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濡れる白衣!不倫医師のタブーな性交!!
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
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「院内感染」と「主治医」が1冊でまとまり、院内感染シリーズがまるまる一冊に収まることになったこの文庫版です。
新たな描き下ろしはありませんが、シリーズが1冊になったというのは新たに定宏作品が読みたいという方にはとても親切な1冊ではないかしら。
内容は結構タブーが占めております。
傲慢な態度の新任外科医・沢村に、受け持ち患者の手術が成功したら抱いてもいいか?と誘われる妻子持ちの内科医・八木。
手術は結局失敗に終わるのですが、沢村の術姿勢に欲情した八木は、その日から沢村と関係を持つ。
二人が密会するのは、植物状態で寝た切りの患者の病室。
だんだん本気になり沢村を愛し始める八木は、彼の立場を想い離れようとする沢村の姿にショックを受けるが、
沢村の誕生日の日、車で事故を起こして植物状態になってしまう。
ショックを受け絶望していると、折しも今まで逢瀬に使っていた部屋の昏睡患者の想が目を覚ます。
不倫・院内での行為など背徳的で、情熱的な定宏作品の登場人物が苦手な人にはちょっと受け入れにくい設定かもしれません。
その後の展開においても、かなりドラマティックに進んでいきますので、そこに臭さを感じてしまうと白けてしまうのですが、この他を巻き込んで傷つけても自分たちは添い遂げようと必死であがき、そして尽くす主人公達の姿が、特徴でもあるので、これが好きな自分にはとっても面白い!
むしろ禁忌感はスパイスなのです。
昏睡状態だった想は13歳で事故にあい、5年後目が覚める。
寝てはいたが、彼等が部屋でしていることは聞こえていた?
八木がひょっとして自殺だったのでは?という自分が彼を追い込んだかもしれないという罪の意識にさいなまれて、離島の医師になる沢村ですが、そこへ回復した想が訪れる。
彼は沢村に恋していたようです。
ここで人違いのリバが発生します。
沢村が受けになります。
しかし、沢村の八木への強い愛を変えることはできないと知った想は大事な事を沢村に告げて島を離れるのです。
この想についてのお話が「胸に棘刺す事ばかり」になります。
18歳にしてもう一度中学生からやり直すことにした想の青春は、院内感染の大人の世界と違って、幾分若くて青い情熱・そして若さゆえのすれ違いなど、爽やかさと勢いがあります。
そして八木の元へ戻った沢村は昏睡状態の八木の元へ戻るのですが、八木は記憶が一部欠損していて沢村の事をおぼえていない。
しかし、沢村は誠心誠意八木を看病するのですが、それは激しい執着でもあり。
八木は記憶が戻るのか?そして妻子の問題は?彼等の未来は?
そういう部分でこの主治医のほうが、彼等の関係を確かなものにするためにとても重要な部分をになっています。
なので、このシリーズが1冊になったのはとても便利なのです。
激しいエッチシーン。
えげつない言葉で挑発したり、本能のままに求める姿の描写など、切迫感は抜きんでている定宏描写なので、その辺りは大変に満足できるかと思います。
冷めた目でみていしまうと、とんでも設定かもしれませんが、なかなかに読ませる本なのではないでしょうか。
定宏ファンなので、甘めではありますが、こういうの嫌いじゃありません♪
ドクター同士のお話になります。昔購入したのを読み返したんですが、看護師の仕事をしだしてからは、仕事中にエッチをする医師や看護師の話が苦手で…。なので、意識不明の患者の病室で、エッチをする描写は萎えます。でも、リバはあるし、好きな年下攻めもあるし、他の部分では楽しめます。
外科医の伊織と、妻子のいる内科医の朋也の不倫から始まった恋。
最初は、朋也が好き過ぎて苦しんでいます。そして、朋也が意識不明になってからは、伊織が好き過ぎて苦しんでいます。そんな二人の葛藤にキュンとなります。
そして、重要なのは、二人がエッチをしていた病室の患者・想の存在です。
朋也を助けられなくて、酒浸りになった伊織を、一生懸命に支えています。その健気さと、どんなに頑張っても伊織に振り向いてもらえない切なさが伝わって、切なくなります。
伊織も朋也も想も、紆余曲折を経てやっと幸せになった時には、胸がジンときます。タブーが詰まった内容だけど、読み応えたっぷりな1冊です。
文庫化での再販になるのですが
院内感染、まるでサイコホラーみたいなタイトルで
気になった中身はと言えば、ドクターの乱れた世界ですね。
オペ後にしたくなるって設定は結構王道なんだけど
そこの寝たきりで意識の無い患者の部屋で毎回ヤッてる医者
道徳に反するなんてもんじゃないですよね(笑)
でも、やっぱり悪い事は出来ないみたいな内容で
寝たきり患者と同じようになってしまう受け様
そしてその患者は目を覚ます、別にホラーじゃないけれど
因果応報みたいな結果になってしまうんですよね。
ラストはハッピーなものになっておりますがかなり
マニアックな作品ではないかと思います。