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きらい、嫌い、大嫌い…!なのに、アイツが気になって…。
daikirai na aitsu
爱上讨厌鬼
すごく可愛くて良かった♪
切なさ微妙なんだけれど、攻めがすごく不器用ですごく可愛らしかったです。
お話の内容はよくある話だけれど、これは気に入りました。
攻めが受けの事を好きだと意識しだしてからの攻めの表情とか行動がもうものすごく私の心をくすぐりました♪
小劇団の役者の千尋は役者一本で食べて行く事が出来ない為に叔父の経営するハウスキーパーの会社でバイトをしています。
紹介してもらった先が、高級マンションに住む会社社長令息の青木悠人の家だったのですが、面接に赴いた時に、俺様な発言の悠人に最悪な印象をもった千尋でした。
週2回のバイトだけれど、見返したい気分で頑張ったけれど、クレームも入ったりとムカつきながらも、頑張ります。
我儘なお坊ちゃま夕食も作れ!と言い出しますが、仕事だからと頑張ります。
自身満々で作った料理も目の前で文句を言われてしまいます。どんどんキライになって行く感じですね~♪
そんな時彼の部屋へ実家の家政婦という方が見えて彼女に悠人の好みの味付け等を教えてもらいます。
今度こそは文句を言わせないと張り切って作った料理に悠人は感動♪します。
それからというもの仕事命で過ごしてきた悠人なのですが、夕食を食べる為に早く家に帰るようになります。
同僚に何故?早く帰っているのかと聞かれて、美味しい料理を作って待っていてくれるから・・・。と告げると、
彼女という存在だと勘違いした同僚は、その人はお前の事が好きなんだな~♪って余計な事をいいます。
その勘違いを悠人も真に受けてしまうんですね~♪なんか不器用っていうか恋愛した事ないの?って感じでそういった感情に不慣れなんでしょうか?
悠人は兄の奥さんにずっと片想いしていたみたいです。何事にも完璧な兄にコンプレックスも持っています。
ちょっと可哀相で不器用で、でも可愛いです♪勘違いしてしまっているので、千尋に一緒にご飯を食べようとか、レストランに食事に誘ったりとかします。
そのレストランに行った時にそこに偶然兄も食事に来ていて、千尋の事を恋人だと紹介します!!
まぁすっかり告白とかいう事も抜けているんだけれど、千尋が悠人に尽くしていたのは仕事だし、嫌な奴の悠人を見返したい気持ちから始まった事だったので、はっきりと仕事だと!告げると、意気消沈っていうんでしょうね~♪なんか悠人が可哀相でしたね・・・。
それから千尋の事を避けだす悠人ですが、悠人も嫌な奴だと思っていたけれど、何故かすっごく気になる存在になってしまった悠人を好きになっていたんでしょうね~♪
そんな時、千尋の劇団の公演延期になっていたのが、中止となり事実上解散みたいな感じになってしまい、このままでいいのか?と悩む千尋。
でも同じ劇団で今は売れっ子の仲井戸が出演する舞台のオーディションを受けてみないかと言ってきます。
喜んで頑張る千尋は見事合格したんですが、どうも裏で誰かが動いたみたいなんですよね~。
もちろん千尋の近くでそんな事が出来る人といえば悠人しかいない!
自分の力で役を勝ち取りたかった千尋にとっては納得行かなかった・・・。
てな感じのお話なのですが、内容はまぁ普通かな?って思ったのですが、この悠人がとても気に入ってしまいました。
水名瀬さんのお話は受けの可愛らしいさや男前さがすごく好きで気に入ったりする事があっても攻めに感情移入する事はなかったんですが、悠人!いいです♪
攻め様が最高に良かった!
