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作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
終わりよければ全て良し。
毎度言ってますが、最後に二人が幸せな顔をしていれば
それでいいと思うわけ+(人*´∀`)+ワイルドダロウ♪
というか、あれですよね。世の中は~でも思ったのですが
二人が両想いであるのにもかかわらず何故にこんなに一緒になるまでに時間がかかるのか。
かかるのかというか、なぜ離れていくのか。
結局は近くに寄らなければならない、寄らざるを得ない。
引き寄せられる運命なのにもかかわらず。素直になってりゃもっと早くベタベタイチャコラできてるはずなのに。そんな巻末でした。
光が少し大人びて、弁護士先生も熟した男の色かを漂わせ。
そんな二人が何よりしあわせそうなのが良かった。
はじめは、面影を追っていたのだとしても今それは七光りという光にてらされ・・
や、うまいことないなw
先輩。結局のところは当て馬的存在にはなってしまったものの
嫌いじゃないキャラクターでした。
複雑な関係で、軽そうに見えて重たいもの背負ってたり
そんな姿がなんだか愛おしく見えてしまった。
面白かったです。
今まで読んだ高口さんの作品の中ではわかりやすかったし、ちゃんと終わりがありました。全巻まとめての感想です。
謎の部分もネタバレあります。
最初に会う3歳の子とその母親は、あっさり瑞穂の子供じゃないというのがわかっりその後もほとんど登場しません。
2人目以降はそのまま光に関わっていくことになり、どんどん増えていきます。
渡以外は年が近く、特に最初の方に出てくる由馬、しのぶと光は仲良くなっていろいろ関わっていくのが見ていて楽しいです。由馬が一番しっかりしてて、ちょっと純朴で騙されやすい感じの光を助けれくれます。
でも光は由馬やしのぶたちと仲良くなって離れたくないとは思いつつも彼らに話せない下小倉さんや先輩との関係があったりして、光は結構彼らとは離れて別行動が多いです。
一番怖いなと思ったのは渡で、最初に光を監禁したり下小倉さんにHして撮ったビデオを光に送ったりして光と下小倉さんを引き離そうとする工作がちょっと犯罪じみてるとことか病んでる感じがして怖かった。
下小倉から光を離そうとするやり方が、下小倉に脅しをかけながら性的なちょっかいを出して嫌なことをしていくのが、すごーく嫌だった。
結局、渡は光のことはあきらめて、声をかけられた海外のレストランで働くことに。
そして最後は妻と子供ができたようで、彼は自分の家族を作って孤独から救われたのかなという感じで、丸く終わってます。
由馬の妹は由馬が瑞穂の子供だったとしても異父兄弟なので、結婚は無理ですよね。勘違いしてるってことなのかな?
少ししか出てきませんが、瑞穂一光と芦沼望の関係がすごくよかったです。
芦沼望は瑞穂に恋心をいだいていましたが、ずっと秘めたまま告白することはなく、友人関係のまま亡くなりました。回想シーンを見るとかなり親しい間柄だった様子が伺えます。
そして「瑞穂一光は芦沼望が死んではじめて後悔した」「少しでも彼の気持ちを知っていたら、と」と、どうやって知ったかはわかりませんが、芦沼望の死後、瑞穂は彼の気持ちを知ります。
そして、後悔した、知っていたら、というのは、おそらく瑞穂も芦沼望のことが彼と同じように好きだったという自分の気持に気付き、ちゃんと恋人関係になれていれば、と思ったのだろうと思います。
光への手紙で「それでもなお、僕は大切な君と引き替えにしても心を占める人がいる」と言っているのは芦沼望のことだろうと思うと、あーすごく切ないなーと思いました。
お互い想いがあったのにちゃんと結ばれなかったこの2人の関係が切ない。
芦沼先輩は、最初は芦沼望は叔父だと説明しますが、実は母だということになっている人は本当は姉で、芦沼望は兄でした。
芦沼先輩はゲイじゃないけど光のことは好きになっちゃったって感じみたいです。
で、光とは下小倉さんより先にHしてしまいます。Hシーンはあまりはっきり描かれてないですが、後の会話からやっぱりHはしてたようです。たぶん芦沼先輩が攻めで光が受け。しかし光は後で「あんなことされたからって気持ちよくもなんともなかったのに」と言ってます。
ちょっと酷い。仕方ないけど。
