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sayonara note
高3にもなって交換ノート?
面倒見がよく明るい拓ちゃんと、大人しい謙。
二人は中2の時に出会います。拓ちゃんの学校に謙が転校してきたのです。
暗くてクラスで浮いていた謙をほっとけなくて、話すことが苦手だという謙と交換ノートを始めます。
そのまま交換ノートは続き、五年目に突入し二人は高3に。
二人は進路を考え出すのですが、拓ちゃんは建築家になるという夢を持ちながらも、それを目指すと謙と離れ離れになる、謙は自分が守らなければいけないと心に思い、夢を諦める決意をします。
ある時にそのことを知った謙は、俺は昔の俺とは違う。だから夢を叶えてほしいと拓ちゃんに言います。
そのまっすぐな謙を見て、建築家になる夢を諦めないことを謙に告げます。
拓ちゃんは謙と離れてもさみしくないくらいに、卒業まで楽しい思い出を作ろう、さよならの準備を始めよう、そう決心し卒業までの日々を謙と交換ノートを続けながら過ごしていきます。
お互いに想いあっているのですが、拓ちゃんの誤解から謙は幼なじみの女の子と付き合いはじめ、拓ちゃんも自分がいなくなっても安心だとこの恋を応援します。
ある日、奥手な謙を拓ちゃんが見かねてデートの予行演習を申し出ます。そこで感情が抑えられなくなった謙は、拓ちゃんにキスの仕方も教えてほしい、と頼み二人はキスをします。ずっと謙にキスしたかったー、そう思いながら。
そして拓ちゃんが大学に合格し、別れの日。謙は後で読んでと交換ノートを手渡します。
そこには、拓ちゃんに対する今までの感謝の気持ちが書かれてありました。それを見て電車の中で拓ちゃんは涙を、流すのでした。
謙との別れから4ヶ月、大学生活にも慣れた拓ちゃんでしたが謙への想いを忘れられずにいました。そんな時ふと交換ノートを見ると鉛筆の消しあとがあるのに気付き見てみると、嘘をついていてごめんなさい、という言葉が。
謙は自分が側にいたら拓ちゃんが夢を叶えられないんじゃないか、と幼なじみと付き合うフリをしていたのです。
そして拓ちゃんは謙はほんとは自分のことが好きだったということを知り謙の元へ。二人は過去の交換ノートを一緒に見て昔話をし、とうとう二人の想いを確認し合います。
それから何年か経ち、二人は交換ノートを続けていました。
拓ちゃんの就職が決まり一緒に住み始め、謙のおじいちゃんに拓ちゃんが大事なあいさつをするー、そんな場面でお話は終わりました。
なんか長々と書いてしまいましたが。もう泣けてくるお話です。
どっちもが純粋で。
とってもいいお話なので、オススメです。
絵もとってもかわいらしくて素敵です。
デビュー作の時、少女漫画みたいな絵だしお話も少女漫画みたい、でもちょっとキュンとする♪
と思えた作家さんだっただんですが、やはりその路線は全く変わっておらず
むしろ、この路線と設定は少女漫画でもいけるんだけど少女漫画だと絶対鼻であしらってしまうのが、少年同志だからめっさキュンしちゃうんだという結論に導かれた作品です。
奇をてらう設定もシチュもなく、ただただ主人公たちの気持ちで見せていく物語。
汚れた魂が洗われるような清涼感を感じます!
イヤダ!まだ自分にもこんな純粋を感じる心が残っていたのね!!
ちょっぴりウルウルっともさせて、とってもいいお話でした。
中学校2年の時、両親が亡くなって親類をたらいまわしにされて祖父の家にやってきた転校生・謙が、周囲と溶け込みにくいことから当時そういった子が放っておけずに面倒見のよい生徒だった拓政の懐柔作戦で「交換ノート」を始めたのがきっかけ。
高校3年になっても彼らの交換ノートは続いています。
だけど、そこにある二人の気持ちには実は想いの違いがあり、
謙を第一に考えて謙一筋のようでいながら、それは親友である拓政と、
本当は、「好き」という気持ちを持っているけどそれを言えない謙のすれ違いが
進路の分岐を経てノートの終わりを迎えてしまう・・・サヨナラノート・・・
はたして、二人の気持ちは?
このすれ違いが胸を打つの!!
