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toriniku club
当方はエログロ大好きな方ですが、この漫画には動物に対する残虐表現(鶏に無理矢理挿れて殺す)があり、気分が悪くなりました。動物に対する暴力表現が苦手な方はご注意ください。地雷を踏んでしまいました…
中村明日美子先生のダークコミックスですね。
元々ファンとかではないのですが、サブカル的な良い味出ていると思いました。
明日美子先生の初期作品で先生のエッセンスが詰まった素晴らしい作品集です。明日美子ファンには堪らないのですが、一般受けするかどうかは謎です。
時系列から、初めての明日美子作品としてこれを読み始めるのは全くお勧めできません。明日美子先生の根底に流れる登場人物や芸術に対する愛を知らないで読んでしまうとただのグロと捉えられかねないからです。大切に育ててきた鶏を獣姦してしまい、自らの精液がチーズとして食される、表題の鶏肉倶楽部など先生らしいユーモアもたぶんこのように理解するのは難しいかと思います。
最初に読むべき明日美子作品としては「Jの総て」をお勧めいたします。
黒明日美子。同級生(こちらは白)の世界しか知らない読者は、ビックリかもの黒です。
20代前半でこれを書いている彼女に、まずは脱帽。
「鶏肉倶楽部」「マー様にささぐ」「MEQUE MEQUE」「コーヒー砂糖入り恋する窓辺」
「海のパイパイ」「おたく2000」「ミドリ色のすべすべした美しい身体」の7編が収録。
獣姦、同性愛、ドラァグクイーン、と内容は様々。
個人的には、傑作とだと思う作品もあれば、駄作もあるという感想だが、
美しい表紙を含めて、全体としては素敵な作品だと思う。
かなりエロくてグロいので、読み手を選ぶかとも思うのですが
独特の美意識があり、決して汚らしく下劣にならないところが、この作者らしい。
「鶏肉倶楽部」
亡くなった父の後を継ぎ、「鶏肉倶楽部」という秘密倶楽部の会員となった主人公柴山。
一人が一人が卵を孵し、誰が一番美味しい鶏を育てられるかを競うブルジョアのお遊び。
最初はくだらないと思っていた柴山だが、ニワトリを育てていくうちに愛情が生まれ、
遂にニワトリを獣姦、しかし最後は、メリークリスマス!と倶楽部で食するのです。
「決め手はやはり肉の中に仕込まれたチーズですな。」
←読まれた方は、このエロさが分かるかと。
「MEQUE MEQUE」は、コペルニクスの呼吸に登場するレオの若かりし日の物語。
巻末についている、「オマケ」の絵も魅力的。
「トースト考」「わりと難しいクロスワードパズル」もついてます。