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期待の新星、初の単行本にして“失恋男×アラブ”の真剣愛!!
hana ni umorete
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
そして彼は風になった と表題作が特に素敵でした。
「そして」は、読み終える2ページ前ぐらいから号泣。そういうこと??????????という衝撃が大きすぎ、その作品を読み終えた瞬間にページくってもう一回読み直しました。
人に勧めても全然恥ずかしくない!これいい!って思ったコミックって久しぶり。
人が人を想う気持ちって、強くて、本当に何でもできると思いたい。
一人でも多くの人がそう思えるようになると、きっともう少し世の中にいいことが多く起こるようになる気がする。
そういうことを伝える一つの手段として、漫画やこういう作品が広まればいいなあ。
表題作も好き。自分の運命というか進むべき道をちゃんとわきまえた人って格好いい!受け、凛々しすぎ。
そういう人を支える一人になれるのが超羨ましい。
私もなりたい。。。(補佐役好き)
久しぶりに当たった!!と思えた初読み作家さんでした!
(ちるちるさんの記事からたどってこの作品にいったんです、教えてくださってありがとう!!)
全5作品はいってたんですが
久しぶりにどのストーリーもお気に入りな内容です。
でも特に気に入ったのは「そして彼は風になった」
とにかく奇跡、奇跡のストーリーで、
最後まで読むと出だしの事故現場の意味が解って思いっきり泣いてしまった。
がん患者の緩和ケア専門の医師・涼谷が向かった先は
日本画界の巨匠といわれる六海先生のお宅。
ただでさえ出不精なのに癌の告知をされてからますます家にこもるように。
通ううちに、六海にもう一度筆を取りたいと思わせるようになった涼谷。
最後の絵に涼谷を描きたいと頑張ったもののやはり時間は待ってくれず…
ここからですよ、とても悲しい奇跡が起きたのは!!
意味深な言葉を残して六海の前から消えた涼谷。
その死体が見つかったのは崖の下で、死後2週間は経っている。
だけど六海の前には涼谷がいたはずで…
そして何よりの奇跡は六海を苦しめてた癌が跡形もなく消えていたこと。
そして涼谷の身体にかなり進行した癌があったこと。
すべては涼谷が起こした奇跡?!
本当は最初から幽霊のまま六海の前に現れたのか?
いろんな解釈ができますが涼谷が生きる力を六海に与えてあげれたのは事実です。
もうとにかく悲しいストーリーだったです。
私がトピ立てした「ちるちるのランキング圏外だけど、心の琴線に触れた作品を教えてください」
http://www.chil-chil.net/answerList/question_id/4967/#IndexNews
で教えていただいたのがこちらの一冊。「この中の【そして彼は風になった】をオススメしたいです」とコメントをいただきました。
できればレビューを読まずに・・・とのことでしたので、事前情報を何も得ずに読んでみることにしました。
まずこの本のタイトル「花に埋もれて」が素敵。それだけでとても期待が膨らみました。
このタイトルから勝手に宝井理人さんの「花のみやこで」みたいな繊細系な表紙をイメージしていたんですよね。
だから入手した際、思っていたよりも青年漫画タッチに少々戸惑いました。
(同作家さんの「君と恋に落ちてなければ」は既読ですが、この「花に埋もれて」はデビューコミックスなんですね!これでこの完成度!)
お勧めして頂かなければ絶対に手にする機会もありませんでした。お勧めいただいて本当にありがとうございます。
さて【そして彼は風になった】
この名前からして琴線にビンビンきてて、とっても期待が高まる半分、怖さ半分。
なぜ怖いかと言うと、教えてくださいの条件に地雷として「カップルのどちらかが先に逝く」を挙げていたんです。
教えて頂いた際、「最後の地雷に少しあてはまるので投稿を迷ったのですが、多分大丈夫だと思います。」とコメント頂いていたんですが、タイトルから想像する私のイメージは歌の「千の風になって」。
「私のお墓の前で 泣かないでください
そこに私はいません 眠ってなんかいません」
っていう歌詞のアレです。
お話の最後はどっちかが墓参りなんかしてて、すると風が吹いて君をいつまでも見守ってるよ・・・みたいなヤツかなぁ、それだと滅茶苦茶泣いちゃう展開だなぁ。。。とビビっていたんですけど、そういう展開ではありませんでした!
