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悲しい「涙」も嬉しい「涙」も、全てこの恋が始まりだった。
nakeru bl
タイトルにつられて、泣けるようなBLが読みたくて買ったのすが、残念でした。
皆さんの言うとおり、泣けるというより泣いてるBLでした。
感動モノを期待すると外れます。
厚くてたくさんの作家さんが読めるのはいいと思いますがそれでもこの値段でかぁ、と思ってしまいました。
「海とヘビースモーカー」
感動できるというより切ないなぁという感じです。本のなかではとても好きです。ただ泣けるよりも、良い話という雰囲気が強かったように感じました。イラストは大好きです。
「ストロボスコープ」
ヤマシタトモコさんの作品で期待していましたがあれ?と思いました。ヤマシタトモコさんの作品なら、他の作品のほうが好きですし、泣けるというか渇いていて汚くもゆっくり歩んでいくという感じがしました。
あつくて
泣けるBLが読みたくて購入。
全く泣けず、失業した様が世知辛過ぎて違う意味で泣けた話が一つだけ。
河井さんのニューハーフの話は泣けないですが好き。
これが、当時そこまで商業BLにハマっていない頃読んだ感想でした。
今、読み返したら、妙に貧乏臭くて自分の貧乏時代を思い出してつらくなった話がARUKUさんでした。ARUKUさんの初読みはこれか!(笑)
一番タイトル通りだったのは、巻頭の作品かなあと思いつつ。
ヤマシタさんの話も泣けなかったですが、乾いた感じは良かったです。
BLでアンソロって難しいかもですね。
今読み返すと、矢張りARUKUさん好きだなあ、でも、この方は、他の作家さんに混じって掲載されるよりコミックスで単独で読んだ方がいい気がします。
なんか、「泣ける」って言われても
泣けなかったといいますか・・・
人によって違うと思うんですが、なんかうーん
あんまりかな(汗)
値段高いけど、内容はそこまでって思いました(汗)
作画はそれぞれの作家さんによって違うとは思うんですが
正直、表紙の絵によってハードルあがってるっていうか
中身はそこまでじゃないっていうか・・・
あまり、萌え要素もなかったです
泣けないかったし、読んだあとにいい気持ちにはなれなかったから
期待はずれかな(汗)
おおむね評価の低めな本ですが(汗)収録されている作品、どれも悪くなかった・・・というか短編の割には読み応えもあってよかったです。
他の方も書かれてますが、「泣く」ポイントって人それぞれだと思うのです。
悲しくて泣く、苦しくて泣く、痛くて泣く、切なくて泣く、幸せで泣く。。。
なので「泣けるBL」と読者に対して押し付けがましいタイトルが敗因だと思います。
普通の短編集だったら、もっと評価が高かったののではないかな。
個人的には、ARUKUさんの作品。
姉の子供を引き取ったものの仕事が出来なくなり解雇され、お金のために男に身体を売ろうとした男性を、子供を診てやった態度のでかい医者がほっとけなくて「それならオレが買う」といって関係を持つ。医者が目を覚ますより前に出て行った男性は身体を売って手に入れたお金で子供にエビバーガーを買ってあげる。泣きながらバーガーを食べる男性と、わけがわからないけどなぐさめようとしてる子供がかわいい。
置いていかれた医者は、あわてて追いかけるところで終わり。「-ほれてしまったかもしれない。」だそうです(笑)
もうひとつモモ花さん。
付き合っていた会社の先輩と後輩。ある日後輩が事故にあう。目を覚ますと先輩と「つきあっていた」という記憶だけがなくなってしまいます。
後輩のためにも真実をつげないほうがいいとする先輩。先輩をみるたびになぜか釈然としない気持ちがわいてくる後輩。大事な事を忘れて入る気がする・・・と自室を家捜しして自分が先輩にあげるつもりだったプレゼントと手紙を見つけます。
付き合っていたことは思い出せない、でももう一度先輩に「選ばれたい」
新たな気持ちで告白した後輩と受け入れる先輩のお話し。
この2作品が好きでした。
木原さんの小説もよかったけど、漫画の中で最後いきなり小説っていうのが「?」と思いました。BLを読み始めたばかりなのでわからないのですが、こうゆうのってアリなのですかね?
「泣ける」という押し付けがましいコンセプトでなければ、いい本だったと思います。
しっとりめの作品で登場人物が泣いている作品集w
私は、こういうアンソロジー的な本って、1~2作は読まないままのものが出てしまうタイプなのですが、この本はちゃんと全作品読めました。
全体として読みごたえがあって、楽しめました。
ただ・・・
「泣く」ポイントってほんと人によって様々だと思うのです。
「泣ける」というタイトルが・・・どうしても「いや泣かなかった!」みたいな感想がでてきてもしかたないというか。
泣けなかった場合にちょっと引っ掛かりを感じるタイトルですよねw
せめて涙がテーマな作品集。ということにしておけば・・・・
あと、個人的には全部が全部ハッピーエンドじゃなくてもよかったかなとは思います。
一番読み返すのは、やっぱり木原さんの小説!
