忠誠の代償 ~聖なる絆~

chusei no daisho

忠誠の代償 ~聖なる絆~
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神53
  • 萌×235
  • 萌17
  • 中立3
  • しゅみじゃない5

--

レビュー数
15
得点
459
評価数
113
平均
4.1 / 5
神率
46.9%
著者
六青みつみ 

作家さんの新作発表
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イラスト
葛西リカコ 
媒体
小説
出版社
幻冬舎コミックス
レーベル
リンクスロマンス
シリーズ
忠誠の代償 ~聖なる絆~
発売日
価格
¥855(税抜)  
ISBN
9784344823907

あらすじ

辺境を守る皇太子のヴァルクートは、予期せぬ場所で野良聖獣の繭卵を見つけ、成り行きで“対の絆”を交わすことになったが…。
(出版社より)
【おことわり】電子書籍版には、紙版に収録されている口絵・挿絵は収録されていません。イラストは表紙のみの収録となります。ご了承ください。

表題作忠誠の代償 ~聖なる絆~

ヴァルクート・ヴィルハム,23歳,聖獣と騎士の国の末っ子皇子
キリハ,野良聖獣(位の不明な聖獣)

その他の収録作品

  • あとがき

レビュー投稿数15

発刊順に読めばよかった、この巻が最初です。

発刊順に読んだほうが、シリーズ全体の関連が流れで理解できるので、面白さの深みが増します。
私は、表紙の絵が美しかったので、「聖約の代償」を先に読んでしまった。
それからこの「忠誠の代償」を読みました。
このシリーズの全部に登場する「軸になるペア」が主人公なので、これを後に回すべきじゃなかった。

当代の王命で「ギルレリウスの聖獣リュセラン」の卵が盗まれて、何も知らずにその卵をギルが育てていた仔細を後から知ったので、理解するまでが手間だった。
ヴァルクートは、高潔な人格者で、恨まない人。
森で見つけた聖獣の卵から孵化したキリハは、本来の絆相手のリュセランに嫉妬。
リュセランは、宙ぶらりんな絆に翻弄されて、最期は自死をするような戦死を遂げます。

そして、また生まれてきて、絆を結びなおす。キリハが生まれ変わりを証明します。
これを許した竜の母に感謝、物語がぐっと面白みを増しました。

最後に残った疑問は、聖竜の卵はどの竜が生んでいるんでしょうか?・・このシリーズの解けない謎です。

2

醜いアヒルの子が強く美しい聖獣になるまでの成長物語

あらすじを見たら随分とあっさりとしてますが、繭卵を見つけるまでがいろいろあるんです。
六青さんの不憫で健気な受けの物語は好きで愛読してますが、珍しく不憫な攻めが理不尽に追いつめられていく展開に今に見てろ〜となった作品でした。

主役カップルの一人は誰にも愛され快活で能力のある第4王子。
そんな弟を僻んだ第一王子から卑怯な企てにより辺境の地へ左遷させられます。
自己保身ばかりで非道な父王は愛してくれも力にはなってれくれません。

辺境の地で腐ることなく役目を果たそうと真摯に勤めやがて信用を得ていく過程がおもしろかったです。

ヴァルクートが高位の繭卵(聖獣の卵)から選ばれ、慈しみ成長を見守って来たのに兄により奪われ落胆する姿は哀しく怒りを感じました。
その直後に出会った野良繭卵がもう一人の主役聖獣キリハです。
キリハの自分の力が足りないばかりに主人が蔑ろにされる悔しく思ったり、自分より先に選ばれた聖獣がいたことを知り嫉妬したり独占欲や不安からぐるぐるするのが人間ぽくて愛らしかったです。

6

のめり込めるファンタジー

面白かったです。もう、一生懸命読んでしまいました。
しかも、この一冊を機に、全巻揃えてしまった・・。
何やってんだと、そんな自分を詰りたい気持ちもありますが、とりあえず、この作品を、熱した鉄の如く、練って冷やしてまた練って、ぐるぐるやって、これでもかって鍛錬の結果、素晴らしく切れそうな真剣にして下さった作者様に感謝を。

とにかく一筋縄でいかない設定がいいです。
ファンタジーなら尚更、そこに気をつけなきゃいけない訳ですが、知らない言葉に言葉萌えする私はガッツリ食いついてしまいました。
しかも、騎士とか軍とか王宮とか・・グっとくる。
贅沢なのに贅沢しない人達が、世間の荒波にめげずに愛のために戦う物語。

