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冷血やり手リーマン×天然系弁護士のワケアリの恋!!
uso nochi honne tokoro ni yori koi
4歳年の離れた幼なじみとの再会から始まる半ストーカー気味の恋愛でした。
幼い時からぼんやりで、危なっかしくて悪ガキに絡まれたりしてた受け様ですが
4歳年上の攻め様にいつも守ってもらっていたのです。
お兄ちゃんと弟みたいな感じで微笑ましいのですが、そんなある日攻め様の家が
夜逃げをしてしまう事態になるのです。
名家で会社経営もしていた攻め様の家が倒産して家族が行くへ知れずになってしまう。
幼い受け様は自分を守ってくれた攻め様を探す事も助け出す事も出来ない事を嘆く。
そして受け様は幼い時に、攻め様から言われた弁護士への道を歩き出している。
受け様にとって攻め様は自分を守ってくれる正義の味方だったんですよね。
攻め様に言われた事が切っ掛けで弁護士になり、今度は自分が守ってあげると
心に誓っていたような受け様は契約会社で女性と揉めている攻め様と再会する。
しかし攻め様は人違いだと・・・そこから受け様の半ストーカーのような行動スタート。
内容はシリアスだったり過去のこだわりを題材にしているんだけど、
受け様の天然な様子が暗さを感じさせないし、ぼやっとしてるかと思えば
攻め様を守る為にかなり男前な行動を起こして攻め様を守ろうとするんです。
攻め様は弟のように可愛がって守っていた受け様との再会でかなり動揺してしまう。
受け様にとっての正義の味方だった自分は復讐を誓い目的の為に手段を択ばない
人間になってしまったことで、頑なに受け様と係ろうとしないのです。
天然系の弁護士受け様とツンデレで意地っ張りな攻め様との再会ラブは波瀾が一杯です。
一貫して働く男性、リーマン、スーツなどを描かれている作者さんです。
今回は幼馴染再会モノで、酷い男のリーマン×天然風味弁護士という組み合わせ。
一見再会モノのあれやこれやで進めながら、実はそこには復讐という黒い部分が隠されており、というシリアスなのですが、
弁護士がひょうひょうとした諦めない天然設定であるために、緩衝材の役割をなしてソフトになっています。
多分、ものすごくシリアスにしようと思えばできるところ、そういった軽さを持ってきていて、そのバランスが実はちょっと微妙~なところではあります。
しかしハッピーエンドに向けての展開はお約束ですから、こういった解決方法しかないかな~と、いうちょっと残念感もあるのですが、でも、またこの作家さんの違った一面が見られて、悪くはなかったと思えたのでギリ萌え評価にさせてもらいました。
弁護士の文がクライアントの契約担当弁護士になり出向いた先で、昔慕っていて、ある日突然姿を消した年上の幼馴染・月島と再会します。
彼は、契約は横取りする、女性社員は騙してコマすは、酷い男となっていたのです。
文は昔彼に守ってもらっていて、いつか彼を守りたいと弁護士になった人です。
その日からストーカーのように月島につきまとい、住居も月島の部屋の上の階に越すという執着ぶり。
そして、月島は実は昔ある企業の息子で、その会社が倒産させられて夜逃げしたという、その過去から復讐の時を狙っていたのです。
それを知った文は今度こそ自分が月島を守る番だと、、、
実に月島が酷い男に描かれています。
あれじゃぁ恨まれても仕方ない・・・しかしその理由が明らかになってもやっぱり長年そうやって恨みを抱いて生きてきた人だから、それに既成事実はあるわけだし、複雑な人だよね~と思います。
その点、文は健気ではあるんですが、ひょうひょうとして有能で、でも天然で、月島と真逆の人に描かれている点が、対比になっていて魅力だったりするのかなと思います。
子供の頃の月島の言葉を信じて弁護士になったくらいですから、スーパー健気なのかもwww
ラストのヤマの展開がベタで思わず笑ってしまいますが、これも愛嬌?
描き下ろし「ときどき、-本音。」で月島の気持ちが描かれていますので、これで本編を補完できるかな?と思われます。
付いていたペーパーに「もし、出会うのが遅かったら」というので何パターンか描かれていたのですが、きっと月島が犯罪者になっていたのは間違いないかな?と思いますよ。
笑い話の小ねたで済んでよかったよね(汗)
初読み作者さんだったのですが、
う~ん。絵が苦手でした。すみません。
ストーリーに引き込まれることによって、
絵は気にならないものだと思うのですが、
今回は、ストーリーは良いのに、
絵ではいれこめなくなり、何とも自分が残念な気持ちになりました。
幼いとき自分を守ってくれた、正義の味方の幼馴染に
再会したら、同僚の契約を横取りしたりする
冷血サラリーマンになってしまっていたというもの。
冷血な人に変わってしまったのは、
子供のころの生活環境が影響しているのですが、
切ないものでした。
だからこそ、変わってしまったことを気に留めず、
真正面から、ストーカーのようにまとわりつく文に救われたように思いました。