もう、ほんとこういうの、まさに木原さんの得意分野ですよねw
攻も受もよくよく考えると「こんなやつおらんやろー」とは思うけど、受目線の心理描写が巧みでぐいぐい引き込まれました。
コミカライズ決定!だそうですが、小説でこの続きが読みたい…!
あと、ARUKUさんの作品も好きです。
これも続きが気になるところ!!トラが可愛いっ。
確かに、子供と死にネタは泣きのテッパンだよね。
それで泣けっていわれれば、まあそうかなって、泣くよね。
読み切りアンソロとしては、作品レベルの高い、とってもお買い得な本だと思う。
内容的にはオススメできる。
ただ、あまりにも、「これで泣けるだろう(フンッ)」とか言い切られてパッケージされちゃうと、つい、捻くれ心が出てきちゃって、「どれどれ」、「ふーん」、「ああ、そうくるのね」って、一歩引いて冷たい目で読んじゃうのも否定できない。
その辺を差し引いて、それでも、ヤマシタさんの作品とか、「おおぉッ」って思うし、
やっぱり、お買い得な、オススメ本だとは思うのよ。
感動して泣く、というのが年をとってからほとんど無くなったので、
もともとそっちの期待は持たずに読んだのですが、どれも心にスコンと入ってきて
そしてどの作品にも漂うほの暗さが、生温い温泉に浸らされている気分になり読了後も頭から抜け出せなくて、すごく気持ちよかったです。
感動とか悲しい、とかの感涙は無いけれど、すごく浸れるお話ばかりでした。
榎田先生のお話は、もっと読みたい!と思いました。もっともっと、
幸せだった頃の日常だとかを堪能して、改めてあのラストにうなずいてみたいです。
河井さんの話が一番好きだったなぁ。「あの人のためにオンナになりたいとおもった」なかなかない展開でよかったなぁ。続きがすげぇ読みたいです。先輩よりデカクて若手俳優並みにかっこいいのに先輩のためにっていう、そのけなげさにグっときた。榎田先生は安定のあれですな。泣けるBL。うん。「泣いてるBL」ですな、本の中の恋しちゃってる人たちが。そんなかんじでした。
アンソロとしては、あり。よかったです。木原音瀬さんは、納得のソレです。
けど、なんか、ううううんって感じ。
これは・・・泣けるのでしょうか??
茶鬼さまが書籍概要を丁寧にレビューしているので内容は割愛しますが・・・
泣けるとかなり宣伝しているし、実際泣けたと言っている方もいるとの事ですが
私も2度程読み返して熟読したのですが・・・・・
一向に泣けませんでしたぁ~、情緒が欠落でもしているのかとマジビビります(笑)
これくらいのお話なんかゴロゴロしてるような~~~~
でも、主人公たちは泣いています!確かに泣いてる。。。
個人的には木原先生の作品は切なかったですね。
でも、泣いてみたいっ!!って思い切り手に取ると、、、あれぇ~って事に!
程ほどの期待感で読んで見て下さいね。
でも、内容は良かったですよ。
木原さん、榎田さん、ヤマシタトモコさんの作品を読みたくて購入しました。
泣きたい時に読む本ではないと思います。それに、「さぁ、この本を読んで泣くぞ!」なんて心構えがあるとかえって泣けないようです。
作品としては面白かったです。
榎田さんのお話は榎田さんの文章で読む方が胸にくるような気がします。私が榎田さんのファンだからかしら?
モモ花さんは今作が初読みのマンガ家さんでしたが、2人のお互いを思う切ない気持ちが伝わってきて良かったです。モモ花さんの他の作品も読みたくなりました。
木原さんの小説は私にとって神に近い萌え萌えです。
以下はあくまでも個人的な感想です。
身も蓋もない言い方をしてしまえば、このお話は「ファンタジー」そのものだと思います。最終的には攻めが更生する方向でハッピーエンドに終わっていますが、現実社会ではこの手の男の更生はなかなか難しいでしょう。この主人公のような「相手がダメ人間でいてくれれば自分のものだけでいてくれる」という考え方をするタイプの人間が側にいればなおさらだと思います。でも、このお話では攻めが主人公と再会したことで立ち直っていってくれる。現実ではありえ難いと分かっていながら、カタルシスさえも感じてしまいました。
共依存の関係に陥りやすい傾向のある私は、主人公の気持ちに同調していたのかもしれません。あ~、自分のトラウマをネタとして提供して、木原さんに話を書いていただきたい。