T-POINT 貯まる!使える!TSUTAYAオンラインショッピング
田亀さんの本を買うと破産する゚(゚´Д`゚)゚と思いながらも
ついついの衝動買い。どんぞこベイベー
カバーを外しての、パッと目を引くカラーが素晴らしいですね。
なんというか、両親の前ではカバーを剥けません(苦笑。
とはいえ、中はほどほどに面白かったです。
つい先日、オヤジ遊女の話をコッテリ読んだあとだったからかもしれませんが
比較的ツルンとした印象。
受が当社比若かったせいもあるのかなと思います。
表題ポチ。
昔、家庭教師をしていた生徒と職場で再会。
再びポチ(犬)としてのご奉仕を~な作品。
結局のところ、多くに共通しているのは、なんだかんだで虐げられても後ろの穴で感じてしまうビッチ受が多く、嫌だ嫌だと思いながら、言葉を発しながらも
最終的には嵌められることを願っているというね
根本的に犬な受が多いのが現実問題(ノ∀`)
いいのか悪いのかwww
ただ、今回、短編が多かったせいもあると思うのですが
一方的に痛めつけられる、残虐なものも多かった気がします。
残虐話は今に始まったことじゃないですが、安穏ではないのでご注意を
田亀源五郎さんのゲイポルノの短編集は、いつも読み応えがある。
その都度何か実験的なアイデアを生みだして、新しい世界を見せてくれていたりもします。
今回目を引いたのは、田亀作品といえば実に濃い体毛だったりするのですが、それがないものがある!
剃毛じゃないんですよ、スネ毛や胸毛やヒゲがないんです!
あと、まるで藤子不二夫作品の某ブラック作品をほうふつとさせるファンタジーだったりと、なかなかに面白い作品が入っています。
『田舎医者』
僻地の医者としてやってきた先生がその淫乱性をかわれて、村の男達の男嫁として愛される話。
作者さんが独自に作りだした「カエヒメサマ」なる存在は、ユニークで、村の女たちはそれを容認して嫉妬したりすることはない!
昔、望まない妊娠で子供を流さなくてはならないという不幸な習慣を失くすために、こうして淫乱体質の男が見つかると、カエヒメサマにするのだそうだw
”オマ○チョ”だの”チ○ポ汁”だの、男臭い言葉が、もっさり熊な村人たちに良く似合う♪
『ポチ』
会社にバイトとして入ってきた男は、むかし主人公が家庭教師をしていた時の生徒。
しかし、その関係は隷属させるものとさせられるもの!
当時の呼び名「ポチ」と呼ばれ、再びあの隷属の日々が甦る。
その藤子不二夫風のブラック作品が『くぐつ廻』
先生が生徒を苛められていると思い声をかけると、先生は突然身体が小さくなってしまい・・・
そしてこの生徒が同級生を異世界へ飛ばして奴隷にさせてしまう話が『見知らぬ世界~』なのですが、
この生徒が実に面白いキャラクターです!(こんな子供いたら怖いっていうか、まさに魔太郎♪
奴隷の話はかなりグロいです!!脱糞ひりだしの、縫いつけとか。
この2本は体毛描写がないんですよ!奴隷商人にはありますがw
他に、女を騙して金をむしり取るジゴロがヤクザの兄につかまって性奴隷にされる話『ジゴロ』
住むところがなく、昔の恋人の兄の元へやってきて、宿泊代は身体で払うといったら本末転倒で、虜になってしまう『lover boy』
一流商社に入社して再会した先輩は、無能な為にリストラ対象だったのがどうしてもやめたくないと土下座した為に、身体で取引先を接待する奴隷となっていたという『43階の情事』
これらは全て体毛描写がありません。
自分はjuneの中身のないエロエロ作品が、それがまるで女子みたいな外見だったりすると余り好きでなかったりするのですが、何故こうしたゲイポルノが好きかというと、
これも見る人によれば、ただむさいガチムチが犯られまくったりする非常にSM臭の多いもので、美的観点から受け付けないと言われる方も多いのかと思います。
ゲイポルノには、男であるが故の願望だったり欲望だったりするものが現れているのだと思うからです。
もちろん、恋愛も必要なのかとは思いますが、男が男に犯されるという、男へのこだわりがあるから好きなのかもしれません。
だからこそゲイポルノなんだと思ったりもするのです。
そしてこのポッド出版の本はケースは非常に地味ですが、それをはずすと、絵画のようなアーチストとしての田亀源五郎の絵が現れるのがいつもドキワクさせるのです。