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新人作家さんの作品で、多分同人誌のものを商業収録にしたものと思われます。
世界観は面白いと思います。
落語ですしね♪
落語の魅力といったら粋でいなせな、な他に着物、そして兄弟子弟弟子の関係。
着物の魅力がここにはあるのかさておき、ものすごく乗りは同人の乗りです。
いかにも3次元で、こういう噺家一門があって、そこから妄想膨らませてな、生ものっぽい雰囲気をだしながらあくまでも創作であるという見せ方。
しかも、登場人物達がイケメン揃いの一門だから腐女子人気もあって、同人ネタにされてキャーキャーされているという設定。
それに何気に彼等が感化されて、アホくさ!とか言いながら意識してしまうという
3次元のお話なのに2次元が混じっているような、この混在感が面白いは面白いのです。
ただ、いかんせん、、、
絵が不安定で(涙)
上手いんだか下手なんだか、ヘタウマとも違う、それが見にくさをかもしているのですが、お話の面白さにたすけられているという感じ。
評価も迷うほどに微妙。
ううーーん、、、あくまでも同人なんだよな~
話茶語奈亭の兄弟子・晋吉は弟弟子をまとめるのにとっても振り回されている昔堅気の噺家。
イケメン揃いのこの一門に最近同人で兄弟子総受けで、中でも弟弟子春平とのカプリングが一番人気で作品がつくられているというw
春平は、それを見て兄さんにモヤモヤしたものを抱きながらも、わちゃわちゃした日々の仕事と生活は過ぎて行く。
ラブが云々とか色々あるというより、その同人に刺激されてという部分が大きそうです。
『大阪シグレ』で春平がタレントにスカウトされて、、みたいな流れでとうとう二人が!?なんてエッチシーンが出てきたら、これは何と!!
同人作品だったという(爆)
噺家一門のドタバタ生活もあったりして、楽しめはするけど、同人で同人を茶化す話でしかなかったのがどうなんだろうな~というところ。
何と言っていいか難しいです。
そしてもう一本、全く落語と関係ない『サウンドチューンナップ』というお話が載っていますが、時間の前後がわかりにくくはありますが、茶化してない話だけに、きっとこちらが作者さんの力量が測れる作品なのかな?という気はします。
タイトルは気になる、でも作者は初見。
表紙を見るときもいけるのかどーなのか常に当落線上をさまよい、2か月が経過した本。
思い切って購入しましたが・・・
カッコいい芸人さんの三次元萌えというのは801では普通にあるジャンル。
それが本人間にもよく知れ渡っていて本人の妹まで作者として絡んでいたら・・・という話。
本人的には頭抱えるしかないでしょう。
というわけで総じていうなら、
「煙もない所に火を強引に点ける腐女子マジ怖い」
という結論しか出てこなかった(汗
なんでそこまで冷めた感想になっちゃうかというとあまりにも絵が残念な為。
雲田はるこさんと環レンさんの残念な部分を足しっぱなしにしたような雑さがあり、
(上のお二人はその残念さのある部分を話のスパイスにされてますので好きな作家さんです)
そのため、美形が美形に全く見えないため女子にきゃあきゃあ言われてるとかアイドルになるとかそういうネタが出てきてもまるっきりもって説得力が、ない。
妙に目が離れてるのがそれを助けてるのかも。
美形モードが残念な為にくずしモードがただ単に「作画崩壊」に見えてしまう。
あと、裸になった時の体つきにもメリハリがなく、中年オヤジのよう(芸歴を見る限り三十路の可能性はあるにせよ・・・)なのも非常に萌えない。
というわけで筋だけではコミックにならんかったなぁ・・・というのがこの本。
同じネタで他の作家さん(ちゃんと美形を美形に書ける人)がやれば化けそうです。
この人の絵はどっちかとゆーと萌えを要求しないようなジャンルの方がはまるような気がするなぁ。