最終話、光が仕事で訪れたパリで再会した時、芦沼先輩は左手薬指に指輪をしています。それってつまり結婚したってことなのか。でも光とキスしてました。
先輩は美形で、いいキャラだったけど、光からはたぶん先輩としての好意だけだったのかな。
最初の方は光が芦沼先輩と下小倉さんとどっちが好きなのか、と思ったりしますが、光の方からキスとかHなことをしてるのは下小倉さんに対してだけで、芦沼先輩とはいつも芦沼先輩の方から行動していて光からすることはないので、光が好きなのは下小倉さんなんだな、というのはわりとすぐにわかります。
でも光本人は自覚はないけど、下小倉さん好きーな行動をいろいろしてて、気持ちで動いてる感じで、下小倉さんに急にキスしたり、襲ったり、送られてきた下小倉さんのHビデオを思わず何度も見ちゃったり、どうすればあのHビデオのように自分が下小倉さんにできるのかと聞いちゃったり。
最後の方でやっと光と下小倉さんはHします。が、1回目は、触れるか触れないか、永遠に焦らされる愛撫、こんな地獄が続くなら私はきっと狂う、と言ってるので、ちゃんとHしてないのかも。2回目は、これもたぶんですが、してると思います。
光が攻めで下小倉さんが受けです。
下小倉さんはゲイで、序盤で恋人と別れたっぽい後は、その場限りの相手を物色してHしているらしきシーンがちょいちょいでてきます。H欲が強いんですね、きっと。
それで渡にたびたび襲われても拒みきれなかったんですね。
で、自分でそのあたりは自覚していて、光に対して、光はまだ高校生だし、そんなピュアな子を自分みたいな大人が汚してはいけないみたいなことを思って、最後は光から離れてしまいます。
隠し子たちの真偽はというと、母たちの話から順一、子温、優の3人は芦沼望の子供。
瑞穂の手紙では、瑞穂の実子は渡、光、しのぶ、の3人だけと語られています。
が、由馬の母親がどちらかわからないと思っていることから、由馬は検査しないと真偽がはっきりしないんじゃないかなと思います。
最終話は隠し子騒動の頃から5年たちます。
下小倉さんとはその間全くの音信不通とは。5年か〜長いなぁ。
公演先のパリに下小倉さんが遺産相続の手続完了報告にやってきて、久々の再会です。
5年もあったら、下小倉さんにきっと恋人ができたりとかあっただろうし、それでもやっぱり光のことが忘れられなくて、とか、光ももう大人だし、きっと下小倉さんの中の踏ん切りとか、何かのタイミングで、会いに来たのかな、と思いました。
芦沼先輩は好きだけど、光とは下小倉さんとくっついてほしかったので、最後、キスしてるところで終わって、たぶんきっと今度は恋人になれるよね、と思える終わりでよかったです。
終わるまでは萌えたけど、終わりが中途半端でちょっと残念。
8人目の真相もだし下小倉さんとハピエンに見せかけてるけどなずなちゃんと別れず終い?学生時代に卒業を気に別れておけば良かったんじゃないかな。
もう一回リメイクされたものを読みたい気分で終わっちゃいましたー
あー、でも先輩とも下小倉さんとも切れないで最後3人で割り切ったハピエンが夢物語だけど、理想でした。
割と込み入ってるし登場人物も多いので、後半駆け足になってしまったような気もしますが、7巻まで引っ張った「ななひかり」まとまりました。最終的には光と下小倉さんが、まぁ幸せなのかなと。
先輩のこととか、いろいろ気になる点も残りはするのですが、下小倉さんは色っぽいし、光もそれなりに成長したし、全体としては楽しく読めるシリーズだったと思います。
ただ、もう少し整理して短めにする感じでも良かったのかなぁと思わないでもないような。ちょっと途中、広がりすぎたような気もするんですよね。
そこはそれ、ベテランならではの力技でまとめちゃったかな?なんて気もします。なんつっても1970年代からプロやってらっしゃるんだもん。少女漫画も青年マンガもレディコミもBLもなんでも描いちゃう先生なんだもん…。純粋にすごいですよね(話それましたが…)
感想というか疑問というか...
8人目は詳細待ちで出てこないままで終わったの?
なんだかちょっともやもやする。
なんかとってつけたように芸能界デビューしちゃうし、芦沼ジュニアズもぱっとしないし、七巻で無理矢理終わらせた感が否めない。
あと、最後で先輩とキスしちゃったり、なずなちゃんとまだ続いてたり、でもやっぱり下小倉が一番だったり。
とりあえずはっきり一人に絞ろうよー。
おもしろくて一巻からまとめて読んだけどすっきりしない終わりかたでした。