条件付き送料無料あり!アニメイト特典付き商品も多数取扱中♪
BL shachou
正直、題名は「BL社長」と銘打ってはいますが、前作でもそうでしたように架空のアマゾネス出版というBL出版会社を舞台にしたBL業界の内情話本です。
出始めは、畑違いの部署からいきなり未知のBL畑に放り込まれた社長の奮戦記を、編集部内実情を合わせて展開していましたが、今回はがっつりと編集&作家話です。
社長に水戸黄門の印篭はありませんが、やはりのほほんとしてながらも「よ、社長!」という引き締め登場はあります。
今回は「出版不況の元、大手出版社がBLに参入」という昨年あたりから顕著に見られた動きを老舗のアマゾネス出版サイドから、編集と作家の立場なども含めて描かれていました。
そして、この本の半分以上を占めたのは、「デキる新入社員がもたらしたアマゾネス出版の危機」という切り口です。
この新人編集が、鼻柱の強い奴でして、BLに対して熱い思い入れがある。
我が、我が、を先走り、先輩を軽視して自ら学ぼうとしなかった為に陥った最大の危機は、編集部の信用をも落とす結果に!
この打開が、ただ謝罪をするだけでなく、編集としての問題点をも浮き彫りにして、それに対しての対応をどのようにするか、という面を見せています。
多分に実話をデフォルメしたり加工したお話かもしれません。
新人編集の話については、編集や作家に対する読者の不満というものを、どういう風にくみ取っているのか?対応しているのか?
そういう提示をしているような話しでもありました。
BL出版業界、うちあけ話ですねwww
しかし、れのさん。。。ご自身も売れっ子であると思います。
こういう内情うちあけマンガというのは描かれている時複雑なのかな~?それともノリで愉しんで描かれているんだろうか?
と心配したりもするのですが、でもやっぱり、BLが好きだから!こそのこのマンガなんだろうな。。と、やはりれのさんを応援したくなってしまうのでした♪