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今まで「愛って何ですか」状態の二人が衝撃的な一目惚れするほうとされるほうになってしまう話。
周りに人はいるけど、ただ何となく医者になり氷のようなクールビューティーになってしまったさくら。雪彦の前以外ではすごい表情です。
かたや若いうちから両親についで姉と次々身寄りを失い孤独感に背中を向け気合いで姉の子を育てる雪彦。
たしかにさくらのアプローチはやや熱過剰なんですが、一目惚れの出会いで奇跡なしに思いを伝えようとしたらあれしかないと思います。
全員の表情がおしなべてあまりにもほんやりしてるので、ほのぼのに感じるのですが、この物語、すごく熱いです。
実際にはそこまで人を好きになれそうな気はまるでしませんが、この位の気合いと覚悟は必要なんかもなぁとも思います。
幸せになってほしいなぁ、とつい本の中の二人に祈りたくなる物語です。
基本的に恋愛下手な二人のお話しです。
甘いけど、こうゆうお話し好きです。
難点は・・・
一目ぼれはあると思ってるので、医師の日吉が雪彦を見て一目で恋に落ちる。。。というのもあるとは思うのです。
ただ告白が急すぎ(笑)この唐突感が残念でした。
一目ぼれ→優人(雪彦の姉の子供。姉が亡くなり雪彦が引き取って育てることに)を診ているうちに雪彦のがんばりを知りもっと好きになる→追いかける!という展開のほうがしっくりきたのではないかな。
初めて好きな人ができて舞い上がった日吉は、猛烈に追いかけます。
職場(美容室)に行っては雪彦に髪を切ってもらったり、差し入れを持っていったり。
とうとう雪彦に追い出され、その後は店の入り口に手紙と花束を置くようになります。
この流れがストーカーっぽく思う方もいるかもしれませんが、私はそうは思いませんでした。
お花を置く、お花がなくなってる(持って帰ってくれている)完全に嫌われてはいないと思ったんじゃないかな。(スピンオフ作品「優しい星」の短編でどうしてお花を送ったかが明らかになってます)
雪彦もだんだんと日吉に気持ちが傾きますが、大事な家族が相次いでいなくなってしまったトラウマから素直になれません。そのへんのかたくなさが若さなのかもしれません。
息子の優人が急に高熱を出してパニックになった雪彦が頼ったのは、やっぱり日吉でした。
だんだんと距離が近づいて、とうとう結ばれます。
途中、男性同士ということで雪彦が日吉のことを思って別れようとしますが、全体的に甘い設定なのでなくてもいいエピソードのように感じました。
勉強だけやってきて、はじめて愛する人を見つけた日吉の生活は突然色鮮やかになったと思うし、はじめて寄りかかれる人ができた雪彦もしあわせだと思う。
最後は日吉からのプロポーズ「家族になりましょう」
「愛する人ができるっていいな。」そう思える作品でした。
あ。雪彦の年齢が20歳設定だったみたいですが、個人的には25くらいかと思ってました(笑)
王道に沿ってきちんと筋道を踏んでいるので、とっても読みやすいです。
変にこのキャラ結局なんなの?っていうのがないからでしょうか。
そのかわり、大きな事件なんかは一切ありません。
でもなあ、なんだろう。攻めが受けを好きになるタイミングだったりとか、お互いの職業をとりあえず横に置いといて読むと「うんうん、そうだよね。そうきたら、そう思うよね」って(笑)
あー世代とか読み手の環境とかにもよるのかなーどうだろう
先生の優しさの大きさに胸きゅんです。
優人くんがおおきくなった頃の話が読んでみたいですね。
初読み作家さん、表紙の桃色と振る花が何ともかわいくて読んでみました。
雪彦〔受〕は赤ん坊の雄人を連れて病院に行きます、そこで診断してくれた医師、日吉〔攻〕がその場で出会った瞬間まさに、雪彦に一目惚れをしてしまう。
その場で告白を受けるも雪彦は当然ながら断ります。
けれど日吉は諦めない。
雪彦の職場である美容院にもやってくるし、連絡先も携帯メアドも教えてもらえない代わりに日吉は雪彦に手紙を書きます、何通も、何通も。
でも雪彦はあくまで雄人が大事で、この子だけが居ればいいと、この子だけが居れば良いんだ、と。
しかし雄人が高熱を出した時に初めて雪彦は日吉に頼ります。
電話して呼び出して来てもらう。
そこで初めて雄人が姉の子で、姉も亡くなってしまっている事を告げるのです。
そして秘めていた感情がつい口から零れ出てきます。
本当は高校にも行きたかった、本当はもっと親にも甘えたかった、本当は……。
