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boku no otonosama
初読みの作家さんですが、中々に絵も綺麗でみやすいし、何より何より・・・面白かった~♪
おバカギャグコメディなんですが、何と相手は幽霊!
しかも、戦国武将の殿さまで、恋人と四十八手を果たすまでは死なぬ~!と約束したものの、二人とも討ち死にしてしまって、それが未練で500年も成仏できずに相手が転生するのを待っていたと言う、執念というかボケというか(爆笑!)
その殿様がまっていた相手というのが高校生の奈津紀。
だけど彼には前世の記憶は全くなく、あまりにしつこいので最後の一手であったという「寄り添い」という手をしぶしぶ引きうけてこれで成仏してくれた~♪
と思いきや、すっかり奈津紀が気に入った殿は、今度は奈津紀と四十八手を果たすまではと、奈津紀にとりつくことになりました。
この殿、何気に背中とか身体に矢がささってる(笑)
現代の服装をしても、髪に刺さっていたりとか、なんか笑えるんですが♪
そして、奈津紀の友達で心霊オタク(?)の柳田というのが登場するのですが、彼がドSでありまして(w)、何気にアドバイスするようでいて、奈津紀に墓穴を掘らすしくみに!
そして、今度は前世の記憶を持つ、殿が大好きだった小姓の櫻が転生して転校生でやってくる、そして奈津紀をライバル視して、心を乱させてみたりw
そんな、ただ四十八手を遂行するだけじゃなくて、ゴタゴタや気持ちの推移があったりして、すごく楽しめるお話になってましたヨ♪
キャラクターも際立っていて解りやすく楽しくて☆☆☆
そして、同時収録番外編が柳田のお話。
学校に出る屋上から落ちて成仏できない生徒の霊に、恋していた先輩に似ているからと憑かれてしまうお話。
この幽霊がまたまた天然のボケのドMだったりして、眼鏡のドSが光るのです♪
四十八手全てが載ってるわけではないですが、解説もあったりしてそれに突っ込みがいれてあったりして、楽しめますよ♪
カバーをとった本体にも突っ込み満載のマンガが書いてあるので笑ってやりましょう!
おととし出た「BL48手」なんていう本もありましたが、ぶっちゃけ、これのほうがおもしろかったかもwww
500年前の恋人の生まれ変わりだと言われ、エロ落ち武者に心残りがあって
成仏出来ないと言われ、仏心を起こした受け様のコミカル悲劇。
500年前に四十八手まであと一つと言うところで無念な死を遂げた落ち武者の殿。
その生まれ変わりだと言われる受け様は、最後の一つを叶えれば成仏できると言われ
しぶしぶ付き合う事になるのですが、成仏したと思ったら、今度は受け様と
四十八手を果たすまで、この世に残るなんて言われるストーリー。
どんだけエロい武者なんだって笑えます、だってきっとヤッテル最中に死んだみたいだし
その四十八手を果たすまでの執念は笑える程凄まじいかも。
一方憑かれた受け様は必死で抵抗しますよね、落ち武者殿と四十八手なんて
極めたくないですもん。
受け様は心霊オタクの友人の協力?のもと除霊に乗り出すのですが・・・
受け様またしても仏心を起こしてしまい、完全に除霊に失敗、成仏させるために
受け様は四十八手の一つで攻め様を満足させ昇天させようとしますが・・・
そうです、昇天したのは攻め様の手管にヤラれた受け様だったりします(笑)
その後は更に受け様にベッタリになった殿さまなんですが、そんな時に受け様の
ライバル出現?!やはり500年前に殿に仕えていた小姓の生まれ変わりで
殿さま大好きで過去の記憶もばっちりの執念深い小姓さんです。
受け様の思わぬ嫉妬が垣間見えて、なかなか良かったですね。
そんな受け様と殿さまですが、間もなく四十八手を残り2手と言うところで
殿さまに異変が出てくるのですが・・・
時空を超えたファンタジーラブコメで楽しめました。
ずっと読みたいと思っていまして、
ようやくあれやこれや悶えられるな!!と思ったのですが……。
大変申し訳ないのですが、殿が当時小姓の月之助という男を
500年間生まれ変わるまで愛し続けたのかわからない…そこから始まり、
その生まれ変わりだという奈津紀が
殿にそこまでほだされる理由がわからず……(泣)
なんだか私はただの同情としてしか思えなかったのです。
あとですね、紙面がトーンに頼りまくっている気がしてしまって!!
乳首だって重要なのに!!(こだわりソコ!!??)
殿を慕いすぎて転生を重ねた小姓の櫻は
見た目が可愛らしいタイプでダメで…;
それに反して腹黒というか
当て馬のテンプレ的な感じが「………。」になってしまいました;;
ただ一点、奈津紀の友人・柳田が
心霊オタクでクール眼鏡でSっぽいのが良かったです!!!
やたら霊にも四十八手にも詳しくてあれこれ力になっているんだか否かw
結局は面白がっているあたり(しかも表情は興味なさそうなのに)
楽しかったです☆
でも柳田にはそのままでいて欲しかったというか…。
番外編で霊に失恋(?)したのがどうも…。
最後までクール&ドSでいて欲しかったのは私のわがままとしか言えませんが
全体的に一度も「きゅん!!!」が来なかったので、
お好きな方には申し訳ないのですが中立とさせていただきます…。
合戦場で生き別れた恋人同士だったと思われる2人のお話なのですが
キテレツな設定は全然抵抗もなく、むしろ、実際男色など
あったわけだしと思いつつ
弓矢がささったままなのも
仕方ないと思いつつ読みました。
四十八手にからめた設定でした。
面白い要素があったはずなのですが、なぜ全く面白くないと感じたのか・・
しばらく考えたものの
無理やり感、中途半端感
という感想が自分の中に渦巻きました。
霊を見れる友達の存在も
過去の記憶があるまま
現世にいる子も
キャラとしては、それぞれ楽しめました。
作品としては、キュンどころもなく、何の話?という
感じを受けました