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kamoku na coffee okubyou nakurumi
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
じれじれが、敢えての旨み、みたいな。
いいわ~ほんとにじれったいのですが、何か温故知新と言いますか。
億也くんが本当に引きこもり気味な在宅ワーカーなんですけど、擦れていなくて、ピュアピュア!
恋も、まともに人間関係を築くことすら初めてです。まさに、タイトル通りの胡桃ちゃんですよ!
そんな億也くんを好きになったカフェのマスター高市さん。彼も、なかなかピュアな可愛い人です。過去には、恋愛経験有るんでしょうが、億也くんのペースに合わせて、じっくりと関係を進めてくれます。
ですが、億也くんの固い殻を割り、中の柔らかい身を取り出してくれたのは、高市さん。
初めて抱きしめたり、キスはじれったいのですが、なんとも言えない安堵感…
決してエロくないですが、この二人ならよろしいかと。
珈琲と胡桃の、じれったい恋はエロさなくても、満足できますよ♥️
開いた途端、「2」の文字。
あれ?1巻ですよね?と何度も見返し、カバー裏まで覗き込み、「あとがき」でようやく謎が解けました。第1話はコミックス「瑕だらけの男たち」に収録されているとのこと。私は未読なので、二人の馴れ初めは分かりません。付き合い始めた初々しい状態で、始まります。
億也(受け)は在宅プログラマーかつ対人恐怖症。そのうえ夜型人間なので、億也が高市(攻め)のカフェに行くか、高市が閉店後に億也の部屋を訪れるかしないと会えません。
2では、対人恐怖症の億也が徐々に、高市に慣れていこうとする様が描かれています。
3は、クリスマスを過ごす二人。
4は、億也の異母弟が登場。高市が我慢しているんじゃないかと指摘され、億也が頑張る話。
5は、高市の昔の恋人が登場。ようやく一線を越えます。
同時収録の「どこまでも珈琲と胡桃」は、おそらく5の後日談。緊張してドキドキしてしまう話です。
とにかく二人ともが初々しく、引っ掻き回して動かそうとする脇役もいないので、じれったくもありますが、見ていて微笑ましいです。
あと、「あとがき」に裏設定があるので、必読です。
『瑕だらけの男たち』にその馴れ初めが入っていた『寡黙な珈琲 臆病な胡桃』
この主人公憶也は神保組の妾腹の3男。
そんな家族構成や、前2冊のようなヤクザの世界の話は全く登場せずに、弟の京平がちょこっと登場するだけです。
なのでスピンオフとか関連なんて、気がつかないかもw
馴れ初め編では、ちょっと拗ねた感じで登場した憶也が、マスターに関わってから乙女に変身してしまい、この本作ではマスターの影響なのか、二人して中学生かよ!?みたいな恋愛を展開するのが何ともニヤけます。
ここで初めてわかったのが、憶也は小さい頃から人と接するのが苦手で、それでほとんどひきこもりの在宅プログラマーになったということ。
そんな憶也が通っていたコーヒーショップのマスター透が憶也を気にするようになり、告白したのが始まりです。
憶也が話したり触れたりするのが苦手で意識しまくりの為、
そしてマスターの透も憶也に接する時は顔を赤らめたりして、
二人してまるで子供の交際みたいで、初心いんですよ(笑)
好きなら相手の事が知りたい、何かしてあげたい、もらってばかりじゃいけない何かしなくちゃ!って憶也が変わるために努力するのが、今まで人との交わりを絶ってきた過去をとり度すような、人らしい生活に戻すことでやっと人並みになれるという成長物語かな?
透は、憶也が今まで人と交わらず生きてきたのにどうして自分の告白を受け入れてくれたのか?ひょっとして誰でもよかったんじゃないか?って不安になるんですが、
透だから大丈夫だったんだという憶也の言葉を信じて、早い者勝ちと思うことにする何ともポジティブな(笑!)
透が辛抱強く、憶也を待ってる感じなんでじれったくて、いい大人のくせに!とも思うのですが、それが透の良さなんでしょうね。
そんな初心い二人ですから・・・朝チュンでした・・・初エッチv
ちょっと、そこがモノ足りない気がしないでも・・・でもまあこんなカプですからよしとしましょうかw
その分エロ補完したのが同時掲載の『DOGGY MAN』ペットフードの会社名じゃないですw
ある日突然犬の耳と尻尾が生えると言う”ドギー症候群”という病気が流行り、その確立は1/1000。
その可愛らしさにDOGGYアイドルも登場する人気ぶりw
それが、会社で犬猿の仲というかライバルでいつも言い合いばかりしている犬童係長と戌井の、犬童の方にその症状が!
気に入らない奴だったはずなのに、そのかわいさに戌井はメロメロに惚れてしまう!
ちょっとこの犬童係長が犬耳尻尾を付けた絵柄が滅茶フェロモン系なんですが!!!
黒髪にツンの性格で耳ついてるのが色気垂れ流し、犬井じゃなくてもこりゃ一撃です~♪
犬になっても愛するよっていうほど惚れてしまう犬井、、変われば変わるものw
ラストオチにまた笑かされました。
後書きで作者さんが言われている”飽きっぽい”というのが功をそうしたのか、いつも単行本の構成がバラエティに富んでいて面白いです。
自分的には『瑕だらけ~』の権造と瀬川カプが大好きだったので、彼等に会えないのがちょっと寂しかったりもしましたが・・・
そんなヤクザ世界とちょっとのんびりしたこのカプがコラボした時どんな事になるんでしょうね?
やっぱり決して交わらないのかな~
絵が綺麗なので購入。
ずっとほんわかしているお話でした。
基本的にこういう平和なカプは嫌いじゃないのですけれど、はっきり云うととてつもなくじれったいです(笑)
攻めはともかく、受けはもう少しちゃんとしていてもいいんじゃないかなあと思ったりしました。作中、ほぼ赤面してるので。
目次をみて、何で2から始まるんだろうと思ったら、他のコミックスに載ってる読み切りが1なんですね。
気になるから読みたい気もするのですが、ヤクザ物が生理的に苦手で。
逆にこのキャラや話に妾腹の云々みたいな設定はどうかなあと思うので、読まなくていいかなあと手を出しておりません。
砂河先生はそんなに作品数多くないけど絵も綺麗で読みやすい作家さんです。一番新しい漫画「CLUB NAKED」読みたくなりました。
「瑕だらけの男たち」に出会い編が収録されているそうですが、未読です。1巻なのに「寡黙な珈琲 臆病な胡桃 2話」から始まります。
◾︎高市(カフェマスター)×神保(在宅プログラマー)
裏社会ものではないのに、CP両方が大人しい作品て結構珍しい気がします。小説の方がまだあるかな?ゆっくーり進むのも珍しい感じですが、2人が相手を尊重しようとする様子が好印象。
今から寝るっていうのにコーヒー飲む神保がひっそり謎。あと、高市の目の作画が時々怖い…