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女性のように綺麗な顔の大学生優心は、先生に恋をしている。
ある日自由奔放な姉が突然現れ子供をしばらく預かってくれといってくる。いつ産んだのかもしらなかった子供。
父親候補はいるけど結婚はしていないという姉。
父親候補に話を通しているから
大丈夫とかいってくる・・
子供は天真爛漫なかわいい。男の子。
憧れの先生が姉から精子提供を頼まれたことがあるということを聞き・・・
ドタバタしてますが
以外とまとまっている作品でした。
お姉さんの自由奔放具合と先生たちの大学時代の関わりがもっと知りたかったなと思いました。
先生と優心カップルはくっついて良かったなぁと言うよりは
お騒がせだなぁという感じでした。
最後まで読み切ってから、もう一度最初から読み直すと
三好が結局どういう人なのか良く分かって面白いのです。
頭先行で物事を考える上に肩書も頭脳系がついてると、
人としてのココロが欠けてるわけでもないけどそれほど賢いわけでもないのに
理詰めに考えすぎて周りの理屈に合わない言動になり、そして
「ダメな人」
に意図せずしてなっちゃうんですよね。
恋愛感情のレベルは「好きだから追い詰める」という小学生並みの感情なのに、
そころなんとか理詰めに理解しようとして哲学勉強してやっぱりわからず、
結局美術科の専門外の学生に当たり前のことを論破されてる先生が微笑ましいです。
最近、子供登場の作品がお気に入り。
ゲイの優心が教授の三好に惚れて
どういう展開で落とされて(落として)いくのかと想像してましたが
なにやら姉の連れて来た甥っ子を挟んでの同居生活。
まさか甥っ子が三好の子供なんて?!
(結局、三好は父親ではありませんでしたが。)
イメージしてた三好と全く違って頭でっかちというか、なんというか…
最後の方まで読むと、ただの不器用というか、コミュニケーション不足というか
何となく性格がわかってくるのですが、それまでは嫌な男だなぁと(笑)
(でも、汚部屋とか人参嫌いとかチョッとしたところに可愛い部分もvv)
結局最後までラブラブ~(?)には至りませんでしたが、
不器用な三好だからしょうがないという事で(^^;)
まぁこの真面目すぎるところが三好の魅力??
どうせなら、その後からのお話が読みたい気分。
これからも、姉ちゃんと颯太に振り回されていくお話なのかなぁ。
今回は受様の甥っ子の父親候補の哲学科の教授と
攻様に一目惚れした美術課洋画専攻の大学生のお話です。
突然現れた甥っ子の父親疑惑を持つ攻様が
攻様に惚れてる受様を大切な存在と認めるまで。
美術を学ぶために大学に入学した受様ですが
入学早々校内で哲学科の教授に恋をします。
この教授が今回の攻様になります♪
攻様はクールな外見に違わず
慇懃無礼なサディストと評判な教授ですが
恋する受様には全てが素敵に映るのです。
受様は健気にも
攻様とちょっとでも接する機会を得るために
哲学の講義を受講しますが
ただでさえ課題が多くて大変だと評される講義は
難解過ぎて付いていくので精一杯です。
それでも攻様の講義に通う受様は
他の受講生とひとくくりで攻様の名字と掛けて
「M奴隷」と呼ばれておりました(笑)
そんなある日、
16も年が離れていて放浪癖のあり
受様には掴みどころのなさすぎる姉が
4才の甥っ子を連れて受様の元にやってきます。
しかも姉は何やら多忙らしく
甥っ子の父親候補とともに自分が返ってくるまで
面倒を見て欲しいと言うのです。
甥の可愛さにほだされた受様は
しばらくならと甥を預かる事にしますが
甥の父親候補とは
なんと攻様だったのです!
攻様と受様の姉は大学の同期ですが
付合っていた訳ではなく
精子の提供を頼まれたと言うのです!!
しかも子供は苦手と言いながら
社会的な信用も経済的な安定もない
受様に子供を任せられないと
自分が引取るとまで言い出すのですよ(笑)
自分が惚れた相手でも
子供が嫌いだと公言する男に
大事な甥を任せられないと頑張る受様ですが
講義や課題やバイトをこなしながらの生活では
子供の面倒をみきれるものではありません。
そんな受様と攻様の間に立った
攻様の友人で受様の姉も知る心理学の教授が
3人での生活を妥協案として提案するのです。
社会的責任が取れない受様と
人として子育てに向かない攻様なら
2人で協力するのが合理的!!と。
この共同生活で2人が築く関係とは?!
最近、
子供を鎹としての夫夫カプが流行りですが
本作も広い意味ではそんな疑似家族から
本当の家族になっていくお話です♪
海外暮らしが長くいい意味で放任な両親と
年が離れていて自由奔放に暮らす姉を持つ受様は
離れていても家族を大事にしていて
突然シングルマザーとなって帰国した姉に
4才だと言う甥っ子を押し付けられても
愛情を持って育てようとします。
一方、
甥の父親かもと言われた攻様は
子供が嫌いだと言いながらも
世話自体は拒んだりはしないのですよね(笑)
判りやすく意地っ張りな受様と
自分が正しいと曲げない攻様が
突然現れた甥っ子と
自分の息子かもしれない子供の存在を通して
相手の良さと自分の欠点を見つめ認めるまでが
お話の肝なのかなって思います。
冬乃さんのお話って
設定はけっこう良いと思うのですが
展開にムリクリな感じてしまうというか
最後はココに行くぞって感じで
脇キャラによる補足っていうか
囲い込が多いように感じて
気になっちゃうのですよね。
今回も
弟が姉の職業を知らないってあるのか?とか
甥っ子の父親は結局攻様だったのか?とか
ピンチになったら姉が登場、解説するってか?とか
突っ込みどころが多数ありまして
「中立」評価とさせて頂きした。
本作はフエア書店で購入すると
描下しペーパーが付きます。
通常版のほか店舗限定版も3種あるので
事前にチェックされると良いかもですよ♪
今回は冬乃さんの既刊から
『微熱の果実~バタフライ・スカイ~』を
おススメ作とします。