もちろん泣いちゃう話なんだけど、ただ悲しみの底に浸って絶望的に泣く系ではなく、確かに切なくて死が絡んでいるお話なんだけど読後感は不思議と悪くない・・という。
はぁ素晴らしい。
このお話は読めて良かったです。文句なしの神!です。教えてくださってありがとうございました。
他の作品も心のやり取りが丁寧に描かれていて満足できました。
表題作の【花に埋もれて】はアラブの王子が登場するお話で、私にとって初アラブ。
アラブ系=傲慢かつ執着が酷い攻めの典型みたいなイメージを勝手に持っていたんですが、そういう傲慢さはなく権力はもちろんあるけれど、ただの一人の人間として描かれているのが良かったです。ただ人物描写がアラブ系には見えませんでしたが・・・。
アラブは、個人的にはかなり苦手な鬼畜攻めが多いので、アラブ受けってないのかなあとずっと探しておりました。
出会えました!
アラブ受けは展開が強引な気もしますが、トラブルで帰国出来なかった失恋日本男×アラブの王子様。
受の穏やかな雰囲気がたまりません。
結末もほんわか出来て、これは購入してよかったです!
他の収録作のどれも素敵ですが、一番好きなのは日本画家の話でした。
もう第一頁でネタばれされてますね。
読み返して、泣けます。
本の帯「期待の新星、初の単行本にして、失恋男×アラブ の真剣愛」
アラブは避けて通る方の人ですが、表紙の絵からして、これは普通と違うんではないか?それに、アラブ受けだし♪ということで、手に取りました。
この本、実に味わい深く、読み終わった後にじんわりと心に染み込んできて、ちょっと切ないけど暖かさにあふれるいい話だな~vと思えて、すでにリピートしてます♪
表題は、帯のとおりですw
付き合っていた男が実は結婚していて、騙された!?
失恋した男・アヤノは会社もやめて地球の裏側のアラブの国へ傷心旅行へ来ていたのですが、空港のストライキに会い足止めを喰らう。
そこに偶然居合わせたその国の第二王子・サーファリックに、日本語の教師にスカウトされ、彼の住む離宮へやってくることとなるのです。
このアヤノ、実に傲慢不遜な男で、相手が王子と知ってもへりくだりもしなければ、日本語を教える態度も厳しい。
だけど、家族思いで、自分がゲイであることを認めてくれている母親への連絡を怠らない。
王子は何だかアヤノといるのがとっても楽しそう。
王子だからという不遜な態度がまったくなくて、まるで天然ワンコのような素直さ。
アラブお約束の王位継承をめぐる不穏な事件もあったりするのですが、前向きな王子にほだされる形のアヤノの姿があります。
話の展開としては、わりとあるパターンの進行なのかもしれないのですが、アヤノのキャラクターが魅力的でした。
写メを撮って母親に送るとか、愛情深い人だということがわかるエピソードがなかなかに効いている気がします。
大体、好きだった人に裏切られて、、、という辺りからして情の深い人なんでしょうね。
エピローグではその後の二人が。
日本語教師から王子専属の特別執務官に!?
王子の夢も叶い、それを支えるアヤノという、公私を共にする理想の姿なのかもしれませんね。
いつかアヤノのお母さんと対面した話がみたいな~♪
カバー下には王子の父親とお兄さんが!わらた・・・
「みつめていたい」
体格もよく、目力が強い(?)ことから怖がられて友人ができなくて、それがコンプレックスの新入生。
上級生に絡まれているところを助けてくれた保険医が好きになるお話なんですが、この高校生がちょっと切ない。
だけど、絵的に目が怖いという部分が全く感じられなかったので、そこがちょっと惜しい!
