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「コーリング」シリーズ、堂々完結!榎田尤利先生も胸キュン!
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作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
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「コーリング」シリーズ完結巻。
テロ組織の首謀者・羽生は浅岡に顔を撃たれてからテロ行為への執着や浅岡への殺意が変容し、周囲の理解を超えて狂気じみたテロ計画を立てている。
並行して、圭吾と自衛隊の三佐・御手洗の二股をかけている錦織(シキ)の悩みも描かれます。
好きだけど正体も明かせない圭吾と優しくて全部知っている御手洗を天秤にかけ、御手洗を選ぼうとする錦織。しかし……!
続く展開は衝撃であり残酷。
畳み掛けるように、羽生は狂気の計画を実行します。
それは「自爆テロ」…
本作は重要な登場人物や主人公格ですらも死んだり重傷を負ったり。
繊細であると同時に重苦しい事件や真実を突きつけてくる宮本先生の作風の究極のようです。
皆がひどい傷・苦しみを負った後、メインCPの高野x浅岡は何とか(肉体的には)無傷で、高野の方も浅岡を大切にして。
浅岡は精神的に成長して、高野の2年間のアメリカ行きを日本で待つ覚悟ができます。
最終エピソードにて、重傷を負い警察を辞めた錦織と圭吾が仲の良いCPになっている様子(←第1作・コーリングにつながります)が描かれ、テロリズムと死を越えて少しずつ平穏と愛情のある日常を得ていく浅岡とシキの物語が終わります。
本作はもうエロやBLというより、テロとの闘いというか、サスペンス映画を見ているような息が詰まる展開。重要人物が死んでしまったり結構ショッキングです。
自爆テロを実行する羽生も印象深い人物で、彼のスピンオフがあったら読んでみたい。
3部作ということで、3冊分しっかり読み込める大作です。
「コーリング」「ノーウェア」と続いてきてこちら「エデン」で完結。
いよいよコーリングで描かれていた100人以上の死傷者が出た大規模テロへのカウントダウンが始まっています。
浅岡……。せっかく極左テロリストの羽生の元仲間が「羽生が浅岡を狙っている」と警告してきてくれたのに、誰にも報告しないとは。
羽生が何らか接触してくる可能性がある訳だし、人質に取られてそれを引き換えに何らか要求されたりという可能性も考えられる訳だし、「ノーウェア」でも元アジトを単独でフラフラ近づいてしまったり(その結果、羽生に襲われそうになった挙句、羽生を撃った)と、ツメが甘い……。
そして制服という事で格好良さ3割増しなんだけど、極秘組織なのに制服着て外出までしちゃっていいの?何の組織かは世間にバレていないけどバーにまで制服で行ってたよね、シキ。
シキは実は圭吾と御手洗との間で揺れていて、天秤にかけていた事がわかります。
結局、コーリングで描かれていたように圭吾の元へ戻るのだけど、そこには御手洗の殉職が。そっか、圭吾、捨てられる可能性があったのね…。
TJは男前としか言いようがありません。好きだの愛してるの次元を飛び越えた提示には、おおぅそうきたかぁ、と感動しました。一人ぼっちの浅岡がなによりも望んでいたものだと思います。
全五巻くらいかけて読みたかった題材でした。
テロリスト羽生の浅岡に対する執着。
そもそもテロリストたちの主張は何なのか?なぜ、あんなに無差別爆破テロを繰り返していたのか。
そしてせっかくのテロ対策特別班・公安0課という組織に所属しているのだから、恋愛中心の描き方ではなく彼らの仕事ぶりも覗いてみたかったです。
三巻かけて読んだお話が終結しましたが、すっかり圭吾の記憶が薄くなってしまっているので再び圭吾を読みにコーリングに戻りたくなります。
