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citron
「泣けるBL」に載った『期限切れの初恋』のコミカライズが始まりました。
キャッスルマンゴーと違い、一度原作小説という形で発表されたもののコミカライズになりますので、その世界観の表現にはかなり注目してしまいます。
特別美形というのでもなく、ごくごく普通のキャラクターは糸井のぞさんの画風にはとてもよく合っていると思います。
この作家さんも、とても雰囲気のある作品を書かれる方なので、木原作品の登場人物の表現がまた絵として、より良く見せてくれるんではないかと期待します。
さて、第一回の掲載は、ごくごく導入部分です。
大学時代の宇野と村上の接点を、村上に対する関心を回想の形ではさみ、現在宇野がどんな生活をしているのかといった場面。
そして同級生の結婚式の案内状が来たところで終わっていました。
宇野が地味で平凡で、それがよく出ていました。
これを読むにあたって、また小説のほうを引っ張り出す作業はやめました。
新な気持ちで、原作というのを忘れて糸井のぞの漫画として見ていきたいと思います。
このお二方のインタビューが各1Pづつ載っていましたが、ラブラブ後日談は予定されているとかいないとか・・・
木原さんのインタビューはリブレ系作品の番宣になっていて、なんだかイマイチ手抜きだな~と思わざる得ないかも(編集の怠慢)
citronの最近のインタビューの特集は本当にイマイチが多いです。(最初の頃のような意気込みがない)
以下、自分的注目作品のみ
◆西田東さん『まだ愛が足りない』最終回
井上部長を挑発して抱いてもらう念願が叶った北原ですが、同時に失恋していました。
会社をやめて井上を諦めようとしていた矢先、別れた妻子と食事している風景を見て、綺麗な思い出にしておけなくなった北原は、井上を呼び出すのです。
やっぱり、あいだがあいたりした連載だっただけに単行本になってまとまった姿を見たいと思います。
ラストが本物のオヤジ×オヤジという彼等の数年後になっていて思わず喜んだ♪
◆桃山なおこ『昨日とは違う空』
前作と違い明るタッチに驚いた新連載は、出会って好きになった人が、世話になった人を好きかもしれないと、三角関係か、はたまた不毛の恋なのか、という臭いをかもしながらの第二回。
この千博に関わるな!と釘を指す男が登場してきて、波乱の展開の予想です♪
◆ヤマヲミ『ひみつの童貞君』
オカ×スギが新連載です♪
正直、掲載作品が平準化してきていて単行本にならないと雑誌としての面白みが少なくなってきているこのcitoron(個人的感想)において、ヤマヲミ作品は本当に癒しというか萌えというか光です!!
オカを10年も焦らした負い目から、オカの求めについつい答えてしまうスギはとうとう仕事に支障をきたすように・・・
さて、一体どうなる!?
◆三角社ぴえ『まよなかにあまいかおり』
個人的プッシュ作家さん、かなりサブカルで個性的ですが、だからこそこの本の中で異彩を放っていていいのです。
誰ひとり血の繋がらない兄弟5人が暮らす家で、次男と三男は血が繋がらないけど同じ母親の義兄弟でいつも一緒でべったりのブラコン三男。
そんな大家族の中で、あまいかおりを放つのは、何も真夜中に焼くホットケーキのせいだけではないという、、、
寡黙すぎる、整った顔風のジャイアンといった風貌の三男がツボ!?
あと、連載で気になるのは、美大の生徒と先生を描く峰嶋なわこさん、バイト先の先輩に気持ちが募る後輩を描く市川けいさん、幼馴染のために女装する男子を描いたKUJIRAさん、先生と生徒の歪んだ関係と執着を描く名取いさとさん。
新しく時代物で連載が始まったのが吹屋フロさん初登場!
ある剣豪の元に弟子入りしてきた青年、本当はこの剣豪への仇討ちのために潜入したのだが・・・
時代モノなのに、現代調の絵で展開されるのでなじみやすいと思います。
雑誌として、あまりに蛋白な感じがするので、話題性を狙って木原作品コミカライズを入れてきてはいるが、一冊の評価としてはすみません、、、中立で。