これが少女漫画的と思われる一因なんですが、それでも読者の自分まで苦しくなる。
拓政は拓政なりの誠意の元、謙を思いやっているんですよ。
謙は、謙で自分を表に出すのは苦手だけど、彼がいろいろなことを自分を優先してきてくれたことで彼に我慢させたくない、もう彼を自由にしてあげなくちゃいけないんだ!って思ってつく嘘が健気でね。
その片棒を担ぐ拓政の幼馴染の女子生徒も、彼女は決して悪くないし、
互いを互いを思いやるためのすれ違いほど、胸を締め付けるものはないですね。
しかもまだこの時点では恋愛までいってない、片方はそう思うことさえないのですから。
謙の切ない事情と健気さも、ウジっとしていや!っていうたぐいじゃなくて、本物の健気で全然嫌味じゃないし。
拓政の悩みと思い違いだって全然理解できる。
お別れの電車で流す拓政の涙に思わずもらい泣き!!!
ラストは・・・とってもよかったよ♪
たまぁに、こうした純粋系(嫌味じゃないの)は乙女になった気がしてほっとさせられます。
きっともう少し若かったら絶対「神」評価だったと思うなw
[幸せ花嫁プロジェクト]は「おうじと」に同時掲載だった教師×元ヤンの続編。
想像妊娠しちゃうウブな主人公がカワイイよ♪
[ちび恋]まさに将来が楽しみなちびっこ登場♪
ひょっとしてそのうちこのちびっこが高校生くらいになった続編が?と期待したくなります。
絵柄もトーンも少女漫画っぽいんだけど、挑戦してみたい!という方、キュン萌えを求める方、超おすすめします(こんな擦れたおばさんでさえキュンしちゃいましたからw)
交換ノートを交えて愛情が育っていく、高校生同士の切ないラブストーリーです。他に、可愛い短編が2作品収録されています。
『サヨナラノート』
転校してきた時に優しくしてもらったことから仲良くなった、大人しい謙と明るくて面倒見のいい拓。
そんな謙が、自分の気持ちを伝えるのが苦手なために始まった交換ノート。5年たった今も続いていて。
だけど、もうすぐ進路が別れるという時期に謙には彼女ができて、拓はもう自分は謙を守る仕事から卒業だと寂しく思っています。でも、それは拓の夢を叶えさせるための謙の切ない嘘で…。
もう、謙の切なすぎる我慢や強がる姿が胸に痛かったです。その想いに早く気付いてあげて!と、手に汗握って読んでしまいました。
一方の拓も、謙を好きだと気付いても、彼女がいると思ってるから我慢をして。
そんな2人のすれ違いが泣けます。だけど、本当に謙が困っている時に駆けつけた時には、胸が温かくなります。
そして、嘘の彼女の奈々恵もとってもイイコで、ジ~ンときます。
『幸せ花嫁プロジェクト』
前作『おうじと』の続編になるのかな?
子供ができたと喜んでる受けのコが可愛いです。結婚ものが好きなので、前作も読んでみようと思います。
『ちび恋』
催眠術で好きな人を惚れさせようとするチビッ子が、可愛くて悶えます。
『交換ノート』
なんて懐かしい響き。。!!
