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なんと今度は学園もの!!?
店頭で表紙を見た瞬間評者は思ったのです。
「今度は流石に外してしまったン違うの?」と
おばちゃんモードで。
しかし、このシリーズは読者の杞憂とは恐らく
正反対の位置に常にある様で、今回も本当に
面白く読めました。
キャラクターの性格設定はシリーズ前3作に比べ
全くぶれておりません。むしろグレードアップして
いる方さえ見受けられます。
そして学園設定にそれらを組み込んだ事で空気系が
匂い系にまで進化しているのですね。
ただ、擬人化と言う枠で考えるならば少し逸脱して
いると考えざるを得ません。
これまでの積み重ねのお陰で破綻無く仕上がって
結果オーライ、と言う所でしょうか。
前作までの3作で
「ファーストフードの擬人化」
をテーマにどんどんマイナー路線へ深掘りしていっていたすまいる0円シリーズですが、今回はキャラクターは増やさず、
「擬人化であるということを頭から忘れる」
という斜め上の方向へ進化しました。
今までファーストフードネタでやってきたこと自体をほぼ忘れて
キャラクターの性格のみでネタを作ることに集中。
そして擬人化の特徴でもあった店舗にあわせた服装も全て学園ものに統一。
今までの3作があったからこそ成り立つのですが、
いっぽうキャラ紹介さえあればファーストフードでなくてもよくね?
と思わされるコミックでもあることを否めません。
個人的にはキャラクタ萌えにシフトチェンジしていたので問題ないのですが、
前作までの3本を買ってこそのこの本なので、評価は控えざるを得ないです。