この逆説にやられるんですよね。

いわゆるツンデレ・・ではないんです。
本心から好きだと思ってるし、愛してるけど、そう言えなくなってしまう不幸がある。
自分の心ひとつじゃ、どうしても素直になれない。
大きなわだかまりがあって、悩んで、悔いて、どうにもできなくなって、やっぱり最後は「愛してる」に落ち着く訳ですが・・、この奮闘が・・切なさが読んでて身に沁みます。
恋愛のぐちゃぐちゃで経験する、迷いや、憤りや、勘違いや、羞恥心。
そういう思い出すのも苦いような気持ちや焦りを、すごく忍耐強く書き出せる作家様だと思います。

淡々と、そしてたくさんの感情を押し殺し、非情に徹しなければ紡げない物語。
また逆に、愛情豊かで、小さな感情の吐露にも事細かな表現が生き生きしていて、心を淡く温かく満たしてくれます。
このアメとムチの重さに、どっぷりと嵌ってしまいました。

あ、ケモミミもすんごくかわいいですよv
そこにいい大人の男が右往左往してデレるのも読んでいてとても楽しかったです。

5

みゅ とか啼くんだもん、たまらんわ

とうとうこのシリーズに手を出してしまった。
私にとっては、長年の憧れであり、最後の砦 的な本。
昨日から何回読み返したか。幸せ はふはふ色で終わった訳ではないが
なんか読み返してる。世界観に浸りたいのかも。
萌2と悩んだけど結局神。

萌2と悩んだ理由:
輪廻の花と似てる設定(訳わかんないやつが攻めてくる)なんだけど
こっちの方が、より戦闘シーンが多く、「この方たち、なんで攻めてくるの?
どっからくるわけ?」といった疑問が大きくなってしまった&
その答えが当作内では得られないため。
BLってよりファンタジーとしての結末が気になっちゃったー
続きの本で、この種明かしってあるんかな?

神にした理由:
攻めさん、受けさん共に好きだから。
攻めさん:王となるべくして生まれたかのような第四王子。
     王たるもの、かくあるべし といった感の人物。
     いや、やることやってるんで、それなりにやんちゃだけどね。
     受けさんを口説き落とす時も、なんか百戦錬磨的・・・
受けさん:明朗、快活、案外性格が男前!
     戦闘シーンでは、すんげー凛々しい!
     また ちびん時の記載がたまらん!!!!!!!!!!
     みゅい とか啼かれた日にゃあ おばさん、果物ジュースもって
     走っていくで!(聖獣は果物と花なんかを食べるらしい)
     なんしか超絶可愛いーーーーーーーーーーーー
     神とする理由8割は、このちびと溺愛する周りの大人たちの記述。

その他、こんな方が出てきます。そう、登場人物 多し。
でも、あんた誰 はあんま無かった。
一つ一つのエピと個性がしっかりしてたからかもしんない。

リュセラン:キレイな聖獣。攻めさんと訳アリ。
攻めさん甥:第一王子の長子。彼もかわいそうな人。第一王子に
      色々ゆがめられた。
攻めさん父:攻めさんのことを溺愛。策士にはなれない単純系らしい。
      誓約を守ろうとし、ひょえーっ なことをしでかす。
第一王子:あんな優秀作品(攻めさん)が生まれる両親やったのに、
     ひねくれもの。攻めさんいじめまくり。
     もうちょっと大人になれよ・・・と誰か諭してよ と思う。
第二王子:物語のキーとなる出来事を経験する。痛ましい王子。
     結果 ちょっと病んじゃったかも。     
攻めさん幼馴染:やわい感じだけど、剣術うまし。攻めさんに付き従い
        割といいたい放題。
攻めさんの侍従:ずっと身の回り世話するおっさん。
赴任先の騎士達:なかなかの曲者、強者らしい。
        一癖もふた癖もあるやつばかりっぽい。
        最初、めっちゃ汚い、だらしない・・・
        攻めさんに懐いた後、受けさんの事はみんなして溺愛。

そう、これだけの世界観、人物を動かそうとすると大変だと思うんだよな。
やっぱいいわー
次、リュセラン(泣)を読もう。

9

人と聖獣の共存

代償シリーズ1作目。ファンタジー作品です。

人間界を襲撃する魔獣と戦うために、聖獣と協力する騎士。
聖獣が人間界で生きるために選ばれし騎士と聖獣は誓約をかわし一対の絆となります。

兄の策略で選定された繭卵を奪われてしまったヴァルクートでしたが、別の繭卵を見つけ誓約をかわします。
その聖獣キリハが本当に無邪気で可愛いです。
そして聖獣の位や自分の立場に捕らわれず、適正な選択ができるヴァルも素敵です。
なかなか力が開花せず周囲から無辱されるキリハは可哀想でしたが、ヴァルの優しさと二人の信頼の方がずっと強かったです。

設定も展開も面白いです。2作目を早くよみたくなりました。

3

王道な主役

モフモフファンタジーが大好きで、このシリーズも一気にシリーズ全巻集めたまではよかったのですが…なかなか手が出せずにいました、長くって(^_^;)
急に意欲が沸いてきて、モフモフワールドへ突入!です。

