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tensai douzonokyouju no netsuai
36才ヘタレ准教授が恋してるのは一回り年下天才教授の
受け様なのですが、以前に教授が好きな人は天才と言うのを
聞いていた攻め様は、片思いの心を胸に教授の面倒を見る。
でも、読んでると受け様が教授が攻め様に甘えてるのが
丸わかりなのに、攻め様は鈍感さんで気が付かない。
ある日受け様のアメリカ時代の友人が訪ねてきて・・・
連れて帰りたい、力ずくでもと友人に言われている受け様を
がむしゃらに抱きしめ阻止しようと・・・・
全ては勘違いなのですがどさくさに紛れるように
受け様に告白していて!
エロ突入時にどちらが上的な展開がありましたが
ヘタレ準教授が勝者でしたねぇ~
オヤジ受けでも面白かったかもと思うお話でした。
カバーに「ラブコメ読み切り集」となっているけど、収録作品中、コメディ要素が高いのは表題作くらい?
私の注目作品も、収録作中一番古い、コメディ要素無しの「花冷え」「狂い咲き~」。
せっかく細目クール系の絵なので、ストーリーもこの作品みたいにヤクザ物とかの方が好ましいし、萌える。
ただこの作品もツッコミ所は色々あって、宰川がどうしてこんな刺青をいれたのかとか、こんなにエロい宰川がどうして今まで更地だったのかとか、その辺がちょっと物足りなかったかな。
全部で4組のカップルの短編~中編のお話が収録されています。(そのうちの「イジめてほしいですか?」は4ページという短さです。)
今回も強気なキャラが多かったです。
表題作は、個人的にはそれ程攻め様が好みではなかったのですが(どうも無精ひげが好みでなかったらしい^^;)、どちらが攻でどちらが受になるのかが外見上では分かりにくいカップルで、攻防という程ではなかったですが2人のやり取りが楽しかったです。
「華冷え 」と「狂い咲きの檻」のシリーズはヤクザもので、組のナンバー2と、ナンバー3にのし上がって来た男とのお話。
ヤクザもの、好きなんですが…なんでだろ、このお話はそれ程萌えませんでした。
多分、受け様が最後まで素直にならなかったのがモヤモヤとしてしまったかな…という感じです。
一番好みだったのは「サディスティックチューン」です。
これも受け様の設定が元ヤクザ。
強気でちょっとやんちゃなんですが、更に上をいく俺様の攻め様に拾われて…というお話。
最初は強気だった受け様が、攻め様にモーションかけられてだんだんほだされるというか、攻め様が気になってちょっと乙女チックになっていくのが可愛かった。
攻め様もクールで俺様なのに、ちょっとしたことで嫉妬して、受け様に対する執着は相当なものを感じました。
きっとこのカップルはこれから甘々になっていくに違いないと勝手に妄想して萌えてしまいました(笑)。
全体的に、萌えるシーンや萌えるセリフを継ぎはぎしましたって感じのお話ばかりっていう印象でした。
そのシーンやそのセリフを言うに至るエピソードをきちんと作ってほしいなと思いました。
『天才堂園教授の熱愛』
ヘタレ攻め好きなんですが、いまいち萌えず。
膝まくらとかあーんてして食べさせるとかベタな萌えシーンがありましたが、それよりヘタレっぷりをきちんと描いて欲しかったです。
『サディスティックチューン』
んー。
なぜあそこでお姫様抱っこなんだろ。
前の短編の膝まくらやあーんと同じで、萌えシーンとしてとりあえず姫抱きをさせてみきましたって感じでなんともかんとも。
『イジメてほしいですか?』
Sだと言い張る上司をイジメる部下。
ん~…。
『華冷え』
『狂い咲きの檻』
雰囲気だけが先走ってる感じ。
たぶんエッチ中の「殺してやる」が萌えどころだと思うんです。愛憎入りまじりながらのセックス萌えっていうやつ。でも、そこに切迫感や緊張感がないのがなんだかな。