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丸ごと一冊全部がひとつのストーリーです。
・・・と言っても、80ページ程度の
中編(短編でも長編でも無く・・・)です^^
前作の「第一部」「第二部」の続きで、
香椎が警察を辞めたところからのストーリーでした。
今回はチャイニーズマフィアが出てきて
どんな危険に遭遇するのだろう!?と思っていたけど
案外、ラブラブな二人がガッツリ見られたというお話でしたw
一色の出番がちょっぴり少な目。
でも、ラブラブな二人の気持ちの擦れ違いや
考えの違いなどがお話のスパイスになってました。
軽~~く楽しめる作品でした♪
温泉旅館の一件からひとつき後の3話で、刑事とヤクザという
立場から解放されて さらに激しく感情を貪り合っています。
蓮ががんばってくれました♪
一色はどちらかというと 待つ身です。
やっぱりBLですね。(当たり前ですけど…)
蓮は「受」といっても気持ちもしっかり男の人なんです。
刑事を退職した蓮と一色との生活が始まりますが ふたりの気持ちにズレが生じます。
一色は蓮がかわいくてかわいくて仕方ないので
苦労をさせたくないらしく 何でも自分がやってあげたいと、新居の
マンションを黙って購入したり探偵事務所を斡旋しようかと提案したりする反面、
蓮は「ヤクザの愛人になるわけじゃない」と自分で警備の仕事を探してきます。
これに対して、ふたりでしばらくゆっくり過ごそうと思っていた
一色が『拗ね男』モードになるんですよね。蓮を大切に思うが故の心配と過去の経験が
そうさせたのでしょうけど……。
蓮の職務はある人の護衛。でも実は護衛というのは表向きの理由で 彼にも知らされて
いなかった本当の目的は護衛する人物の組織の裏切者をおびき出すための囮(おとり)に
なることでした。蓮が囮になるということは蓮自身の命が狙われる可能性もあるほど
危険な任務です。
新しい登場人物は蓮が護衛する瑞澪(ルイリン)と側近の玄(クアン)。
このふたりは主従の関係以上に愛情と信頼という固いきずなで結ばれているようでした。
「お人好しで世間知らずで扱いやすい人」という条件を満たした蓮を情報屋が玄に推薦して、蓮達が出会ったのですが瑞澪と蓮のふたりで行動する機会が多くて 世間の酸いも甘いも裏側もすべてお見通しの雰囲気漂う瑞澪と蓮のお人好しで素直な性格の違いが際立っていたような
気がします。
無事、警備の仕事をクビになった(笑)蓮は、安らぎと癒しを求めて
一色のもとへ帰ります。
一色と蓮、瑞澪と玄の4人のキャラに惹きつけられましたよ~。
個人的には瑞澪と玄のことをもっと知りたい。これでサヨナラするのは淋しいです。
そう思うくらい魅力的でした。
ここで信頼というさらに深いきずなで結ばれたふたり。
これ以降 どうなるんでしょう?!
さいごに…
ふたりが一緒に生活することで あまりわからなかった日常の部分を垣間見ることができて嬉しかったです。
一色の手料理おいしそー!!蓮はお皿洗う係なの?
蓮は一色のことを名前で呼ばないの?
いろいろ考えちゃって モーソーが止まらず大変です(〃∇〃)。