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とーっても短い作品ですが・・・面白かったです^^
当然、ページ数が少ないので、急展開を見せたりするので
ちょっと強引かな?と思ってしまうところも
あるかもしれませんが
「ページが少ないのでしょうがない」と
最初から頭に入れて読めば、
気になるほどじゃなく、楽しめました♪
たまぁーに出てくるコミカルなところも、
それからキューッとくるシリアスなところも、
短い中に詰まっていて、このお値段で
とってもお得な気がしますw
そしてそして、これまたたまぁーに出てくる
「木下さん」がモノスゴクいい味出してますww
絵が好きだったので 購入しました。
絵がきれいで、内容もドロドロしすぎていなかったので一気に読み終わりました。
潜入捜査という形で出会った新米刑事とヤクザが惹かれはじめる
ストーリーです。
注目は新米刑事とヤクザのキャラクターとふたりのココロの絡み合い
でしょうか…。
(カラダノカラミも結構あります!(^^)!)
新米刑事の香椎蓮(受)は仕事に対しても一途で、警察官とヤクザとの
取引の内通者を捜し出すという潜入捜査のために花岡組若頭・
一色直之(攻)に愛人にしてもらうように頼み込みます。
何とか首尾よく一色の懐に入り込めた蓮は、組員のひとりから一色の
傷ついた過去を聞き、激しく胸を痛めると同時に彼の優しさを実感
します。
一色のストレートな愛情表現に次第に心を開き惹かれはじめる蓮。
捜査のためとはいえ 一色を騙して心の隙間に入り込もうとする
刑事の仕事としての領域と、その領域を超えて一色に心から惹かれて騙していることを
申し訳なく思い葛藤する蓮の姿が切ないです。
一色も蓮に騙されたことを知りながら結局は自分を庇ってくれた蓮を
赦します。ふたりともまっすぐです。お互いの気持ちを激しくぶつけ
合うところは、読んでいて胸がキュゥッとしめつけられて苦しいと思
うくらい、ふたりのことが愛おしくなりました。
次第にお互いの存在が掛け替えのないものになりそうです。要所要所に
蓮の一途さや健気さ、一色の度量の広さや筋の通った男気が伝わり、お互いの魅力を
高めあっている気がしました。
物語が都合よく進みすぎる感も否めませんが、今のところ電子書籍
のみの発行なので、そのくらいの方がテンポよく読み進めていける
のではないでしょうか?
印刷・製本化を切に願う作品の1つです。
本を手に取りページをゆっくりと捲りながら 蓮や一色の心情の移り
変わりをもう少し深く読み解いてみたいなぁ…と思います。
最後のすがすがしい蓮の表情が忘れられません。