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師弟で相棒。立場を超えて、絆はより強く永遠に――話題のシリーズ堂々完結!
tsuki ni sakura no sakisoite
和風オカルトエロありファンタジー、第2巻。
隠された「力」が覚醒した優月。さて、どんな展開に?…と思ったら。
いきなり新しいバディの登場です。
1巻にも出てきた鹿島闘吾の兄・鹿島夏竜(表の仕事は芸能人)と彼の相棒でマネージャーの伊部頼人。
どうやら頼人は夏竜に片想いをしており、キスでの浄化を仕事と割り切れず辛い気持ちを隠しているよう。
ところが、悪の陰陽師・南方尊にその切ない弱点を見抜かれ、拉致されて術をかけられて右京に抱かれ、闇堕ちしてしまいます。そして南方に利用されて賀茂本家の次期当主・輝春(こうしゅん)の誘拐に加担する…
後半は陽明と南方の妖術合戦のようになっていきますが、その過程で南方がかつて陽明に懐いていたらしいこと、頼人も優月も南方も皆陽明が陰陽師の世界に引き入れたらしいこと、陽明と優月が前世でも関係していたこと、などなどがほのめかされます。
優月の強い力で南方に勝つようなのですが、その後南方がどうなったのかも描かれず。
そのまま2巻で終わってしまって、様々な設定が結局掘り下げられません。南方の過去だけでも読みたいのに〜。
和風オカルトの趣きが面白かったのに、やはり尻切れ…かなあ。物足りない!残念なので「萌」で。
闘吾x有矢、頼人の新しい恋が、スピンオフ巻の「愛しき獣の棲めるところ」で読めるみたいなので、そちらも読んでみたいです。