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natsuyasumi
大きく2組の恋物語と現在・過去の話が混ざり合って展開していきます。
はじめは表紙の2人、高校生ながら家事スキル完璧のオカンくん・宮田真紀と、夏休み中の引っ越し屋のバイトで知り合った同じ高校のカワイイ男の子・野木たすくの物語から。
たすくはとても高校生に見えないショタっ子ながら一人暮らしを始める所で、しかし家事全般出来ない。オカン体質・真紀が放っておけず何かと世話を焼く。
たすくの笑顔が嬉しくて、気づけばたすくへの恋心が…
ここは朝チュンで両想いになるのですが、夏休みが終わって学校が始まると、なんとたすくが臨時の「担任」教師だった事が判明する…!たすくは中学生に見える「先生」だったのです。
続いてたすくの兄・会社社長の野木奏(かなで。クール眼鏡)の超ブラコン振りと、真紀を遠ざけようと邪魔しまくるエピソードがきて、真紀が誘拐事件に巻き込まれたりします。
ここまではコミカル系なお話なのですが。
兄・奏の高校時代の話へとシフトしていくこの辺から、段々シリアスな雰囲気に変わっていきます。
奏の幼馴染で今は野木コーポレーションの専務である斉藤陣が奏を密かに想っていつも見守っている事や、全く気付かない奏、奏をオトそうとしている悪い大人(保健医の戸川)の話。
そしてその戸川が実は真紀の父親の弟、つまり叔父で、しかも母親が真紀が18才になったら戸川にあげる、と約束をしていて…という話になっていきます。
戸川はなんか闇抱えてるな〜と匂わせるのですが、どうやら「カメラ・カメラ・カメラ」という作品が戸川の過去話のようです。
真紀とたすくのドタバタラブと、陣の忍耐愛、戸川という存在、とこの1冊ではちょっと盛りだくさんというかテイストの違う話を無理やり一つにしたような空気もありつつ、メインCPの真紀xたすくは可愛らしく順調なので「萌」にいたします。
しっかり者で彼女がほしい高校生と、世間知らずの中学生のような教師の恋。
先生が見かけも性格もかわいいです。
ちょっとお坊ちゃま育ちを思わせる、世間知らずです。
攻めは、一家の家事を引き受うけ、料理も得意な高校生。
夏休みの間に、攻めがアルバイトで荷物を届けに行った先が受けの自宅で、ふたりは互いの身分を知らずに恋人に。
夏休みが終わり、二人は初めて自分たちの立場(生徒X教師)を知るわけですが、受けを目に入れても痛くないほど可愛がる兄等など二人を邪魔する人達が登場して、色々苦労しながら絆を深めていきます。
受けは教師で22歳なんですが、見かけは10台半ばくらいで、一瞬ショタ?と思ってしまいました。
私は年齢の割りに見かけがあまりにも幼い受けはちょっと苦手なんですが、この受けはOKでした。