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kohitsuji project
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
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これから盛り上がって一体!?とワクワクさせた1巻
2巻の後書きを読んで、それを言い訳ととるか作家さんの大変さを思いやるか?
実は、ええっ!?これで終わりなんですか!
合体を伴うエッチがあるのを期待していたわけでもないし、ヴァンパイヤ設定は血を吸われると性的興奮を覚えるという疑似性交的要素を持っているから、それで代替えできなくもないのですが、どうにも若干の消化不良を感じなくもない。
本当、いい見せ場で終わってるんです。
この後どうなるんだろう?
続編あるんでしょうか?
そんな余韻というには、少し物足りなさを与えてしまった2巻でした。
でも、お話や展開は面白かったのですよ。
日頃の確執から寮長に挑発されて、殺しそうになった間一髪、有末の制止する声でそれはまぬがれた蘇芳。
思いとどまった蘇芳に心配したという有末との間になにやら愛情の予感を見せて。。。
しかし、その出来事を根に持つ寮長と、蘇芳のオッカケで有末を快く思わない藍が、二人で社会見学(まるで肝試しw)の晩、有末はピンチに陥ってしまう。
それを救った蘇芳だが、怪我をしてしまう。
体力が落ちた蘇芳を心配して、血が足りない事に気が付いた有末が自分の血を吸えと促すと、理性がおさえられなくなった蘇芳は、有末が気を失うまで吸ってしまい、そして蘇芳は学園を退学して実家へ戻ってしまうのです。
この巻では、こうした蘇芳と有末の結びつきが強くなる場面が描写されるのですが、同時に蘇芳の呪われた生まれが明らかにされます。
迎えに来た有末と学園に戻る蘇芳というシーンで終わっております。
う~ん、う~ん、、、
悲しいけど妄想します。
有末が元気で言意味でまっすぐなおバカだからきっと上手くいくよね♪
同時収録は、専制君主とそのトラウマを知るが故に彼の為だけに生きる騎士との主従愛の物語と、サラリーマンのお話の2本があります。
再び後書きに戻りますが、色々ルールができて悲しい結果になった、というような事が書かれています。
きっと規制があって、変更をせざるえなかったのでしょうか?
他の作家さんでも、そんな本と作品がありましたね。
この物語をみるにつけ、さほど何か影響するようなものは見当たらないのですが、それは変更をかけたからでしょうか?
こうした作家さんの表現を規制されてしまうのって、ほんとうに悲しいです。
これが最終巻だそうですが、機会があれば番外でなにか小話でも描いてくれないかな?なんて希望するくらいには、魅力的なキャラクターでしたよ♪
1・2巻同時発売の2巻目は、前巻で寮長を蘇芳があわや殺めてしまうのか?なんて
ところで終わってしまってからの続きなのですが、有末の声に引き止められた感じで
なんとかギリギリのところで踏みとどまった蘇芳。
その事が原因で更に恨みを買ってしまってその矛先は蘇芳ラブの小悪魔ちゃんの
思惑で有末くんにとばっちりが行ってしまうことに・・・
社会科見学なんて銘打った肝試しみたいなボロ洋館での見学の最中に有末くんが
危機一髪の状態に陥ってしまう。
それを助けに来た蘇芳は思わぬ怪我をしてしまい、血が不足してるみたいで
なかなか元に戻らない。
有末くんは、自分を助ける為に怪我をした蘇芳に自分の血を与えようとするが拒まれ~
おバカだけど素直で、いつの間にやら蘇芳が気になる有末君は無理やり蘇芳に・・・
今作では蘇芳の禁忌の血の訳を知る事になる有末くんですが、蘇芳にとっての
一筋の光って感じの有末くんのおバカな可愛さは萌えます。
蘇芳のツンデレぶりや、心の奥に抱える闇もなかなか良い感じなのですが
これで、ラストだとちょっと頂けないないじゃん!って思ってしまう。
かなり色々な面でストーリーが膨らんでいける設定だからシリーズ化して
楽しませて欲しいなんて思いました。
同時収録の2編もシリアスな執着愛的なものと、女好きのノンケが会社の同期の
同じくモテ男と恋に落ちてしまう話が収録されていますがこちらも楽しめました。
2巻完結とのことだったので、どう終わりをみせるのかを
楽しみに読んでいたのですが、
「ここで終わるの!?」という感じになってしまいました・・・。
あとがきに「なかなか難しいルールができて」とのコメントもあり、
きっとなんらかの制約ができてしまったんだろうな~と
残念な気持ちでいっぱいです。
ストーリーとしては、
蘇芳が吸血鬼の中でも、悩ましい理由が明らかになったり、
和也が蘇芳のためにひと肌脱いだり
と目白押しで、一応ハッピーエンドなのですが、
「?」な感じに終わった感は否めません。
蘇芳の悩みは解決してないし、
これから活躍しそうな理事長な吸血鬼も正体不明だし、
寮長や、蘇芳のファンな吸血鬼もどうなったん?
