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大きく分けて、表題作含む3つの話が収録されています。表題作より、他の短編が面白くて好きでした。
花ムコ学校やお色気怪盗と、なんちゃって具合が高いんだけど、それが笑えて可愛くてサクッと読めます。
花ムコ学校の話では、設定やお金持ちの息子(攻め)が通うのにハテナが浮かぶ(逆玉を狙う学校なので)けど、受けは可愛いし、攻めの一途さは好感が持てます。
お色気怪盗では、怪盗が盗むものが刑事のカラダだったり、リップバージンだったり、こんな可愛い怪盗だったら捕まえられないよね…と思ってしまいました。この刑事の上司と受けの父親のバトルにも驚かされたけど、淫乱なお父さんは結構気に入ってます。
前半のメイン話がまあまあ萌えたので萌一つ★です(苦笑)
えーこれはですね、中身はほとんどないです。
『デリカフェボーイ』は、経営状況の問題で閉鎖に追い込まれていた喫茶店を
責め様が買取し助けるところから始まります。
見返りにお前の体をよこせと、BLではよくある間違った愛の示し方です。
そうです。本当はこの攻め様、恋してしまったからこその暴走行為。
誤解は溶け、結ばれhappy end★早い話がこれだけです(笑)
サブの怪盗Hのお話だとかはタイトル通り、色気とテクで相手が失神してるところを
するりと逃げるという・・・w
そして新米刑事、上司、実は二代にわたってこの怪盗(こっちは親子二代)に
同じように色気で逃げられ続けていますww
・・・というエロメインすぎる話ww
とりあえずヤってます。(;´∀`)
これは本当に、本当に、サラーっと流れていってしまうほど内容がなかった・・・ような;
うーん。軽く楽しみたい時、読んでみるのもいいかもです;
私の本棚にこの作者のBL八犬伝があったのを見た姉が、私がこの作者のファンだと勘違いしクリスマスプレゼントにくれました。ありがとう、姉…。でも、どうせなら他の作家さんのBL本が欲しかったよ…orz折角なので読んでみましたが、八犬伝の方に書かせていただいたレヴューと印象は変わらないというか、余計に苦手な作家になりました。短編もダメダメなんですね、この作者。八犬伝の方は長編だから絵がダレたのかなあ、と思ってましたが(それでも商業にはあるまじき行為)短編でもダレダレでした。姉には悪いですが八犬伝と一緒に近いうちに秋葉あたりで売り飛ばして…も、たいした金額にはならないと思うのでその微々たるお金を東日本大震災募金にでも使いたいと思います。二度とこの作家のコミックスは買わないと思うので姉の誤解も解いておきます(またプレゼントされたら困る)