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shotasen
今回の推薦帯は、魔夜峰央先生ご推薦です!(前回はヤマジュンだった)
ヤンキー高校生を更生させるためにショタな先生が立ち上がる(あながち間違いではない)から始まった『しょたせん』
ショタな先生と、ショタ専になってしまった不良をかけあわせて「しょたせん」
この二人の妙ちきりんな腐れ展開と、周囲及び主人公の壮大なエロい妄想により次々と市内の不良を倒していくという愉快痛快な第一巻だったのですが・・・
少年漫画のギャグ漫画によくある、一応基本設定は押さえてあるものの、どこかねじれて異次元空間へ放り出されたような展開になっていってしまうという道をこの2巻はたどってしまったような気がする。
それが非常に残念で仕方ない。
元々、登場人物の名前の設定からキャラクターも、どっかで見たようなモノや名前の盛大なるパクリ(まるで某中国のアレみたいなw)が基本にあるので、それは相変わらずいや、パワーアップしてるか?
西尾が汐田先生が好きですぐフル勃起してしまうばかりが前に出て、当の先生は何か教祖様なのか供物の羊なのか、無垢な天使なのか?イマイチ存在が薄いのが残念で仕方ない。
とにかく妄想の世界であんなこと、こんなことされまくってますが、お飾り的要素が強くなってしまって、もうちょっとあの先生の天然ぶりが生きるお笑い展開にしてほしいな~と。
今のままだと、ただの下品な下ネタばかりのただの西尾の妄想劇場になってしまって面白みがワンパターンだ。
今回は、ラグビー部に不良が助っ人に入る「スクール○ォーズ」ネタ
ヒーローバディを装う「Tige●&Bu○ny」ネタ
他に喧嘩なのに四十八手
相変わらずベタであるけれど、着眼点はいいけれど、どうにも・・・
ヒーローなんかね、どんだけ田亀先生にリスペクトされてるんだか!?あのPRIDEのドSの教授まんまやん!!(知ってる人でないとわからない)
ラグビーネタなんか、杉○かおるですか?怖すぎますwww(つのだじろう風)
一応、バカ展開しながらも、この巻のラストは今まで妄想で済んできたはずの西尾が、先生とホテルに入って、とうとうやってしまったのか!?
先生は「もう、西尾ったら~」などと紛らわしい過激発言をあのかわいい顔で言ってのけていたが、果たして?
みたいなところで終わってはいる。
西尾は先生にエロ妄想はするけど、案外に純真な心だったり・・・するわけないが(爆)
エロ漫画でもない、BLをおちょくってるわけでもない、一応、馬鹿だけどちょっとその路線はあるんですよ。
果たして3巻はどうやっていくのか?
見守っちゃうんだろうなwww
1巻より更にBL色皆無の2巻。
もともとショタ・ホモ自体をネタにしたようなギャグ漫画なわけで、
「萌え」などというコンセプトのもとには作られてはいないのですが、
2巻からはオタクネタに拍車がかかっていて、濃い~です!
もはやギャグ漫画というよりアンソロ入ってる?というくらい。
スクールウォーズ・タイバニネタからのウラシマンって誰が分かるんだYO!!?
サモハンキンポーは一体誰に向かって描いたネタなんだろう(笑)
他にも色々入っています。
元ネタを知っている人なら面白いかもしれません。
しかし、こんなに他の漫画のネタを盛りだくさんにすると、
ギャグ漫画としては失速した感じが否めません。
BLとして読むにも無理だし、
どういう読み方をするかによって大きく評価が分かれそうだと思いました。