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この巻では、王になった泊瀬部が自分が軽んじられていることから、厩戸皇子を恨み庵sつを計画する話。
そして毛人が恋に落ちた伊勢の斎宮・布都姫との出会い、
何より一番の大きな要素は、厩戸の激しい嫉妬心がクローズアップされます。
色恋沙汰も一族や王家の問題が絡んできていて、それが史実かどうかとしても、その作者さんの想像力には脱帽!です。
毛人が刀自古といるところを目撃して、嫉妬と怒りに駆られる厩戸皇子。
彼の感情が高ぶると、モノを動かす力が発動するのですが、それらの飛び具合などで、皇子の感情の激しさがわかります。
いつも能面のような貼りついたような笑顔の奥に、秘められた激しい感情。
常人にあらざるが為に母親に疎んじられ、同性であるが故に毛人への想いは秘めてなくてはならず、皇子の苦しみは膨大なモノになっている気配がします。
その点、毛人は能天気ですね~ww
彼の夢に皇子が新入した時に見せた顔にときめいたり、皇子が女装する姿を見るたびにそれに恋して。
よくBLであるノンケを恋した苦しさが描かれますが、
もうこの時代にそれを匂わせす物語が出ていたなんて!
まさに、そういう苦悩を皇子は科抱えているかのようなのです。
布都姫を毛人は惚れいていると言う話に皇子は一体!?
毛人の女性に鼻の下が伸びてる様子が想像できて、ほんとうにこいつは普通すぎるよ、、と想わなくもない。
今回の帯は、夢枕爆。
相変わらず絶賛なのです。