みんなに愛され、けれど決して慢心することなくまさに『理想の王子様』よろしく育ってきたヴァル。
けれど陽があれば陰もあるわけで…狡猾な兄のたくらみに呑まれ転落人生、けれど持ち前の正義感で物語の主人公よろしく這い上がるお話。

できすぎのお坊ちゃん!と多少思いはするものの、やっぱり主人公はこうでなくっちゃと王道な主役、ヴァル。嫌いではありません。
イレギュラーな形で、けれど運命よろしくヴァルと出会い絆を結んだ、『野良』聖獣・キリハ。
能力は最下層、落ちこぼれのレッテルを貼られ、落ち込み傷つくキリハですが、実はキリハの正体は───。

という、もう絵本さながらの王道展開なので、そこまでハラハラすることなく安心して読めました。

ただ、このお話と対をなすもうひとつのお話、『贖罪の絆』にて主役のリュセランの存在が気になって仕方なかったけれど。
(先に聖なる絆を読みました。もし、贖罪の絆を先に読んでいたら…リュセランの負の感情に引きずられてこっちのお話は楽しめなかったかも)

人と聖獣。
歪んでしまった理(ことわり)を、きっとヴァルは正しく導くでしょう。
どうか人と聖獣が幸せに暮らせますように…。

2

【私見】複雑な気持ちになりました【激辛】

先にも述べられている方がいますが、私も全体的な物足りなさというかまとまりのなさを感じました。所々が淡白で、やりたいことが一杯ありすぎて逆に一つ一つの内容が薄くなってしまっているように思います...。
物語の後半なんてダイジェストでも読んでいるかのように錯覚しました。
シリーズモノの1作目ということですが、とても続きを読む気にはなりませんね...。

その際たる理由ですが、次作「誓約の代償~贖罪の絆~」に登場するリュセランの存在ですね。...はっきりいって、この子の存在がなければここまで酷評することもなかったかもしれません、作中で主人公×彼√の方がみたいなんて思っていなければ...!

今作中で散々主人公達の仲を引っ掻き回す結果になる彼ですが、一途純愛キャラ(主人公に対して)かと思いきや次作で愚兄の息子に寝取られる優柔不断野郎なんですよこいつぁーっ!
(途中でこの子の事が気になり次作の事をある程度調べた)
卵の時に主人公に愛情を注いで貰い、その時の事を覚えているため、卵を横取りされ不憫にも愚兄の息子のパートナーにされても、それでも主人公を想っている的な純愛一途キュンキュンキャラだと思わせて本筋のカポーであるヴァルキリから鞍替えさせるほどだったのに結局こいつぁ寝取られビッチな雌犬だったんですわ!!!

その上彼が不憫に不憫なキャラで、最後も不幸な結果になってしまい、本筋のカップルにあまり感情移入できない宙ぶらりになってしまったんです。だから私は作中で2つ以上カップルが出てくるのが嫌いなんですよ...。

先にも述べましたが、それに加えて最後が駆け足すぎるんです。
結果だけを淡々と書いたかのようなラストスパートで、正直ついていけませんでした。
でも、皆様がおっしゃられるように、本筋カップルはとても可愛かったです。前半は何の苦もなく純粋に彼らの日常を追いほっこりできました。素直でやんちゃな受けが主人公を求める姿は結構キましたね。

だからこそ、後半のソレのせいで複雑な気持ちになったんですが…。
リュセランのそれがなく且つ全体諸々の設定を無視するならば、星3といったところですかね。

※実際、私が↑のようにリュセランが優柔不断ビッ○だと断定してしまったのは、作中で彼の話がうやむやでほとんど語られないせいなんです。
本当は違うんでしょうけど、もう少し補完がほしかったですねー↓

1

トーフチャヅケ

【追記】
それに、次作のほうの設定も気に食わないんですよね...。
いくらファンタジーだからって悲恋で終わったカップルの受けを生まれ変わらせていちゃいちゃさせるなんて、都合がよすぎるんですよ。

同人ですか?...っと。

けもみみBLとしてだったら萌×2

ファンタジーBLというよりも、もふもふな戯れをするためにファンタジー世界をちょっと借りたという印象を受けました。

全体的な物足りなさをとても感じました。
1つ目は、ストーリー展開以外での設定が全て端折られているというか、舞台設定が提示されているようでされていないと感じたことです。
世界を構成している全体像もよく分からないし、ラグナクルス帝国がどういう国なのかよく分からないのです。
土台があやふやなので、架空の世界で様々な人が確かに生きているという実感があまりないように思います。
なので地方都市が魔獣に攻撃されても、犠牲の一言で済んでしまって痛みを感じません。
あとがきでも書かれていましたが、テーマが「モフモフ」なのでそこを突っ込むのは筋違いなのだと思います。
でも設定をもう少し詳しく示してくれていれば、もっと入り込んだと思うし緊迫して読めたと思います。
(…こういうのを設定厨というのだろうか。)

