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hatsukoi no ori
メインである喜春も出てきますが、前半は喜春のセフレ?世話役の一人、滝田と、
喜春が経営しているバーのマスター、オカマキャラの将馬です。
おそらく、総キャラの中で一番描き分けがむずかしいのは将馬でしょう。
といいますのも、オネエキャラでもありながら、男らしい包容力もあり、
かつ、女王様かとおもえば甘えたで、非常に複雑な人。
一方の滝田は高杉組長の懐刀的な存在、飄々としていて、不思議な魅力のあるオヤジです。
なんだか、破れ鍋に綴じ蓋みたいなカップルですが、
意外としっくりくる!
大人のカップルって感じ。このシリーズの中では比較的マトモwなカップル。
さて、もう一方のカップルは、高杉家の二男坊、匡虎と、喜春の番犬・倫の2人に
愛される喜春ちゃん。
喜春ちゃんモノの中ではこちらの御本が一番イタくない系でしょう。
どちらかというと倫と喜春がメイン。
玉こんにゃくを詰め込まれて、浴衣でお出かけ!!!!
という衝撃的なエピソードがありますが、案外さらっと。。。
なーんだ、にゅるにゅる出しちゃうのかと思ってたのにw
シリーズ2冊めはなんとなく1冊めに比べるとコミカルなイメージが。
そしてなんか甘いようなw
滝田と翔馬のカップルが最初に載ってて、え、滝田、翔馬くんと!?ってびっくりしたのが正直なところ。
でも、とてもお似合い。
喜春と倫の話も多くて嬉しい限り。
喜春と倫の高校生時代が垣間見られて(・∀・)ニヤニヤ
この時に喜春の持ち物盗んでたんだよね、倫w
つか倫って相当ヤバい人だよね、いろんな意味で。
喜春のそばにいられるようになって良かった良かった。
そうでなかったら、完璧ストーカーになってたよね…。
あと、匡虎のお兄ちゃんと弟ももう少し見てみたかったー。
弟の凌翔とか高校生の時、喜春を膝の上に座らせてるんだもんー(*´Д`)
倫もびっくりしてたよね、あの時はw
ああ、すいません。倫が好きすぎてレビューにも感想にさえなってない…
(追記)読み返してたら喜春にめろめろの匡虎が可笑しくて可愛く見えてくる不思議w
喜春の天然ぷっりはなんか前作から拍車がかかってるような(w
こちらの帯の煽り文句「2本で犯す挿入愛!!」これは割とまっとうです。
内容から逸脱していない誇張でもない、珍しく正当な文句でしたw
しかし裏返すと・・・「愛するアナタの穴を壊れるまで犯したい」あながち間違ってはないが、これ、裏向けづらいよね(汗)
ということで、春日さんの昨年発売の【色恋沙汰】の続編とスピンオフが詰まった一冊です。
最初に見て思ったのは、春日さんの絵が劣化してる!?ということ。
元々表情の薄い表現をされる作家さんだな、という印象なんですが、それが人形ぽくて、この例えが正しいかどうかARUKUさんぽい絵になってる部分がチラホラ。。。
結構暗めの絵で描き込みが細かいのは変わらないのですが、人物がね。
そして、この作家さんの特徴として、受けちゃんが結構ひどい目にあってるんですが、あっけらかんとしているので、痛さを感じないということです。
結構、強いんだよね。
コミカル展開なのに、コミカルに見えないというのも特徴か?
