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touring express
世界を旅するゴージャスBL、最終巻です。
もうね…意外なくらい、まとめ方が上手かった。
まさかね…もうこうくるか(!)というレベルの、
驚愕のハッピーエンド。まるっと綺麗な大団円。
なんでも、足掛け18年の長期連載だったらしい。
絵柄だって、初期の頃の…
ひたすらゴージャス、こちらが恥ずかしくなるほどの欧州趣味…
は(この最終巻では)ややなりを潜めてる。
シャルルもディーンも、服装はかなりカジュアル化。
少なくとも、フリルとリボンとレースの世界では無い。
(↑あのね…お話開始初期は、本当にキラッ綺羅なお洋服着てたの。
もしくは、往年の欧州映画のようなコテッコテのアナクロみたいな。)
お洋服のカジュアル化と同時に、キャラ達もいい具合に崩れていった…。
極めつけは、パパ・エドゥアール氏である!
最終回のこの巻では、主役二人よりも、誰よりもカッコ良い。
善良で冒頓な正義感っぷりが、潔いほどカッコ良い。
むしろコイツが主役なんだろうか…と疑うくらいにカッコ良い。
本当は脇役なんだけどさ(笑)
良い感じに歳の取り方がウマいキャラである。
まぁ…このお話自体が、良い感じに歳取ってった感あるんだけどさ。
古い絵柄も、デッサンの狂いもなんのその。
後味の良い最終回だったよ…。
それにしても、善人をラスボスに据えるあたり…ウマい!