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この作家さん2冊目の購読です。
前回はファンタジーものだったのですが、今回は現代モノ。
人気俳優×塾講師という異色の組み合わせなのですが、前作に比べると自分的にちょっと残念な結果に。
弟が借金したまま行方知れずになってしまった為にそのバイト先である芸能事務所へ怒って乗りこむ兄の雄生。
丁度そこへ居合わせた俳優の響。
雄生のヤクザのような勢いから一転、優等生な常識人に変化するその変化ぶりに、気に入ったのか一目ぼれなのか、自分も弟に金を貸したからと、雄生に付いて回り押しかけ居候(同棲!?)するようになる。
この雄生の性格がヤンチャでツンデレで、、、まではわかったのですが、それぞれのシーンで見せる顔がコロコロ変わるのが魅力なんだと言いたいのでしょうが、一貫性がなくて、その絵さえも、まるで別人のような顔に変化するもので、今一つ多重人格なのか?みたいな印象が。
本当は、響のファンだったという設定なんですが、これをもう少しところどころに登場させれば、彼のツンデレ具合がもっと面白くなったのかも?と。
響についても、雄生を好きになる決め手がコレといってなく、自分的にはどこが好きなのかはっきり口に出してほしかったのかも?
何となく、話の流れでそのコロコロ変わるというのが好きなんだというのは解るのですが・・・
そして、俳優だというのにいつも雄生の傍にいて余り働いている感じが、人気俳優だという描写がなくて、物足りなさも。
なので、二人とも掴みどころがない感じがして、全体を読み終わって、結局雄生が響のファンだったから、そういう流れだったんだよね、と雰囲気で察するところが、何だかモヤっとしてしまったのかもしれません。
その場面場面で切り取って取り出せば、それなりに面白く楽しいのですよ。
その点がちょっと惜しかったかな~と・・・
そして、もう一本はサラリーマンもの。
部もライバル、部下同士もライバルという社員の御子柴と大鳥。
偶然義理で出かけたお見合いパーティーで一緒になってしまい、負けず嫌いの大鳥が勝負をしかけたことから・・・というツンデレ&意地っ張り絶好調!なお話。
全体を通しても、もう少し練れていたらもっと面白いのに、、と少し残念です。
もうちょっと、はっきりわかると萌えるのに…
たぶん、雄生のキャラ設定は、
華奢で小柄できれいな顔の割に凄むと強面、でも普段の素で笑うと優しさがかいま見えて可愛く、響介に対しても普段はツンツンしているようで、無自覚にデレる、そのギャップがたまりません。
って感じで、
響介のキャラ設定は、
今時の、高身長のイケメン俳優、役で見せるクールな顔とは裏腹に、実は好きになったらイケイケドンドン、まっしぐらに突き進むワンコ体質。
って事かなあって思うのだけど、これで合ってますか?
って、探り探り読むからちょっと萌えきれなかったです。