最初は人を見下す高慢でイヤな男として登場するんですが、どんどん可愛くなってきて、最後にはメロメロにされてしまいました。
高慢というより、天然だったんですよね。受けが自分に好意があるんだと勘違いして浮かれた行動をした挙げ句、そうじゃなかったと知って落ち込む。もうそれが可愛くて可愛くて。
読めない行動を繰り返す攻め様に振り回されっぱなしの受けだけど、相手の不器用さを知り、不器用だけど真っ直ぐに向けられる好意にいつの間にやらほだされてしまう。
告白のストレートさも、不器用で良かったな。
攻め様の根っこの性格はまったくブレてないんだけど、読み手と受けが感じる印象だけがどんどん変わっていくというエピソードの組み立て方に作者さまの上手さを感じました。
読み終えてみれば嫌な人間がまったくいないお話。攻めのお兄ちゃんもイイ味を出してました。
本当に面白かったです。
御曹司でエリートビジネスマン × バイトでハウスキーパーをしている小劇団の役者。
えー、水名瀬さんの書く役者というと、水壬先生のラブシーンシリーズを思い出し
ふと惹かれて読んでみました。
奇麗な絵に騙されて読んでいたんだけれど、途中からアレアレ?これってコメディなのw?
うーんと、クールな黒髪眼鏡のお坊っちゃまエリート攻めは、最初嫌みな奴だったのですが
実は天然で純情、ハウスキーパーが仕事として尽くしてくれるのをLOVE♡と勘違いして
受けに惹かれていく(笑)というお話。
読んでいて、はあっ?ってなっちゃいました〜
可愛いというか、なんというか、それからの行動もレストランやら花やらあまりにベタ!
しかも、攻めのコンプレックスの対象だった優秀なお兄ちゃまは、
この恋に何の疑問も持たずに応援しちゃっている。再び、はあぁっ??
…というところが、面白い話でした。
ストーリーはお決まりな感じで
受けのオーディションに攻めが絡んで「自力でうんちゃら〜」とかあったりして
でも、メデタシメデタシという感じ。
エリートだから、傲慢になったのか。傲慢だから頑張ってエリートにならざるを得なかったのか。(後に理由はふんわりですが、明かされます。)
嫌味な彼は、ただ人付き合いが苦手なだけ?
「きみは。キレイだな。とてもキレイなんだな。」いくら役者志望の二枚目にだって、オトコにそんな事言うなんて‼︎
キツイ反面、こんなにデレたところ見せられたら、腹を立てていた千尋くんだって落ちます!
また、職場でも引かれているであろう彼に唯一構ってくる同僚の「おまえ、愛されてるな。その子逃すなよ。」との勘違い発言に、千尋を恋人認定してしまうあたり、可愛くて笑えます。
千尋くんを好きになることで、ようやく人間らしい感情を持つことが出来た悠人さん。末永くお幸せに♡
今回は某会社の社長令息で俺様なエリートリーマンと
ハウスキーパーのバイトをする小劇団の役者のお話です。
反発していた二人が誤解と歩み寄りを経て
ラブラブな関係になるまで。
受様は演劇が好きで
小劇団に所属して役者をしていますが
ソレだけでは生活できず
叔父が経営する家事代行サービスで
ハウスキーパーのバイトをしています。
ある日、
若い女性意外を希望という新規客で
時間の融通がきく仕事を紹介されます。
その新規客こそ今回の攻様になります♪
攻様は
高級マンションにで人暮らしをしている
一流企業に勤めている超エリート。
同じ年の受様は会う前から
ちょっと気後れしていましたが
顔を合わせた攻様は男の受様から見ても
顔もスタイルも抜群に良い男で
思わず見惚れてしまうのですよ(笑)
しかし、口を開いた攻様は
とんでもなく俺様な男だったのです!!
こんな優男に家事なんか出来るのか?
ホストの方が向いてるんじゃないのか?
