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fudanshikun tono blteki eccchi
腐男子でおしゃれとかそういう世界には縁がない、というか怖くて
髪の毛なんかももっさもさな少年、有馬耕平が
クラスメイトに無理やり連れてこられた美容院。
そこにいたちょっと軽い美容師さん(普通の美容師のテンションだと思うけど・・・)椎葉さんにいじってもらう事に。
でもこの有馬君が椎名さん的に非常にきれいな髪の毛!でその下をめくればかわいらしい目と顔が登場!・・・でたまんねぇ!流れになってしまうわけです。
有馬の美容師なれを手伝うという名目で有馬をいじり倒す椎葉と
そしてそうやっていじられてることを「BLみたいだ!」と意識していっちゃう有馬。
・・・BLなんだよ!と外から見て思ってはいけないかw
ゆおさんの絵はコントラストと線がはっきりしていて、まさにデジタル向き。
特に絵が小さくてもよく見える携帯向きだと思います。
あと効果的なバイブレーションの利用がまた感じさせるのですが、
これにかぎってはちょっとバイブレーションを多用しすぎなんですよねぇ・・・
いった時の感覚とかに使うのはいいんだけど鋏の音に合わせるのはやめてorz
デジタルコミックの難点はといえば、描線に力やメリハリがないことなんですが、
その中でこれはかなりいいデキ。
展開はありがちなんですが、デジタル画面で見てもストレスフリー。
攻めも受けもキュートで、カラダよりは表情の変化がヨロシイです。
エロエロを楽しむよりは、ライトに二人の絡みを楽しむ方向で。
あんまり体を描きこんでいませんが、二人がバスルームでHするシーンのデジタル処理に
「なるほど!」と膝を打った。
BL初心者には入門書。局部の描写はどぎつくなく、
しかし雰囲気はちゃんとある。ホモっぽさは極限まで落とした絵で
BLに迷いがある人でもサクッと読めそう。
単行本に慣れている人には明らかに物足りないエンドなんだが、
ストーリーも起承転結をきっちり抑えていて、続きが気になるエンドに落とし込んであるので、バラ買いをさせてナンボのデジタル作品らしい。
デジタルの強みを生かした、未来志向の作品でした。