私が中学生の頃、交換日記とは名ばかりの『グループ小説』(ノート1ページに自分の趣味丸出しの小説を書き、次の人に渡す。次の人は、前の人の話の続きから書きますが、自分の好きな話の展開に持っていくので、ストーリー展開が全く予測ができない代物です)を書いていたのを思い出し、甘めな絵柄ながら、購入してみました。
少女漫画によくあるような、薄幸の可愛い子が、自分だけの王子様に守ってもらって、後は、ひたすら相手を一途に思い続けて、その思いが届く。。的な展開ながら、やはりBL!男の子同志なので、相手は普通に『友情』しか感じていない。
これが女の子相手だったら、自分を一途に見つめる眼差しとか、頬を染めた表情とかで、案外気が付きそうなもの。
しかし、攻めはノンケで、気配り上手な鈍感。受けのことは、ずっと自分が傍にいて守ってやりたいと思っている。
謙くん(受け)は、拓ちゃん(攻め)に恋しているからこそ、報われない恋心をそっとノートに閉じ込めて、『もう自分は1人でも大丈夫だよ』と笑顔を返す健気な子。
互いを大事に思うあまり、良かれと動いたその事が、自分も、そして相手をも傷つけている甘酸っぱさ。。
拓政(拓ちゃん)は自分の謙に対する感情が恋であることを自覚したものの、大学進学を機に二人は離れ離れになる。
彼女が傍にいるのだからと自分に言い聞かせながら、謙のことが忘れられない日々を過ごす拓政。そして、謙の彼女である奈々恵に電話したことで、少しずつ縺れた糸がほどけていく展開に。
最終的に二人はハピエン!思いが通じたシーンは、まるで少女漫画の世界!!(そしてエッチは朝チュンのような。。濡れ場らしい濡れ場はありません)
ですが、この二人のお話としては、その方がしっくり来る終わり方かと納得です。
後の2編は、1つが前作『おうじと』の同時収録作品の続編で、初っぱなからエッチが出てきます。が、内容的には受けの子が『おバカ受け』で、おばかさんほど可愛い。。というお話。
もう1つはちびっこが出てきます。短編ですが、分かりやすく、可愛いお話。ちびって、そんな感じだよね~と、なんか癒されます。ショタという感じではないので、ショタが苦手な方でもセーフかと。
絵柄も雰囲気もとっても可愛らしくて、まるで少女マンガを読んでいるような気分に!
読み終わる頃には、あれ、なんか目元がじんわりする…!とうるっときてしまった素敵な作品なのでした♪
純粋でどこまでも一生懸命でお互いを大切に想う様子は読み手にもしっかり伝わってきました!
若いって、イイネ…!と自分が幼き頃にやっていた(流行っていた)交換ノートの存在を思い出しました。懐かしい~!
クラスで浮いた子がいると放っておけない性分で正義感が強く、明るい〈才田 拓政〉と、幼い頃に両親を亡くし、中2の頃に拓政の中学校に転校してきて暗い印象でクラスに馴染めなかったものの、拓政の存在によって徐々に明るさを取り戻した〈増渕 謙〉。
暗闇から抜け出せなかった謙を助けてくれたのは拓政の存在。
人と直接話すのが苦手で、という謙のために拓政が考案したのが「交換ノート」。
この交換ノートが作品の冒頭、高3まで続き5年目に突入。
そして高3の春、彼らは進路希望の時期の真っ最中であり、拓政は進学、謙は就職。
謙と離れるのが不安な拓政は、本当は建築家になるという夢があるものの、夢を諦め地元の大学に進むと決めていました。
謙にとって、『拓ちゃんは俺の太陽』『拓ちゃんは俺のヒーロー』ですが、拓政の知らないうちに謙はもう立派に成長しており、『俺は1人でも大丈夫』と、『夢を叶えて拓ちゃん』と優しい笑顔で告げるのです。
謙のその言葉により東京の大学に進むことを決心した拓政ですが、
そこから2人はすれ違い…
拓政と謙がすれ違う様子は、読み手も一緒にきゅーっと切なくなります。
あ~もう違うんだってば、拓政の鈍感ー!!とやきもきしながら、謙の健気さ、一途さ、必死に嘘をつく姿に、そんなに頑張りすぎるでないぞ、謙…と思わずうるっときてしまいます。
一生懸命にお互いを想い合う様子は、もう本当に可愛くってちょっぴり切なくって…!
最初のレビューで茶鬼さんがおっしゃっていた通り、心が洗われます!
とっても可愛い1冊でした。ほっこり、キュン、ちょっと切ない~!うるっ、という4段階(!?)でした♪
BL初心者の方にもおすすめしやすい1冊だな、と勝手ながらな印象です~!
