幕末×ロック! 長州の天才革命児・高杉晋作の駆け抜けた人生を描く!

梅鴬撩乱(1)

baiou ryouran

梅鴬撩乱(1)
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神1
  • 萌×21
  • 萌0
  • 中立1
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
3
得点
10
評価数
3
平均
3.7 / 5
神率
33.3%
著者
会田薫 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
講談社
レーベル
ITANコミックス
発売日
価格
¥562(税抜)  
ISBN
9784063805284

あらすじ

*BL作品ではありません

長州の天才革命児・高杉晋作には、おうのという愛し人がいた。
色町「堺屋」に身を寄せるおうのは、ドジで間抜けだが琴三弦には
並々ならぬ才能があり、芸妓たちの間でも一目置かれている。
そんなおうのの才能と魂にひかれゆく晋作と、彼を取り巻く
山県狂介、赤根武人、久坂玄瑞らやんちゃな猛者どもの
軽快で可笑しみに満ちた幕末ロックな日々とは……!?
“面白きこともなき世を面白く……”やんちゃな猛者どもと
きらめく女たちが動乱の時代を駆けめぐる!!

(出版社より)

表題作梅鴬撩乱(1)

レビュー投稿数3

幕末長州グラフティ

BLではありませんが、歴史が好きな人にはまた別の視点でワクワクできる漫画じゃないでしょうか?
『螺旋の素描』で、すっかりその絵の虜になった自分ですが、その時も和の独特のしっとりした描写が大変に気にいった作家さんです。
その作家さんの手になる幕末長州の志士達v
高杉晋作、赤根武人、山形狂介(有朋)、伊藤俊介(博文)彼等は皆20歳代です。
その命を燃やす青春なんです。
BLじゃないけど、若者たちのエネルギーに、その色気にとりこになります!

長州の若者たちと少なからず関係する、馬関の遊郭「堺屋」の遊女との交わりも通して描かれていきます。
高杉晋作の、何とカッコイイこと!(会田さんの絵になると、ちょっとヤンチャでかわいいって感じなんですが)
彼が遊女の此の糸と三味線セッションをするのは、まさにロックです!
ちょっと頭が足りないけど、天然の癒しと勘を持つ此の糸は晋作の特別な女なんでしょうか?
寄兵隊を作るだけ作って、あっという間に離脱した晋作と、3代総帥になった山根武人との確執も目が離せないのですが、
この物語は晋作の死までなんだろうか?
山根もまた陰謀に巻き込まれとても理不尽でかわいそうな最後を遂げる人です。
彼の物語もそれだけでも一冊の作品があるくらい深いものだと思います。
とにかく、この時代の長州の若者たちはエネルギーに満ち溢れ、荒波を描き分けて突き進んでいく。
まだこの一冊目はぼんやりとした彼等の姿なんだが、それがどういう方向へ行って、何に重点を置いて、どんな表現をするのか、
それが、とてもとてもきになる本です。

表紙もまた狂女っぽい目を惹くものですが、
ページを開いたその日本画というか”和”の世界に圧倒されてください!!
表紙カバーをめくって、カバー自体の裏面にも晋作のイラストが!
この絵の世界が好きになるひとが沢山出てくれるといいな~と想いつつ。。

1

長州好きでなくとも

思わず、燃える!!
いいですねえ、この時代。
高杉晋作の狂気。
赤根武人の悲壮。
此の糸の純真。
急激に流れていく時代と、絡み合う登場人物たちの想いが、たまりません。

ある程度、幕末を齧っているから面白いのかもですが。
討幕か佐幕かでいくと佐幕側がなんですが(函館新政府好き)、維新志士の中だと長州が好きなので、かなり愉快です。
まだまだ未登場の面々もいますし、今後の展開が目が離せません。
地味に、いろいろマニアックですし(笑)

0

イラストだったら素敵なのだけど

Kindleで無料だったために読んだ作品。
非BLです。
非どころか男×女ですので、なぜこれがちるちるさんに登録されているのか良くわからない内容なのでご注意を。

会田薫さん初読みというか、実は拝見したのも初めてだったのですが、ポスターなどのイラストを描かれたらきっと緻密で素敵だろうなあと思います。
かなーーーり前に高杉晋作や久坂玄瑞の歴史同人誌にハマっていたのですが、まさかここで再びこういうものを読もうとは。
ただ、イラストならば素敵な絵柄ですが漫画となると若干読みづらさがありますし、多少なりとも奇兵隊などに興味があってという感じでないと「??」になる可能性も。

一応、高杉晋作がメインなのかな?と思うのですが、一巻では奇兵隊の男たちよりも廓の女たちが出張っております。
もしやこちらがメイン?
高杉にしても赤根にしても久坂にしても不幸な最期をとげる者が多いので、あまり先の方は読みたくないというのが正直なところです。

味のある絵柄なのですが、読んでいて誰が誰だか良くわからない(描き分け)ことが多いのがちょっと困ったところでした。

2

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