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ashita mo aishite kuremasuka
今天起可以爱我吗
なぜか、最初から先輩(受け様)視線で読んでいました。
先輩の笑顔が、ひょうひょうとしているように見せかけて、
遠慮の混じった、せつなそうな笑顔に見えて…
こちらを拝見してびっくりw
最初から「ワンコの本気愛の行方」って書いてあったんですね~。
後輩にしてみれば、本音が見えなかったり、からかわれたり…
たしかにワンコ攻めです。
でもでもでも!!! やっぱり、
後輩を溺愛しながら、それを表に出さないように、
後輩の愛をはぐらかすような、
先輩の ニカッ←笑顔 に、やられました~~~(*´∀`*)
作者さんの初コミック
リーマンもので2組のカプ(大学同級生つながり)の話で構成されています。
雑誌掲載順に載っているので、少しずつ絵も変化しているのが見て取れますし、こなれて行っているようなあとも見られます。
基本は明るく愉快なコメディで、そこに大人の事情とか切なさが乗って行っている感じの作品の作り方で、非常に読みやすいような気がします。
表題は、恋人関係の会社の後輩・長谷川と先輩の萱島の話。
萱島の持っているストラップが「好きな奴にもらった」という言葉と、以前会社にいた橋口という男との関係への疑惑を感じたとき、突然萱島から切り出された別れ。
萱島も会社をやめて橋口のいる会社へ移り離れ離れになってしまったのだが・・
この萱島の一見ひょうひょうとした天然さえも感じされる明るさの影に実は、と隠されていたトラウマ。
それを知った長谷川が必死になるお話。
この長谷川の必死なワンコは、お付き合いをはじめることになったエピソード『今日から愛してくれますか』でも見られて、最初の話で萱島のトラウマが語られていた分、
そっか!それでこういう過程で恋人になったんだね、というのが納得できる、逆順も、またありだな、と思った次第。
『どっちを愛してくれますか』では、萱島が姉から預かった犬が長谷川と張り合う話。
一途なワンコの長谷川もいいけど、その長谷川のまっすぐな愛に顔を赤くする年上の萱島がちょっとかわいいかも?
そして、もうひと組編『悪くない~』シリーズは、前の本編で長谷川が萱島との関係を疑った橋口の話となっております。
ここに登場するのは、大学時代一度だけ関係を持ってそのまま大学を辞めてから交流が途絶えた柳と再会する場面から始まります。
13年前、彼が大学をやめた理由・・・それは子供にありました。
再会したとき、すでに離婚して中学生の子供と二人暮らし。
それから、柳の家事能力の低さに家事を口実に家に行く日々が・・・という展開。
ここではいうもがな、13年間の彼等の一途な想いが秘められている点が切なさをまします。
しかし!
この柳が超天然!(笑)
こんな家事能力が低くてよく子育てできたよね、と驚愕ならば、子供がいないときしかエッチできないからとの結構な貪欲な面を見せる部分も驚愕でw
前半切なさ押しできた分、後半はコメディ色が強く出たような気がします。
基本ハッピーなのですね(っていうかバカップル?)
そして描き下ろしは、柳の切ない過去と、橋口と萱島の恋愛自慢争い。
これも見事に陰と陽の対比になってます。
顔とかは少し不安定な部分はあるのですが、身体の描き方がしっかりして、男を感じさせる好きな身体描写の作家さんかな?
切なさと楽しさのミックス具合はいい感じ(自分水準)だと思うので、今後も期待したいです♪
作家さん買いです。
「なんとかなる日々」であの雰囲気に
ハマっちゃいましたねー。
今回の攻めは、年下ワンコということで
私の大好物!!
話は2編ありました。
ドキドキワクワクしながら、ページをぺらり。
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◆◆ 明日も愛してくれますか ◆◆
とにかく大型ワンコ攻めリーマンの長谷川が
可愛くてたまらない物語でした。
ああ、年下ワンコ攻めってやっぱりたまらないなぁ…!
いいです!
