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おいしい“モエ"をモグモグしたいのだ!
fudanshi kakumei
ボーイズラブを主食にする腐男子と言う存在。
その実像は常にネタ扱いと言う霧に包まれ、
そして何時の間にか誤解と錯覚を上書きされて
やがて当人達もその中に堕ちていってしまうとか
しまわないとか。
……なんて展開はこの本の中には一切ございません。
腐男子化した妖精に翻弄されて腐男子として
染め上げられてしまう一般男子の日常がコミカルに
描かれているだけです。
この本、表紙だけを見るとフワフワしたイメージ優先の
ファンタジーかと錯覚されそうですがさにあらず。
今現在の作り手の意識環境を反映した或る種の教科書の
様な側面もあります。
そういう点では神評価に値するかな、と。
私にとっては、まさしく趣味じゃない1冊でした。
ギャグ漫画なんですが、その笑いどころがほとんど二次創作関係のあるあるネタなんです。
二次創作のイベント好きな人には通じるし、面白いのかもしれませんが、私には全く分かりませんでした。
イベントの挨拶とか、初物同人誌とか、よく分かりません。
更に、事情のよく分からない私にはキャラの見分けもつかず誰が誰だか…というシーンも。
商業で出版するんだから、商業も少しは絡めてくれたら印象違ってたかもしれません。
少なくとも、二次創作のイベントに行ったことのない方には私はオススメできません。