そして攻めのヴァルクート。
溺愛の末貶められた末っ子皇子、という背景を何も感じさせない爽やかな人物像に違和感を感じました。
童話の中の王子様という感じです。
「前向き」と片づけてしまえばいいのでしょうけど、私にはなんだか都合の良い人物に映りました。
だから抜けている性格も、愛すべき欠点というよりもストーリー上で必要なこと、として映ってしまったのですよね。
僻地に追いやられた末っ子が皇帝になるってワクワクすることだと思うのに、大した感慨もわきませんでした。
帝国がどんな国なのかも良く分からないので、皇帝になってもふーんという感じでした。

さんざん文句たれましたけど、BLとして読んだので読後感はわりと満足でした。
素直でのびのび育ったキリハが聖獣として成長していく姿は物凄く萌えました。
聖獣の長としての働きっぷりを見たかったです。
それはこれから見れるのかな。

あとは運命の妙。
”たられば”は意味がないと私も思いますが、誰かの選択が一つでも違っていたら全てが変わっていたのだろうなと思います。
そこからいろいろと想像も膨らんだし、面白いと感じました。

もふもふな戯れ、醜いアヒルの子なお話としては物凄く萌えました。
けもみみBLとしてだったら萌×2ですけど、ファンタジー世界を堪能したいのならかろうじて中立という感じです。

2

ファンタジー好きなら迷わず読んでみて欲しい

モフモフシリーズ1作目。
今では大人気のこのシリーズですが、一番最初に読んだ時はそこまで刺さらなかったというか、読み返す毎にじわじわくるスルメ本でした。
血が繋がっているわけではないですが、赤ちゃんの頃から育てた相手と関係を結ぶので、近親相姦などが苦手な方は受け付けないかもしれませんのでご注意を。

耳付きしっぽ付きのモフモフが堪能でき、さらにそのモフモフを子育てしてるのを俯瞰して楽しむ、ちょっと変わったモフモフ本です。
最近なりを潜めているというか、編集側からストップ掛かってるのか、毎度お決まりのようにかなりのページを割く輪○ン強○ンが入ってないので、安心して読めますが、安心してるとうっかり痛い目あいます、別の意味で。

とにかくこのモフモフな生き物が可愛くて仕方がない大人達の、やに下がった顔がなんとも……。
良い年した大人が大勢で、モフモフしたキリハをひたすら愛でてます。
こどもという生き物の描写が巧みで、本当に可愛い。
小さな手足やぷくぷくした肌、こども特有の甘いにおいまでしてきそうな、かなりリアルな幼児描写には、思わず顔が緩みます。
半端ないくらい母性本能をくすぐるようなお話でした。
読んでるこっちは、堪らずに床を転げ回るレベルです。
光源氏のように、雛から育てた子はそりゃもう可愛いでしょうとも!

ただ、個人的にはギルリュセの方で、最後全部もってかれた感あり。
テ○レア戦記などの世界観が好きな方だったら、結構嵌ると思います。

1

うーん・・・

高評価に期待して読んでみました。

が、正直ヴァルにもキリハにもあまり感情移入できなかった・・・。
理由はリュセランが不憫すぎたから。
どうしてもリュセランに同情してしまって、ダメでした。
ということは、次作はきっとがっつり楽しめるに違いない!とリュセランの幸せな姿に期待が膨らんでいます。次作まで読んでほっとしたら、こっちも違った感覚で読めるのかな?と思います。

ついでにこの作品の騎士&聖獣システム、どっかで見たことあるなーと思ったら、騎士&ファティマの某作品にそっくり。
ランク付けとか存在意義とか、あーアレでも言ってたわー、という言葉が散見されて、正直ちょっとがっかりしました。
BLって二次創作に寛容なジャンルだと思うのでそれもありなのかな?とは思いますが、どうしても設定がかぶりがちな日常が舞台ならともかく、完全ファンタジーでの舞台設定パクリは腑に落ちず。それを上回る感動があればよかったんですけど、それほどでもなく。

ごめんなさい、合いませんでした。

追記:
なんだかんだ言いつつ、シリーズ全部読破しましたら、シリーズとしてはすごく面白かったです!
この一冊かけてのシリーズのイントロダクションだったんですね。
次巻から本領発揮なので、世界観を頭に入れるためにこれは読んでおいた方がいいと思います。かといってこのカプはやはり好きにはなれませんが、そういう位置づけなら仕方ないと納得できました。
続くシリーズを楽しむためには、ここから読み始めることをお勧めします。

1

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