おそらく雪彦は己の境遇や、姉の死で孤独になってしまった中で雄人だけが心の支えだったと思うのですよ。
だから雄人が居ればいい、この子だけが居れば自分はそれで良いと何度も何度も言い聞かせていたのではないかと。
雪彦と雄人、そしてその隣には日吉が居るのです。
もう雪彦には雄人だけじゃない、日吉という大切な恋人がいるのです。
作者さんの初コミックだそうです。
webでこの作品の主人公達のその後の4コマ漫画を掲載されているそうですが、知りませんでした。
まるで表紙の絵のようにほんわりとあったかくてキュンとして、子連れモノとしては(BLとしても)王道路線かもしれません。
別に受けが男じゃなくてもいいんじゃない?見た目も女性っぽいし、、
などという読者の危惧は物語の後半で、やはり王道展開によって男同志であることの苦しみになって登場します。
しかし、何もかもを包み込んでしまう大きな攻めの愛に、読者の危惧もすべてのみこまれてしまう。
うう~ん、、、この攻めありきですなwww
両親を失くし、次いで唯一の肉親である姉が子供の命とひきかえに亡くなり、その子供・優人を男手一つで面倒みている美容師の雪彦。
訪れた病院で医師の日吉にひとめぼれされ、まるでストーカーのごとくの猛烈アタックをうけるのだが、雪彦の気持ちはかたくなで日吉を拒否し続ける。
しかしある晩、優人が夜中に高熱を出した時、頼れる人は日吉しかいないことに気づき、それからだんだんと日吉を受け入れていくようになるのだが。
なんといってもこの攻めになる日吉のキャラです!
いい男でモテるんですが本人自覚なし。
本当は格好いいはずなのに雪彦にメロメロなせいか彼に会う時は顔が崩れてますw
最初からとにかく雪彦ひとすじ、どれだけきょひされてもメゲない、負けない、一人で小さい子を育てる雪彦を甘えさせてあげたいと、最初から子供がいることに全くなんの躊躇もなく、彼に酷くされてもとにかく前向きで何があってもかれを受け入れる態度は、おとぎ話の攻め様めいて現実味はありませんが、彼がいるからこそ、こんな甘い甘いお話になるのだと思います。
雪彦ですが、リアルで考えてしまうと若干20歳で美容師というのは、子育ては絶対無理だと思うのですが・・・(アセ、、)
彼の意地を張って助けを受けようとしない姿勢の理由。
それは少し切ないモノがあります。
よくある設定でよくある展開ではあるのですが、それが嫌って言う時もあればすんなりと受け入れられる時もある。
この物語においてはすんなりと受け入れることが出来ました。
それは多分に現実離れした日吉の大きな愛のおかげだとは思います。
今どきのよくある絵なんですが(某作家さんの絵ににてますよねw)あまり気になりませんでした。
この二人のその後を想像するとワンコ×ツンデレは実に面白そう♪
webも見てみようかな?
優人は小さすぎてまだ何もしゃべりませんが、話し出すとどんななんだろう?
大きなアヒル口が魅力かもww
子供がかわいい。ひたすらかわいい。
お姉さんの子供、不倫でシングルマザー、体が弱くて亡くなってしまう
両親はなくなっている
姉の子供を弟が引き取り育てる
お涙コースもりこみすぎの
このパターン、わかっているけど
やはり切ない。
子供をまもって生きて行こうと
がんばるのは良いのですが
雪彦さん、頑なすぎてかわいくない
日吉先生一途すぎる。
まぁ、王道てんこもりな作品です
日吉先生は一目惚れだというけれど、こんなに強く気持ちを持ち続けれるとは、おそるべし設定
小児科医が、患者を連れた保護者に一目惚れって…
いくらBLでも、怖い。
逆に患者の方がお医者様に一目惚れして、って言うなら、まだいいんだけど、それじゃ当たり前すぎて、インパクトが足りないって思ったのかな?
だとしても、そんなインパクト、欲しくない。
たとえファンタジーとしても、自分の身に寄せて見て、どうしても受け入れがたい設定っていうのが、こんなところにあったとは、
更に、この日吉、メロメロ、デレデレな甘顔でストーキングするの。
店に来るなっていわれると、毎日花だけ置いていったりしちゃうの。
怖いよ、
怖すぎるよ!
恐怖は、異常者の顔でやってくる訳じゃないんだよ!
スマートで格好いい事しているようでも、その一人限定なんだよ。
異常すぎて怖い。
このふんわりかわいい、さっぱり絵柄の、
一見、ほのぼのしたツンデレ受けにワンコ攻め、
あどけなくかわいい幼児も満載♪
なマンガを、こんな風に怖がるなんて、自分でもなんだかビックリだ。
というわけで、この最初の出会いに躓いてしまって、
その後の日吉のストーカーの異常ぶりも怖くて、
絵柄にオマケしても、やっぱり中立も無理、