fiona0109
元の映画、観てません。
この状況でこの本のレビューを書くのはとても難しいかな、とは思うのですが頑張ってみます。
情報の欄には、あえて攻・受を書かなかったのですが、カップル色は薄い作品で、強いて言うなら真喜雄‐鳴海‐柴山となります。
ヨネダさんの言葉によると、真喜雄は映画の中では一番カッコよく思われたキャラで、パンフの中にあった(鳴海の?)トラウマ云々というコメントを読まれて、この作品を思いつかれたそうです。
お話は、雨の中、鳴海が誰かの墓の前に佇んでいるシーンから始まります。
そこへ柴山が後ろから近づいてきて、鳴海に傘を差し出します。
そこから二人の会話が始まるのですが、鳴海の台詞がカッコイイ。
真喜雄、鳴海、柴山に対するそれぞれの思いが、届かなくて、敵わなくて、交わらないのかと思うと、とても切ない。