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uchi no shachou wa cherry desu
エロエロ路線とはまた違う、大人の男を描いた桜木あやん作品。
なんと、今回主人公は33歳童貞!
そういえば、30を超えても童貞だと妖精になるという都市伝説設定が多々ありますが・・・これはシビアでしたww
大学の時意気投合して一緒に起業した巴と越丸。
その巴の33歳の誕生日、ひょんなことで彼がまだ童貞であることが皆にバレ、そんなに悪いことなのかと落ち込む巴。
片や、相棒の越丸は妻と離婚しており、その巴の事実に自らの気持ちにとまどいが隠せない。
相手が独り身で童貞で、自らがフリーになったことで、気持ちが揺れ動く親友同士。
同じ大学の仲間だった男の積極的なアプローチに危機感を抱き・・・
童貞をポイントにしているものの、実際のところ、その理由と親友からの脱皮と葛藤がメインのお話でした。
越丸は、親友に欲情してしまう悩みを抱えるのに、巴のこだわりは最後まで童貞だったりと、
意外にもその二人の悩みどころの差に、何故かお笑いを感じてしまうのでした♪
結構シリアスタッチなのに!?
お約束としては、巴は受けだった為に脱童貞では厳密にはないんですがww
『ままならない。』は歳の差もの。
いつも若い男を好きになっては痛い目に会う男が、いい雰囲気でベッドを共にすると、何と16歳!!
この年下男前ワンコの覚悟と度強の良さで年上男は無事めでたし♪
『青色ジレンマ』初々しい高校生モノ
見た目も派手で女子にモテる転校生に好きだと告白されて付き合いだすが、どうしてもキスから先に進めない。
そんな初心なこそばゆい青い季節のお話なんだが・・・
諸体験、学校はちょっとかわいそうだろww
さすがにあやんさん、エチシーンはがっつりエロエロです♪
桜木あやんさん・・・は絵に致命的な萌えツボと致命的な萎えツボを両方持つという地雷のような作家さんで購入を迷いました。
ええ、今回は「チェリー」という萌え地雷を踏み抜くつもりで買いましたよ。
チェリーという状況も20台までは個人的なコンプレックスなのですが、どうにも30過ぎると思いみたいですね。そこまで笑わなくてもいいじゃん!
と個人的に思ってしまい、なんか単なるかわいそうになってしまいましたが、そういう状況だったこともあって純愛とやけくそがちゃんぽんになったようなスイッチが入ったこととそこに大学時代の親友が別れたりや職場の同僚が火をつけたりという状況も相まって一気になだれ込む!という感じ。
なのですが…そうねぇ。ストーリー自体は甘くて萌え、だし以前萎えツボ踏んだ変な胴の長さは今回は感じずに済んだのですが、なんというか無駄コマでページを伸ばした感じに思う所が実は何か所も。
ストーリーの余韻を楽しめる人にはいいのかもしれないかな。
もうちょいコメディ寄りに話を作ってくれてたら良かったなァ…という感想でした。
33歳童貞社長という非常に美味しい素材でありながら、いまいちハマってない気が。
それを知ってドン引きをはっきり態度にあらわす社員たちには、リアリティのなさを感じたし、笑えなかったです。そこは知らん顔しつつも思わず笑っちゃうとか、可哀想な目でやたら気遣いを見せはじめるとか、シリアス路線にするにせよコメディ路線にするにせよ、いろいろやりようがあったんじゃないかなァと思いました。
その後、昔からの友人だった同僚と結ばれるのも、うまく言えないけどモヤモヤしちゃったな。
無音っぽい演出がほどこされたエッチシーンは好きでした。
あと細かい話ですが、メガネを外すのはエッチするときまでとっておいて欲しかったな。受けがあまりにも頻繁にメガネを外した姿を見せるのって、個人的メガネ萌えのツボからズレるもんで。ここぞ!というときに外すからいいのにぃ、と思いました。
他短編いくつか。