切なくてキュンキュンするお話ですね。
全体的に絵もふわっとしていて可愛い感じだし、悪い子が出てこないのも好きですね。
ずっと側にいてくれたたくちゃんを解放してあげなくちゃと、謙が頑張って嘘をついて、こちらはそんなことだろうと予想しているだけに、読んでいて「たくちゃん早く気づいてあげて!」と「加トちゃん後ろ後ろー!」気分になります。
その他に二つほど短編が入ってましたが、これまた可愛らしいお話で、昔の作品も読んでみたくなる作家さんです。
高校3年生の拓政と謙は、中学2年生のことから交換ノートを続けています。拓政のはとても正義感が強く、交通事故や親戚の家をたらい回しにされてきた謙のことが心配で、交換ノートをしようと持ちかけたのです。
これまで謙のことが心配で、謙そばを離れられなかった拓政ですが、交換ノートの後押しもあり、大学進学を決心します。
春から、夏、そして秋の文化祭。謙の本当の気持ちに拓政は気づかず、終わってしまうのです。
本当の気持ちに気づいた後も、謙は奈々恵とのデートに出かけてしまうし、一体どこまで自分の気持ちを押し殺してしまうのか、私は謙のことがとても心配になりました。
そして季節は巡り、春。拓政と謙はさよならをするのです。夢のために自由に羽ばたいた拓政と、いつも自分ややりたいことも押し殺してしまう謙。拓政を自分から解放させるために、必死に嘘ばかりついてしまう謙は、いい人過ぎるように思いました。
謙にとっての王子様は間違いなく拓政ですが、お互いの思いの純度が高すぎて、読んでいてとても胸がいっぱいになりました。拓政の台詞も最後にずきりと胸に響きました。
絵は少女漫画のように丁寧に描かれている他、エッチシーンも少ないので、読みやすかったです。
※ネタバレ有です。
◆サヨナラノート◆《守りたい人がいる×お荷物になりたくない》
人と話すことが苦手な謙と誰とでも仲良くなれる拓政は『交換ノート』を通じ、少しずつだが打ち解けていく。
高校3年になり、お互いの進路を決める時期になり──。
ピュアで切なかったです♪(´∀`*ほんわか) 拓政×謙
5年間ずっと傍にいて、気づかないなんて……相当なお鈍ちんな男(拓政)ですね ← (゜д゜)w
拓政の幼なじみの奈々恵がとてもクールで、邪魔なキャラではなかったと思います。
むしろ好きなキャラです(ノ∀`*)奈々恵お姉様w
メガピ×奈々恵cpも好きです(^^)BLではないですけど…… ←w
◆幸せ花嫁プロジェクト◆《聡を更生させた先生×勘違いをしてしまう》
「男でも妊娠するんだよ」と片山先生から言われ、その後日体調が悪くなる 聡。
自分が妊娠しているのだと思い──。
うーん……(つд⊂) この作品は苦手です。
普通に考えて妊娠はありえないですよね ←(;゚Д゚)汗
◆ちび恋◆
公太+修二+公太兄
公太くんが可愛い!! ヽ(*´∀`)ノ☆彡 可愛い小動物w
公太×修二になるのか、それとも修二×公太になるのか…… 楽しみです♪
こちらでレビューを読んで、
少女漫画みたいなBLってどんなの?
高校生の男の子同士で交換日記って、不自然じゃないの?
なにより、
BL本にすっかりドッブリ浸かっちゃってる自分でも萌えられる?
なんて思って、興味津々で読んでみました♪
確かに少女漫画ですね~☆
絵もストーリーもこんなにキラキラしているのって、BLではレアかも。
高校生男子の交換日記は、そのキラキラな感じで描かれたら、全然違和感がなかったです。
始めたキッカケも、周りの雰囲気も自然だし、しっくりきました。
そして、かわいいばっかりじゃなくて、
醜い気持ちの部分もちょっと覗かせたりして、そういうのもいいなぁと思いました。
で、萌えられたかどうかですが・・・
う~~ん、かわいいお話・設定・絵・なんかは、この本の個性としてステキだと思うのだけど、
嘘が・・・。
相手のためにと思って我慢して、
本当はすごくすごく辛いのに、大事なことで嘘をつき続けるっていう展開が、
この本に限らずどうにも苦手で・・・
(しかも、もうひとつの方のお話も、嘘パターンだよー)
そこが盛り上がりの山場なのは分かるんですが、
最後がhappyならいいじゃないか~という気持ちもあるんですが、
うーーー・・・・・・やっぱりダメだ、地雷ってことなんだと思います。
ステキなところはいっぱいあるのに、すみません。。。
交換日記そのものが私の中のではしっくりこない
アイテムでした。
交換日記必要性を感じません
友達どうしの手紙交換もしかりです
これは、個人の主観です
文字を書くこと、相手に伝えたいことがある
それを楽しみにしている
文字にするのに、相手のことを考えながら書くなど
想うということに重きをおいている
ノートなのだろうと理解しました
謙はとっても応援したくなりましたし好きになりましたが
拓ちゃんは好きになれませんでした
自己愛が強いだけな気がしました