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inochi ni kakawarukotojanashi
デビューコミックと言うことで、初読み作家さん。
BLとしてはかなりエチレベル薄めの、恋愛途上ラブコメディな作品ばかりだけど、そんなストーリーも、キャラレーベルならではと思えて、コレはコレで面白いと思う。
絵も、キャラクターの表情とか、ポーズとかは破綻なくってお上手だと思う。
でも、私の好みからすると、背景とか、コマ割りが全体にちょっと詰め込みすぎに感じる。
一本一本の描線はとっても細くて繊細でも、まつげや髪の毛の一筋一筋を重ねるのと同じような丁寧さで、床のフローリングの継ぎ目まで描かれていると、ちょっと頑張りすぎ。
そこへ、ごつい書き文字が結構な量で乗っかってくると、ますます画面が窮屈に見えて来ちゃう。
一生懸命描かれているのは感じるけど、コミックスのサイズで読むには、もっと「描かない」事に力を入れてくれると読みやすいのになぁ。
この「目力」は、挿絵向きかも。
作者さん初単行本。
新人賞を取った3年前の作品も入っておりますが、何か微妙でした。
頑張ってBLにするぞーっていう意気込みは伝わってきます。
展開も面白そうで、そうくるか!みたいな変化球や面白くなりそうな予感はするんですが、自分的不完全燃焼になってしまったような?
絵のタッチも少しノスタルジックな雰囲気がして、少し垢ぬけ感がなく黒髪のベタが今一つ上手くなくて、ハゲにみえます@@!
表題は、その荷物をかたくなに受け取り拒否をする配達先の顧客と、しつこくあきらめず配達する配達ドライバーのお話。
ドライバーが面倒見がよく、その荷物のやり取りをするうちに、荷物に隠された秘密を知って、いつのまにかその顧客が好きになってしまうというもの。
その客は大学考古学の教授が好きだって、その教授が亡くなって遺品が形見分けで送られてきていて、、という設定だったのだが、本人がプラトニックでも不倫だと、思い詰めているのに、教授が亡くなったことへの落ち込み度があまりに低すぎて、本当に好きだったのか?そのせつない気持ち表現が今一つ伝わってこなかったのが、物語のヤマを感じさせなかった。
二人が一応付き合い始めてからの、天然すれ違いは面白いには面白いが、キャラ設定が愉快なだけで、ストリー的にはムムム・・・
『愛に甘えるピアニスト』は、それでも健気ワンコ攻めと、ツンデレグルグルヘタレ受けが、解りやすくよくあるBLになっていた。
『一見さんお断り』は、そっちのカップリングなのかーー!?とビックリした。
しかし、最初こっちが受けだろう?と予想した宿の主人のスタンスとか位置づけが今一つよくわからない。
彼は何者?
『Do we have~』は会社の上司と部下のお話。
これが新人賞をとった作品ですね。
デキる課長と、頑張ってみとめてもらおうとする部下。
頑張って働いている姿に好感が持てますが、ワンコ部下とそれを影ながら支える課長に萌えを感じるかと言われるかと言うと、、微妙。
何か突出したものを感じなかったので、辛口です。ごめんなさい!