条件付き送料無料あり!アニメイト特典付き商品も多数取扱中♪
帯と裏のあらすじを読んだ印象では、裏表のある受けとそれに振り回される攻め、という感じでしたが、
実際は人見知りで不器用な受けと明るい攻めのお話でした。
前者のようなお話も読んでみたかったですが、結果この内容もとてもキュンキュンし、満足できました。笑
やはり一番の見どころは、ぶっきらぼうで懐かない受け(大津君)と、そんな受けが気になっちゃう好きな攻め(レオ)が、じわじわ距離を縮めていく過程ではないかと。
クォーターでアメリカ育ち(たぶん?)、明るくストレートに感情を表現するレオだからこそ、固い受けの心をほぐしていくことができたのかな?と思います。
お互いに、相手を思ってカラまわったり、嫉妬したり、嬉しい気持ちになったりと、初々しく感じる場面が多く、読んでいて癒されました。
両片思いのようなお話なので、切なさなどはなく、ほんわかした気持ちになりたいときにいいかもしれません。
絵は、好き嫌いがあるかもしれません。
私はこの作家さんはとても好きなのですが、友人は苦手だと言っていました。
また、話のながれに無理があったり、惜しいなと思う点もいくつかありました。
たとえば、最初はレオは、大津君の接客する姿が好きで仕事ぶりを尊敬しているという表現がありましたが、それについては始めの方だけでした。後半は大津君の不器用な部分やあたふたしている部分ばかり描かれており、読み返した際にちょっと違和感がありました。
このギャップを活かしたストーリー展開があると嬉しかったなと思ってしまいます。
他にも、なぜレオは男と女の区別がつかないのかという疑問や、レオが勢いでキスしちゃった後の展開の早さなども気になりました。
とたくさん書いてきましたが、総合すると、私の中ではかなり満足のいく作品で、買ってよかったなと思える一冊です。
ほのぼの、王道などが好きな方は、是非手を取ってみていただきたいです。
あ、あと「I LOVE ユウ」笑
新井サチさんはこれがしたかっただけなんじゃ(笑)と思ってしまいました。
帯の方では大津君、まるで温和な人と狂犬みたいな顔の二重人格みたいに書かれてますが、別に二重という事もない感じです。
どっちかというと、総じて固めで(騙されてるけどレオと違って笑顔も硬いと思う・・・)たまたま家電という要素でレオをリスペクトするタイミングが合って一気に懐く感じかな・・・。
とはいえ、それは恋人ってわけでもないからキスされたら「変態!」と殴っちゃう。
なかなか萌えにくいのかそれとも萌えてる自分に気づけないのか。
それに対してクオーターだからなのか客商売向きなのか、レオは喜怒哀楽の非常に激しい、表情の柔らかいタイプ。新井さんの受け攻めってこういうの多いですね。
そして、徐々にお互いが溶けていくのを待つこともできず友情の階段登らないうちに発情してしまう。どんどん突っ走ってしまってうわっ!な所が。
エッチに関してはさらっとした描写。レオ自体は「愛し合えれば何でもいいよー」な人(いや、レオ自体は大津に関しては「君がよければ何でもいいよー」の要素強くないか?)なのですが大津があまりにもここで固い。何していいかわかんなくなってフリーズw
でも、レオも男相手は初めてなのに調子よく物事薦めていくなー。
きっと何かあったら普通にレオは受けちゃうんだろうなぁ。
人当たりのよい笑顔にイイ人だと思っていたら、全然別の顔があって、一体どっちが本当?と思ったら、本当は滅茶苦茶不器用なツンデレだったという。
そんな彼が、明るい男によって気持ちが揺さぶられるたびに見せる照れ顔がいちいち可愛く思える一冊☆
この本も、まっすぐ前向きで明るくて気持ちがいい作品でした。
大手家電量販店に勤めるレオが気に入って通っているカフェの店員・大津は、レオが常連だからか、さりげなくおまけをつけてくれたりして、微笑む姿に頑張りをもらってる。
だけどある晩、彼が不良に絡まれて野犬のように吠えている場面に遭遇。
しかも、心配して助太刀したレオに「気安く触んな、気色悪い!」と言葉を投げつける。
店の顔と、今見た顔とどっちが本当?
でも、レオが家電の店に勤めていることをしって目を輝かす大津。
それからますます興味がわくレオ。
オーブンレンジを修理した縁で、友達のような付き合いが始まるのですが・・・
レオがクオーター設定の為か、何だかアメリカ~ンな性格な感じがしますw
英語なまりの日本語ってどんな感じなんだろう?でも、すごいんですよ、売り場で主任なんです。
人と接することが大好きなんですね(見習いたいwww)
彼が人なつこいのは、両親を早くに失くし、家族がいないというのもあるみたい、でも明るいからスゴイ!!
一方、大津は実は酷い人見知り!?
よくそんなでカフェ店員なんかやってられると思うんですが、仕事の営業用なんで、それはいいみたい。
オフは無愛想なんで、友人が一人もいない!!
それは名前が「結」って女みたいと苛められたので、人づきあいが面倒になって無愛想になったらしい!
無防備にそんな素を大津がさらすからレオの胸がキュンとしてしまうんですねv
そして大津も、今まで人と親密に付き合ったことがないからレオを意識してしまってwww
レオがグイグイ引っ張って行く感じですが、最初のとりすました大津は大人っぽいのに、どんどんと1歳しかちがわないのに、大津がものすごい年下に見えてきます♪
そしてそしてーーー!
二人のエッチ、レオはどっちでもいいよ~♪←これ、ドキドキもんですv
結局奪われちゃうんですが、大津、童貞君なんだよね。
いつか攻めになれる日が来るんでしょうか?
とっても可愛いお話で、ポジティブなのがよかったです。