながらストーリーを書き起こすこと位はもちろんできますが、
設定からあってもおかしくない展開を使わず全く関係のない話もってきてる感じがするというか・・・

口下手で思う事が伝わらないという設定は二人のインタビューの表情とかにはいかせてるのに後半になると並みの並くらいにはいつの間にか改善されてるし、
恩師の話はすーっと目が文字を撫でた上で後日談のようにしか思わなかったし。
なんだろう、1冊かけても語りつくすのを難しい要素を中途半端に手を付けちゃったか。

何がわるいっちゅうわけでもないのですが、何か萌えたかというと・・・
「おおっ」と思う萌えポイントは自分の読む限りではどこにもなかった。

残りの二つは・・・GUSHにしては急展開かなー。
GUSHManiaxだと思えばエロ漫画としてあり?
幾らキャリアとしても警察において警視スタートはありえないんじゃね?とか
(調べてみたがキャリア組の1年目は警部補。7年目に一斉昇格でした。つまり警視だとほぼ30になっちゃう)
根本的にどーなんだと思う間違いもありました。

もともと携帯漫画から出た方なんですね。
もしかしたらこの物語も1コマ1コマ腰を据えて読むような媒体で読めば
・・・いや、わからんかったかな。

印象に残ったのが間違ってる所だけ、というのではあまり評価できないっす。
見た目の良さは嫌いじゃないのでおまけの中立だ。

2

えええー!?な展開

作者さんの初コミックです。
口下手な芸術家と失恋した恋愛小説家の出会いの話が表題なのですが、コミカル且つちょっと切なさも含みながらのラブ甘な展開なのかとおもいきや・・・
!?ええーつ、、、そこに着地点が!
ゲイカプの在り方としての対比なのかもしれないですが、そんな切なくて悲しい事をもってくるなんて!
何故に?元々こういう予定だったんでしょうか?
それでも二人は愛を築いていくんだよ、という話に持っていくためのだとは思うのですが、多分、雑誌でこの本編の終わりだけを見ていた人は描き下ろしがないと、すごくモヤモヤして突き放された感じがしたかもしれないです。

失恋したのに恋愛小説やエッセイを書いている直記が、友人のクリーニング店の閉店作業をしているところへ飛び込んできた青年。
あす仕上がりでスーツをだそうとするのですが、店主は留守だし、スーツは雪の上に落としてしまってだいなしに。
直記紀は自分の家へ彼を連れて行き、元恋人のスーツを貸すのでした。
その翌日、直記は海外で賞を取ったという新人で新進の立体作家カナエとの対談に出かけると、なんとそれは昨晩の青年!
持ち上げもありながら、素直な褒め言葉に赤面するカナエ。
こうして二人は、互いにゲイであることも知り、お付き合いが始まるのです。

このカナエがものすごく口下手で、うまく話せないという設定です。
直記にもうまく話すことができなくて、その設定が最初は生きているのに、あとになるとなんとなく弱くなっちゃう。
そして冒頭で驚いたという展開は2話で訪れるのですが、デートとしてカナエは自分の出た大学へ直記を連れて行くのです。
そこで紹介された恩師。
この恩師に付き添い寄り添うひとりの女性。
この恩師には病気があって作中で亡くなってしまうのです!
葬儀に訪れたカナエと直記ですが、直記はそこでその女性が本妻よりも本当のパートナーだった実質の妻である愛人だったことを知るのです。
こんなしんみりした終わりでいいのか?
ちょっと放り出された感が・・・一番最初の出会いとかすごくよかったのにな~
作者さん欲張りすぎちゃったんだろうか?
ま、それを打ち消すように描き下ろしで恩師達のように二人もコラボをという共同作業でつながろうという、ちょっとイイ話が出来上がっています。
なんとなく伝えたいことがわかるのに、全体が散漫になってしまったのが残念です。

『きみの手がつなぐもの』昔男に強姦されたとき救ってくれた刑事を探すべく警察に入った主人公が、配属された先でセクハラをする不遜な年上の刑事に出会うのですが、彼が探していた人物だったというお話

『おまえだけ、みてた』大学の陸上部に入った主人公が、憧れライバルとしていたインハイで成績を残す先輩は、男と関係していた!?
この先輩が怪我をして走れなくて、そこに漬け込んだ男に裏切られて傷ついたのを、後輩によって立ち直るというお話。

ごくごく普通の絵と展開にいきなりエロが結構エロい表現で描かれているので、ギャップがあったりします。
表題でもそうですが、訴えたいことはわかるのですが、進行が意外すぎて@@になってしまうのは、いいのか悪いのか・・・
あとまだ絵が不安定で、別人になるときがあります。
きっともっと訴えたい事をシンプルに表現できれば、もっとひきこまれると思います。
言いたいことはわかるのですがその表現方法は?
将来に期待を込めて、ギリ萌えです

4

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