私がトピ立てした「ちるちるのランキング圏外だけど、心の琴線に触れた作品を教えてください」
http://www.chil-chil.net/answerList/question_id/4967/#IndexNews
で教えていただいたのが、こちらの作品。
宮本佳野さんのRULESシリーズが気に入ったのであれば、こちらも是非という事で読みました。
RULESもそうでしたけど、少々貞操観念が緩いキャラが登場したり、二人の間で揺れ動いたりします。
他の作家さんのキャラの場合、浮気をすると幻滅を感じる事が多いのですが、宮本さんの作品は幻滅ではなく、何故かそこがリアルで人間臭くていいなぁと思えてしまう魅力ポイントに感じてしまうのは何故でしょうか。とても不思議です。
こちらのシリーズを教えてくださりどうもありがとうございました。
テロと闘う極秘組織という特殊な部隊設定。
少々重い話だし、宮本さんの描く受けは性生活が乱れたところが多くて思うところがないわけではないのですが、それでもよかったと思ったのは、ひさひざにガツンとくる告白シーンを見たからです。
告白のセリフは数多くありますが、主人公が一番欲しいであろうこの台詞を、高野がさらっと言ったことが私にとってはすごく衝撃的でした。
こういうシーンに出会えたらBL読んでいてよかったなあと思います。
前回が中だるみ的な回だと思ったのですが、今回は衝撃的な事件がいっぱいで少々重苦しいです。
圭吾のことが好きといいながらフラフラ浮気しているシキにも衝撃的な出来事がおこります。
すごくショックなのですが、1巻のコーリングで既にラストがわかってる分、まだ安心して読めました。
でもラストの爆発で怪我を追うシーンは1巻で知っていながらもやっぱりショック。
大好きな人がいながら、国を守るために仕事をとる信乃の決断と、その裏にある別れが怖いから誰も好きになりたくないという思い。
その呪縛をとく告白の言葉としてあれ以上のものはない、と思いました。
シリアスでも信乃とシキが明るいから楽しめたし、幸せって案外二の足を踏まなければ掴むのは大変ではないのかなと思いました。
事件の首謀者であった羽生の裏側とか、語りきれていないところもあるにはあるのですが、幸せな未来が見えるお話を高く評価したいです。
テロ対策特別班・公安0課の新米警官の信乃と、彼が慕ってやまない上司の高野。
そして「コーリング」において綴られた一般人・圭吾とシキの関係の物語がこれで全て繋がることになります。
前回、テロ犯の羽生を刺激してしまった信乃のその後の話から始まります。
姿を消した羽生。
内勤になった信乃は、高野が出張で不在もあり不安で寂しくて、そして焦燥感にもさいなまれているような雰囲気がある。
まるで仔犬がじゃれているようなシキとの関係も、中互いしたままで。
そんな時、羽生の組織を抜けた男が羽生に信乃が狙われていると忠告するのだが。
信乃の高野への想いは、何となく恋心でもあり、親を亡くして寂しいと思う庇護を求める子供の様な愛も感じる。
高野の気持ちをはかりあぐねているのだが、、、まったくもって高野はポーカーフェイスだww
激しい熱ではないが、まるで親子のような関係も見えるが、確かにそこには愛がある?
一方、シキは二人の男の間で悩んでいる。
結末としては悲しい結果を生むことになり、そして決断をさせることにもなるのだが、、
そうか、、圭吾は天秤に掛けられていたのか。
こうした特殊職業である以上の恋愛は、ひょっとしてそこにシキの圭吾への思いやりはなかっただろうか?
羽生の信乃への執着は一体なんだったんだろう?
ひょっとして信乃への愛かな?
語られる事はなかったけど、彼は数多くあるテロ組織の一つでしかなかったんですね。
シキや信乃から相談を受ける人の良い分析官・野秋の、信乃へのほのかな恋心が表情で見てとれたのだが、年上なのに何か可愛かった♪
完結しましたが、これでまた「コーリング」へ戻ると、この話がとても良く見えてくるのかな?と思いました。
まるでメビウスの輪のようなそんな3作品だな、、と。