「硝子の向こうに」
文武両道・眉目秀麗な(!?)同級生が気になって好きな十萌。
彼の夢はバーテンダーになること。伯父のゲイバーで修行をさせてもらっているのですが、そこにその同級生が客として現れ、十萌にキスを仕掛ける。
両思いだったんだよ、っていう話なんですが、ラスト・・・伯父さんの「あけたら掘る」の脅し文句が爆笑でしたw
「ラブリーvラブソングを君に」
人気歌手・深人の家事代行にやってきた蔵田。
深人はとても人懐こく、蔵田が来ると嬉しそうなのだが、蔵田には元売りをしていたという過去があり、その元顧客から嫌がらせが始まるのだが・・・
過去なんか関係ないよ、というポジティブネガティブのお話でした。
「そして彼は風になった」
画家がガンを宣告されて、そのケアに訪れた医師は・・・
これはね、とっても切ないです。最初からなんとなく予感させる始まりなんですが。
ネタバレなしで!
ここまでしてこだわる思いは一体?
ちょっぴり悲しいですが、それでも心があったかくなる方が大きいかな?
割と、ストーリーテラー系の作品を描かれる作家さんかな?という印象でした。
心を大事にしているというか。
だからちょっぴり切ないんだけど、それにも勝る大きなものがあとに待っているよ、と
おとぎ話めいた展開なのかもしれませんが、居心地は非常によかったです。
まあ、十中八九、王子様が受けかとは思うのですが、リバ好きとしてはどっちもアリかな。
って言うか、むしろこの二人、挿入を伴うようなセックスをしているようには見えないのだが、、、。
それは、他の作品にも言えて、どのお話も、ちゃんと男同士で恋愛感情を認識しているのは明らかで、紛れもないBLなのだけれど、なんだか挿入を伴うようなセックスをするようになるとは思えない。
たとえば、「硝子の向こうに」は、どうやらカキっこまではしたみたいだけど、その先のハードルが高そう。
「みつめていたい」はプラトニックな片思いのままだろうし、
「ラブリー~」は受け×受け、
「そして彼は~」に至っては・・・。
でも、ストーリー展開はおもしろいし、無理にエロシーンをいれたりしなくても、この路線でいいのだと思う。
だから、ハードなエロじゃなくて、ほっこりする恋愛物を読みたいのって方には、とってもおすすめ。
初読み作家さんです。
表紙の天真爛漫そうな笑顔だけでハッピーになれそうだとずっと気になっていた作品です。
裏表紙にも続くとても細かく、綺麗なカラーイラストです。
どちらかというとこの天真爛漫さは表題作より『ラブリー♥ラブソングを君に』の主人公に当てはまるなという印象でしたが、表紙の2人のお話も素敵でした。
2010~2012年に発表された5つの短編が収録されていますが、アラブ、先生と生徒、同級生同士、医者と患者、芸能人と家政夫とシチューエーションはバラエティ豊かです。
どの作品もH度は少なめ(あるいは全くなし)でストーリーで読ませる作品です。
特に好きだったのはちょっとファンタジーな『そして彼は風になった』、天真爛漫な主人公が印象的な『ラブリー♥ラブソングを君に』、そして言葉遣いが余り良くなくて強気な日本人と優しいアラブの王子様のお話の表題作でした。
特に『そして彼は風になった』は切ないのに暖かみを感じる作品でした。
読後にも色々想像させてくれる作品で、医者の涼谷君が面識のない六海にした事を考えると、六海の作品集を見た時に余程感銘を受けたんだろうなと思ってみたり。
爽やかそうな外見の下に結構強い執着心を秘めていたキャラなのでは?と思いました。
とっても温かくて優しい素敵な短編集でした。
全てのお話が優しさであふれています。
筋先生にしてはHもほとんどなしですが、
ストーリーの素晴らしさで勝負しているという感じです。
【みつめていたい】
目つきが悪く絡まれやすい高校生と優しい保健医の話です。
先生の優しさに触れ、後ろ向きだった心が解けていく様子がとてもよかった。
恋の始まりを予感させるーーそんな可愛いピュアラブです^^
【硝子の向こうに】
文武両道・眉目秀麗なクラスメイト・咲のファンである十萌。
遠い存在だと思っていた彼は、
十萌と同じように恋に悩む普通の高校生でした。
ゲイの咲とノンケの十萌の純愛ですが、
高校生同士なのにこの作品だけガッツリHしてます^^;
【ラブリーラブソングを君に】
Jポップの若き帝王とハウスキーパーの秘密の恋です。
歌手の祝がとても可愛くて天真爛漫!
