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著者さんの初コミックだそうです。
絵はキレイで読みやすく、お話もあまあまからシリアスまで幅広くて読み応えがありました。
表題作以外に3作品あり、それぞれに書き下ろしがあります。
どのお話も楽しく読ませていただきましたが、私は表題作が一番よかったと思います。
『好きより、もっと』
幼馴染同士の両片思い話。天然の受けがかわいい!あれは攻めもほっとけないでしょうね。お互いに20年越しの想いですから、結ばれた後はラブラブのあまあまで過ごして欲しいです。間違いなくそうなると思いますが。
『リビング・テリトリー』
会社の先輩の家に居候することになった後輩と、その先輩の話。
基本無表情な先輩が甘えたところがかわいかったです。
『延滞告白』
再会愛。健気受け。お互いに遠回りしてしまったので、書き下ろしでのいちゃいちゃがよかったねと言いたくなります。
『僕らの上に降る光』
これは前後編からなってます。シリアスです。死んだ兄と、兄の恋人と、弟の話。この弟くんも健気ですね。せつないですがハッピーエンドです。
この話の書き下ろしは死んでしまった兄の話で、「えー、そうだったの!?」とちょっと驚きでした。
次回のコミックもぜひ購入したいと思います。