裏と表

話は面白いです

「もう俺、Ｍでいいです」とか”ヘタレ攻を愛する貴女向け作品集”
なんて、帯にかいてあるもんだから、好みの絵じゃないんだけどフラフラフラ～
もう、コピーが上手いんだから！！
確かにヘタレ攻めがオンパレードｗしかも受けもちょいヘタレがあったりｗ
やっぱり絵は好きじゃないけど、お話は面白かったです♪

オンボロの会社寮に住んでいるのは、同期同士の土屋と佐桐の二人だけ。
社長令息で金持ちのくせにこの佐桐が超守銭奴！
冷房は入れなくて、壁を突き破って土屋の部屋の冷房を使うという、徹底ぶり。
土屋は佐桐が大好きだから文句も言わずに彼の言うまま。
この佐桐、会社ではイケメンでビジっとしているのに、寮での姿とのギャップが、、、でもその事を知っているのは土屋だけｗ
ということで、沙桐が無防備でいるのに土屋はヘタレて何もできないというのがヘタレ攻めのいいところ。
一人で鼻血吹き出してます（爆！）
そんな土屋に、沙桐が・・・
おい！キス一回百円、とかいいつつ、その先に進んだらエチ二百円とか、それじゃ高すぎる、十円とか・・・・！？
何だ！ツンデレかよ！？みたいな、コメディでした。
どちらかというと、ヘタレ攻めに萌えるより、守銭奴というツンデレが魅力のお話だったかもｗ

あとバツイチの童話作家の元に弟子にしてほしいと現れた青年は、じつは元妻の再婚相手の義弟だったというお話。
自分を理解してくれる人をやっと見つけるというのだが、家の畑で農業をするのが好きという、何ともちょい枯れたおっさんがヘタレなのが魅力。

葬儀社の男と神父さんの話。
営業に教会に行くと、そこの神父は亡くなった男にそっくりの声、それに魅せられて通うようになり、いつの間にか仲良く！？
襲い受けで神父さんが攻めになってましたが、この場合神父さん受けてほしかったかも？ってかリバしてください～！！なキャラでしたｗ

悪くないし、面白いんだけど、どうにも絵が・・・
かぶとまる蝶子さんくらい突き抜けると、克服できそうなんだけど。