名探偵明峰氏の華麗なる日常

変態おやじ探偵？

名前はまんま、もじってありますｗｗ
明智小五郎じゃなくて、明峰小太郎
小林少年じゃなくて、小城くん。
小城くんは半ズボンだったりニッカボッカだったり、時に女装してみたりショタです！
見た目、金田一耕介みたいな明峰氏がオヤジ風味満載なんでいけない雰囲気が満載ｖ
しかも、この探偵、推理する時に小城くんとエチしながらという・・・
優秀な助手は、捜査の時だけじゃなくてそっちでもお役にたっております。
そして後半、この少年が少し大きくなった姿が現れるのですが、探偵はヘタレおやじだったという結末が。
事件とか推理とかはあまり本格的なものではなくて軽いもので、この主役たちの掛け合いと淫靡さを楽しむ作品かと・・・

前作『ドール生活のすすめ』は初単行本ということもあり、ちょっとイマイチな～な感じがしていましたが、それよりはＢＬ色が濃くなった感じがします。

他にお天気擬人化のお話と、ちょっと変わったショタコンの唄のお兄さんに恋する着ぐるみの中身の人の話とかもありましたが、
彼女に振られ、仕事で失敗した、人生に絶望した死のうとする男が誰かと話がしたくてテレクラで会話した男子を好きになっていく話は、これまでの作品と違って重みがあり、ちょっといい話でした。
これがあって、評価が上がりましたヨ。

かわいらしい女子みたいな絵を描かれる作家さんなので、全部がそのカワイラシイ勢いのあるものばかりで構成されるよりバラエティ度が出て、２冊目はいい本になったと思います。