その年で役者だけで食う事が出来ずに
バイトをしているのかと言い放ち、
気に入らなかったら担当を変えるという
攻様の態度もなんとか耐える受様ですが
受様が通い始めると
攻様の小姑なみに細かいクレームが(笑)
エリート意識丸出しで
高飛車で厭味ったらしい攻様を黙らせるべく
完璧を目指す受様ですが
スポンサーの撤退で
劇団の公演が休止になってしまい
役者としての将来に不安を抱くようになります。
そんな時に
受様の仕事に納得したらしい攻様から
食事の支度も追加で依頼され
料理には自信のあった受様は
ソレも引受ける事になりますが
たまたま早く帰ってきた攻様は
帰ろうとした受様をつかまえて当然のように
食事や風呂の準備をさせられた揚句に
自慢の料理を淡々と食べられた上
さっさと帰れといわれてしまって怒りMAX!!
果たして受様の未来はいかなることに?!
生まれも育ちも考え方もまるっきり違う二人の
ラブコメディになります♪
兄の結婚で実家を出て
初めての一人暮らしをするお坊ちゃまな攻様と
役者を目指しながらも
二足の草鞋を履くしかない苦労人の受様という
水と油っぽい2人な上に
タイトルとあらすじから
ほぼ王道なBL展開が予想されるお話なので
どう面白い展開があるのかとワクワクでしたが
なかなか面白かったです。
攻様の態度が頭にきた受様は
一人暮らしを心配した攻様宅の家政婦に
実家の味を習って対抗するのですが
そんな受様の態度を
攻様は自分が好かれているからと勘違い(笑)
花を贈ったり、食事に誘ったりした揚句
偶然会った兄に受様を恋人だと紹介したり(爆笑)
誤解が解けた後も何だかんだと
優しくなった攻様に受様も傾いて行っちゃて
最後にもう一つ
ドカンと誤解されちゃう事件が合って
二人がやっと結ばれるのですが
初対面で攻様にぽぉーとなっちゃった時点で
受様の方が先に負けてたのかもで~す。
お坊ちゃまな攻様の誤解を
受様が何だかかんだと許容しているのが
一番MYツボを刺激しました♪
今回は本作同様、
ヘタレな攻様にほだされる受様のお話で
高沢たえこさん『恋してる!? 』をお奨めします。
絵柄はきれい、当て馬なし、軽い行き違いの後の甘いハッピーエンド。初心者の方にもおすすめの作品です。
タイトルが「大嫌いなアイツ!」で、表紙に冷酷そうなエリートメガネ、ある意味鉄板の俺様攻めか、と思いつつ読み進める。
役者の卵で時間の融通のきくバイトしかできず、ハウスキーパーとして週2程度で働いている千尋。今回の依頼主は千尋と同い年の24才ながら、一流企業勤務・タワマン在住の顔良しスタイル良しの社長の息子青木。
しかし!案の定千尋に対して上から目線の物言い。千尋ならずともカッチーン!
でも読み進めてみると、出来すぎるお兄さんに劣等感を抱いてる生真面目人間で、しかもとんでもない天然男でした。
青木の高飛車言動への対抗意識で、家事を完璧に行い料理の味付けも実家通りに作る千尋に対して、恋人ができたと勘違いして的外れなアドバイスをする同期の言葉を鵜呑みにして、『君は綺麗だな』といきなり発言したり、一緒に夕食を食べたいと言ったり、家事代行を毎日にしたり、花を買ってきたり。挙句に手を握って、週末に食事を奢りたい、と言い出して。
トドメにレストランで偶然会ったお兄さんに千尋を『私の恋人です』と紹介……!
びっくりして怒る千尋に、しょげる青木。千尋は何故か自分が悪いような気がしてくる。そうして憎からずになってきた千尋ですが、芝居のオーディションに絡んで青木と衝突!
もうこの辺の青木は、初頭の傲慢さ・横柄さは消えて、それどころか一途で誠実な男です。青木の話を聞いて、告白を受けて、自分も好意を自覚する千尋。
2人は結ばれまして、ちゃんとHシーンもありますよ!(全裸で!)
青木に男同士の葛藤は全くなく、もっとエリートのお兄さんは完全応援してくれて、まるっとハッピーエンドです。