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メチャクチャにしたる!いじめちゃるっ!!
表題作の女の子みたいな小悪魔ちゃん受もすっごくカワイくてよかったんですが、「おっちゃんとぼくら」の宮下さんにしては珍しく受攻のガタイがともに良いという、おっちゃん×青年の話がよかった(おっさん攻もあんま見かけないですね)。久々にBL読んでてエロでクリーンヒットきたという感じです。BLって基本少女マンガ系の嗜好が強くて受が攻に優しく愛でられ侍なお話がほとんどで男性向成年誌系のがっつりエロスを期待してる自分みたいな人間には刺激が足りなさすぎるんです。でも宮下さんの作品はちゃんと攻が恋愛というより欲望の対象としてねちっこく受を見てる感じがあってそれがたまりません。無理矢理みたいのも多いし(今回は無理矢理→嫌だけど感じちゃう→好きの感じがよかった)。絵も壮絶カワユく、キャラのしぐさや性格、設定などがいちいちエロス萌えでこうゆう成年誌系のもんもんとした支配欲が満たされる感じのお話づくりが上手いです。貴重な作家さんですね。可愛い子ちゃんなお話も好きなんですが今回の「おっちゃんとぼくら」みたいに普通BLな感じで宮下さんの風味を活かしてくれるともっと幅が広がってすごい面白いんじゃないかなと思った一作でした。ご馳走様でございました。これ携帯配信なんですね。昨今のBL事情とは違い、あんまり表現が制限されてない印象を受けたんですが、携帯配信ってそのへん穴なのかな。難しいですが、成人が楽しめる作品づくりマーケティングの道もやっぱり模索したいですよね。
男性向け18禁とかのエロ・萌え感がお好きな方ならグっとくると思います。是非おためしあれ。
受けっ子が「女の子に見えるほど可愛い」(というか男の娘っぽい)のが宮下先生の作品の特徴だと思うんですが、この本は見た目可愛いですが中身はかなり外角です。
「限界バトル」
とにかくかわいい、女の子のように可愛い押田にラブな青木。
でもその押田はかわいいルックスとラブを悪用して地味に性悪。
そんなときに仮想パーティがあるということで衣装を用意した青木。
それをみた青木は・・・あ、それ以上ないか。
ぶちきれ攻めというには青木は悪魔なところもかわいいと思ってる感じだし、結局エロかなぁ・・・。
「君がいる場所」
過去の初恋らしい男の子の思い出にとらわれつつ
現状告白している同級生沖坂も悪く思えない永田。
思いに気づいて・・・というもの。
で、この場合の過去の情景の意味って何?
「おっちゃんとぼくら」
勇輝のことが好きな咲楽。
しかし不審な外出をする勇輝の事を追いかけるとそこには過去にお世話になったおっちゃん、内藤がいた。
内藤のことを勇輝が好きなことを知った咲楽は近づけようとするが、実際内藤が興味のあるのは咲楽で・・・
うーむ。「体スタートで子供相手に好きと思わせようとする」内藤のキャラがどこをどーみても共感できないし、生理的に薄気味悪い。こんな強姦オヤジにほだされてる時点で咲楽の勇輝への思いは何なんだとか、
そこからなぜか風俗方向へ崩れていったりゆきずりの大人に抱かれていく勇輝、余りにも不憫過ぎて結論はそれでいいのかっ!と思ったり。
スピンオフがあるならただひたすらだまされた勇輝を少しフォローしていただきたくなる。
「絶対アイドルモモカくん」
お得意の男の娘もの・・・ですが。
これはなんだ。男の娘アイドルにさせられてる子の友人を父親がはめる奴?
オチいらねーっ!そのまま「それでいいのだ」で終わってよかった!
相対的にうーんなものが多かったけどとにかくおっさんシリーズの後味の悪さがどうにも。
かわいいんだけど、それだけじゃダメでしょ?
不条理ものや生々しいおっさん(おじさんとはいえない)攻めが好きな人なら、萌えアンテナに引っかかるのかもしれんねぇ・・・