と、消化不良であることは否めません。
でも、ラストの短編(リーマン)が、なかなかいい味出しているので、
今回は、「萌」評価をさせていただきました。
吸血鬼の学校を舞台にしたお話です。吸血鬼ばかりの中に一人放り込まれる、人間の和也のドキドキ学園ライフです。
社会見学でサン・ジェルマ邸にやって来た和也たち。和也は、館の中を歩き回っている時、床が抜けて床下に落ちてしまいます。蘇芳が助けに来てくれるのですが、また床が抜けて、さらに下に落ちてしまいます。
和也をかばって腹部を切ってしまう蘇芳。血が止まらない蘇芳に自分の血を飲ませる和也。和也の命が危なくなるまで吸血した蘇芳は、その後、校則により処分されて退学します。
急に蘇芳がいなくなって、モヤモヤした気持ちを抱える和也。後悔しないようにと、蘇芳の家に行きます。待っていたのは、蘇芳の生い立ちの秘密でした。自分はイカレてるから帰れと言う蘇芳。吸血させたのは自分で今でも生きていると力説して、学校に戻ろうと言う和也。お前みたいな奴は初めてだと、蘇芳は学校に戻るのです。
作者さんのあとがきで、ルールができて悲しい結果になったとありました。そのせいか、もったいないところで終わっています。もっと二人のイチャイチャも見たかったし、理事長たちの馴れ初めとかも気になります。1冊丸々このお話で読みたかったと思いました。でも、綺麗な男の子たちがたくさん見れて目の保養になりました。
完結とは、「しめくくりがついて、すべて終わること」(大辞林より)ですよね?
完結…、したのだろうか…。
むしろ「第一部 完」という感じでした。
蘇芳 vs 浅葱がメインで、前巻でギリギリしていた藍という美少年が暗躍したりするものの、終わってみたら「あれ…?終わり?」という感想しか出ませんでした。
風呂敷を広げ過ぎたかなあ。
蘇芳の父も登場して、一族のプライドと蘇芳の対決とか、そこに至るまでに何度も心が折れそうになる蘇芳を和也が支えたりとか、そんなこんなで絆が深まったりとか、そういう展開を期待していたのですが、父登場→あっさり退場→グランドフィナーレ!という流れが数ページに収められていて、本当にあっさり終了。
暗躍していた藍が蘇芳に対する執着を吐き出すシーンもなければ、和也を嵌めたことで罰せられることもなく、浅葱もフェイドアウト。
含みのあった学長も「ん?」という感じで、消化不良この上なしでした。
完結ではないかと。
もしかして打ち切りではないかと。
あとがきを読むと読者には分からないいろいろがあったようで…、残念です。
同時収録は皇帝と臣下の話。
両親と似ていない容姿のせいで両親から疎まれてきた幼少期から、唯一の心の支えだった臣下との妄執的で破滅的な愛。美しく切ないです。
もうひとつの同時収録がおすすめ。
職場で女子人気No.1、2のリーマン同士。
お互いに恋人から浮気を責められて、フラれたところでバッタリという始まりです。
対抗心を燃やしていた人気No.1が実はゲイ!という事実に浮かれつつ、話してみたらいいやつ!というノンケくんの受難と言いますか、能天気なノンケくんに振り回されるゲイくんの苦難と言いますか。
心理描写がしっかりしていて、読み応えのある短編でした。
竹中さんの作品は、絵は好きなのにキャラやストーリーが合わないものばかりで「ぐぬぬ、無念…」という結果になること続きでした。
この作品は本編は「ぐぬぬ…」でしたが、同時収録は!良かった!
でもわりと王道な話なので、この同時収録を読むためだけにこの1冊の購入を推すかどうかは…、どうだろうな。