ハウスキーパーの蔵田とは過去に出会っていてーー…
こちらも優しくて一途なお話で、とても好きな二人でした^^
蔵田の会社の女社長がカッコ良かったです!
【そして彼は風になった】
絵画の巨匠と緩和ケア医師との心の交流を描いた奇跡のストーリーです。
こちらだけファンタジー作品となっております。
末期癌の画家・六海のケアに訪れた医師の涼谷は、
疼痛緩和だけでなく六海の心も癒していきます。
もう一度筆を取った六海でしたが、
身体はすでにボロボロてーー…
優しい医師が起こす奇跡のラストに号泣です。
絶対にネタバレなしで読んでください!
【花に埋もれて】
こちらが表題作です^^;
異国の王子とゲイの日本人の身分違いの恋ですが、
特段障害があるわけではありません。
相手はアラブ系の王子なのに(笑)エロはなし!
むしろ潔き‼︎
こういうストーリーも悪くないと思いました。
五作とも素晴らしかったです。
どなたかに短編集を勧めるとしたら、
真っ先に頭に浮かぶ一冊かもしれません。
もっとたくさんの方に手に取っていただきたいです!
ラブストーリー5話
アラビアンな表紙に誘われて読みました。でもアラブの話は1話だけです。千夜一夜物語のような、なんとも浮遊感がある4話。耽美風。
「みつめていたい」
眼力と体格が災いして、喧嘩に巻き込まれる早苗。保健室の担当教師に片思い。
「硝子の向こうに」
同級生の咲隼人に片思いの十萌、暴漢に襲われたところを助けてもらって、両想いに。
「ラブリー ラブソングを君に」
超人気のタレント、祝深人の汚部屋掃除を依頼された蔵田。歌うこと以外全部ダメの深人は、10年前、路上で蔵田に助けてもらった恩を返したかった。
「そして彼は風になった」
腐敗が進んだ遺体の検察と、遺留品発見の場面から六海の回想へ。
画家の六海は癌、余命2カ月。涼谷医師が往診に通い始めて、六海が「風を描きたい」と作業に入る。ある日、往診に来た涼谷医師は怪我をしていた、「いつも見守っていますからね。あなたの傍にいたかったです」と消える。二週間後、涼谷の遺体と自転車が見つかる。
★この作品は、遠野物語によく似た話が有ったような。涼谷医師の今際の際の「遂げたい想い」、妻子よりも気になる人が涼谷医師にあった事は、六海だけが知って居る。涼谷医師の秘密の恋慕。耽美って、こういう話かなーと。
「花に埋もれて」
空港で王子から突然「日本語を教えて欲しい」と雇用された綾乃帝。綾乃はゲイ。王子たちを狙った毒殺計画を、綾乃は未然に防ぐ。
弾けるような満面の笑み、つまり( ̄▽ ̄)顔の表紙に非常に弱い私。
この表紙も「この絵をポスターでほしいな」って思うくらい。
まぁ、その分ハードルが上がって話は普通、に思っちゃったのですが。
ハードル上げすぎなんですよね自分ね。
ガンに侵された日本画家が復活するストーリーといい
失恋した男がアラブの王子に好かれちゃったり・・・
単にそうなればいいな、というご都合話に非常に近いようでちょっと違う所がただの凡百ではないなって感じがします。
そして取ってつけたようなエッチがないのが逆にいいのではないかと思います。
あんまりこの話の登場人物って男性的な性欲が薄そうなんですよね。
凡百ではないと思うのですが、どこがいいかをなんというか説明しがたいので、
まずは萌え、で。時間あるときに何度も読むと面白くなりそうです。