慣れない方にはとっつきにくいかもしれませんが、はまると結構これもいいもので♪
前作の時、主人公がオーナーをしているバーの店長をしている将馬、一体彼にはどんな彼氏が?とレビューした記憶があるのですが、いよいよ登場♪
う~ん、やっぱりそうだったか。な、高杉組の構成員でした。
この相手の男・滝田、一見ヘタレでヤクザなのに手をぬいているというか弱っちい登場の仕方をします。
敵対する組の者に追いかけられ倒されたところ、新品のブーツを汚されたと怒って撃退してしまったのがそこに居合わせた将馬。
滝田が将馬のおねぇ言葉の割に男っぽい実とか見て口説き続けるんだけど、彼が家族のトラブルに巻き込まれたところにやってきて関係ができるという出会いから、
実は滝田、のらりくらりとしながら、本気出すとちゃんと強くてしっかりしてるというオンオフの使い分けをする優秀な男ということがわかります。
結構、いい感じのカプに出来上がってましたよ♪
そしてメインカプの話に移ります。
高杉組の組長を叔父に持ち、父親に虐待されていたところ保護されて、溺愛されてきた喜春。
(彼の詳しい過去は、前作を見るとわかりますが、本誌の中にPROFILEもあるので参照)
彼のドMの性癖を満足させるのは、従兄弟の匡虎と、激しい執着を見せていたお世話係りの倫。
この奇妙な三角関係でこの喜春は出来上がっています。
『淫らに甘えて』はまずそれぞれとの話。
最初は倫と夏祭りに浴衣で行くのですが、こんにゃくが嫌いで隠した喜春にお仕置きで挿入したままお祭りへ♪というお話。
後半が匡虎との話で、彼には喜春が甘えてくれないのがちょっと不満。
喜春と食事した後、バイトに行ってくるーと弁護士の元へ向かったのでそこへ行くと、女装でSをさせられていて(笑)ということで女装エッチなだれ込みの巻です。
表題は、倫視点で彼が高校の頃から喜春が気になっていた、そして彼の傍に行くためにしたこと、、、という執着エピソードを盛り込んで3Pです。
描き下ろしは喜春の天然炸裂ものです。
不思議ちゃんキャラクターの喜春、本当はいろんな意味で怖いんだよwww
色恋沙汰シリーズ2冊目。
前半は喜春が経営するバーの美人店長〔将馬〕と、前作「色恋沙汰」で喜春の性欲処理のお相手をしていた高杉組の構成員〔滝田〕のお話で、後半はメインカプ(匡虎・倫×喜春)の読み切りエロ短編。
『痴情の男』『痴情の恋人』
滝田×将馬
1話目は滝田→将馬の一目惚れから始まる二人の馴れ初め話。
滝田はパッと見は飄々としていて人生を手抜きで生きてる感じなんだけど、キレるとちゃんと強いいかにもな任侠ヤクザで、そこが良い。
将馬はツンデレ女王様タイプ。
滝田ってば将馬の危機に必ず駆けつけるんですよね(๑´ڡ`๑)
2話目は将馬の家族の話で、なかなかヘビーな内容です。
『淫らに甘えて Act.1』
倫×喜春
お祭りで、浴衣で、お尻に玉こんにゃく詰められて、夜の神社で青姦です。
倫の変態っぷりが露わになる1編。
『淫らに甘えて Act.2』
匡虎×喜春
喜春が馴染みの弁護士先生(変態)にフリフリのロリ服着せられて、先生のお茶のお相手をするというアホなバイトをしていることに匡虎が気付いてお仕置きする話。
…だけどドMの喜春はグズグズに悦んでるから、お仕置きじゃなくてただのラブラブエッチですな。
匡虎のメロメロっぷりが露わになる1編。
『初恋の檻』
匡虎・倫×喜春
表題作だけど短編です。
倫が喜春に惚れたいきさつと、喜春の本性がちょい垣間見れる二人の高校時代のエピソードが倫の回想で語られつつ……急展開な3P突入。なかなかに唐突(笑)さすがピアスだ。。
もちろんエロエロ。二人に攻められて、喜春の潮吹きが止まらなくなって、変態の倫が嬉しそうにびしょ濡れになってたり。
匡虎って喜春の性癖だけじゃなくて、倫の性癖満たすのにも協力してる感があるんだけど、やっぱ根っからの面倒見のいいお兄ちゃん的存在?
『喜春ちゃんのケモノ道』
3ページのおまけマンガ。