ストーリーは、
リーマンの主人公・長谷川(攻め)は、
同じ会社の先輩・萱島(受け)と
付き合っていて、ベッドでイチャイチャしているところから
始まります。
ぬー、けしからん。もっとやれ。
ある日会社で萱島がゲイではないかという噂が
立ち始めます。
その日、萱島の家を訪れた長谷川。
そのまま一方的に、「退社するし、別れよう」と
別れ話をされてしまいます。
萱島一筋だった長谷川……。
ううっ、ここの場面は可哀想です。
そして萱島の大学からの友達で、萱島の同期の橋口と
偶然出会います。
橋口に萱島が会社を退社した理由が、
自分に変な噂が立たないため、犠牲になって
会社を辞めたことを知らされます。
大学の時、先輩とのゲイの噂でゴタゴタがあり、
恋愛に臆病になっていると、橋口に知らされる長谷川。
それを聞いてダッシュで萱島(受け)の家を訪れる長谷川(攻め)。
ワンコ頑張れ!(笑)
そして、仲直りしてハッピーエンド。
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◆◆ 過去編 その1 ◆◆
主人公の長谷川(攻め)が同じ会社の先輩・萱島(受け)を
どうやって口説き落としたかまでが描かれています。
最初は長谷川が必死に口説き落とそうと告白しますが
あえなく玉砕。萱島にフラレてしまいます。
その後、出張先で萱島(受け)が長谷川(攻め)に
気持ちがあることを確信した長谷川。
そのまま、お風呂エッチへ…。
年下ワンコの必死さが存分に現れていて、
堪能できた一話でした。
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◆◆ 過去編 その2 ◆◆
室内犬を預かることになる話です。
この室内犬が長谷川と萱島の仲を邪魔しまくります。
おお、ワンコvsワンコだ!
しかし、最後は大型ワンコの長谷川(攻め)の気持ちの勝ち。
ラブラブイチャイチャな一話でした。
ここで、「明日も愛してくれますか」は終了。
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◆◆ 悪くない待ちぼうけ ◆◆
大学時代、恋人同士だった主人公の橋口(攻め)と柳(受け)。
しかし、最後まで致すことなく、柳は、ふっつりと消息を絶ちます。
そして13年後……
電車内でバッタリ橋口と柳は再会します。
柳は14歳の娘を連れていました……。
そこで瞬時に橋口は、何故柳が消息を絶ったかを知ります。
柳には娘がいたんだ…と。
しかし、その娘は柳の本当の娘ではなく、
大学の先輩の子供を引き取ったと判明。
13年前の消息を絶つ日、
柳は実は、橋口にセックスを迫っていたのでした。
「一回でも橋口と関係を持てたら、それだけで生きていける」と。
ここは、切なかったですね。
柳の切々たる覚悟を思うと、呑気な橋口をぶっ叩きたくなります。
しかし、橋口の一途な思いを受け止め、
柳は泣きます。
そりゃあ、ずっとひとりで娘を育てて
大変だっただろうし、想い人の橋口と別れて辛かったでしょうよ…。
そしてそのままエッチシーンへ…。
娘を起こさないために、柳(受け)が
声を必死で我慢するところが、なんとも色っぽい。
13年越しのセックス。
二人共、願いがかなって良かったね。
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◆◆ 悪くない回り道 ◆◆
風邪ネタでした。
はじめは、橋口(攻め)が風邪を引きます。
柳が介抱しに来るんですが……家事がまるでダメな柳。
部屋をぐちゃぐちゃにするだけで
橋口から帰らされるはめに。
そして、次に風邪を引くのが柳。
お決まりですね♪
介抱するのですが、こんな日に限って娘が留守!
柳(受け)が熱があるのに、橋口(攻め)と
エッチシーンへもつれ込んじゃいます。
ああ、ここもお決まりだけど、嬉しい♪
そして翌朝余計風邪が酷くなる柳でした。
ああ、ここもお決まりだけど、お決まりだけど、
やっぱり嬉しいんだよなぁー♪
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もし表題作のように、
「明日も愛してくれますか?」と
問われたならば、
そりゃあ、お互いこう応えるでしょう。
「勿論!」
2組のカップルのお話が入ってます。
どちらも2話ずつ入ってて、
今の話と馴れ初めのお話が入ってます。
1組目はサラリーマン同士、先輩後輩のお話です。
相思相愛なんだけど、ちょっとした誤解で後輩の気持ちの中でモヤモヤが生まれちゃって、
過去のトラウマからそれをはっきりさせる前に身を引いてしまう先輩。
2人の馴れ初めも後輩がグイグイ来るんだけど、
先輩が過去のトラウマから踏み出す事が出来なくて。
この先輩の気持ち解る…こんな後輩みたいに素直に真っ直ぐいられたら
傷付いても楽しい毎日になるかもしれないのに
そうはいかないのよね〜と読んでました。
ちょっとそういう面で胸痛かった。
2組目は大学時代の友人。
過去に恋愛に発展しそうだったのに、
突然姿を消した友人に気持ちが残ったままで忘れなられない橋口。
しかしある日突然その相手、柳に再会する事が出来、恋人になり…という話。
橋口、良かったです。
長い年月を経た分、勢いだけじゃなくて包容力が大人で、
それが読んでてあったかかったです。
お話は特に刺激がある訳でなく、
物凄く微笑ましいという訳でもなく、
さらさらと読めました。
絵は、ひとそれぞれの好み。
私はあまり好みではありませんでした。