条件付き送料無料あり!アニメイト特典付き商品も多数取扱中♪
やっぱり、倫敦巴里子さんいいですね~♪♪
この本も、幼なじみ、コンプレックス高校生、ヘタレおやじ、と色々な物語が展開されるのですが、どれも絶対はずしてないっていうか、萌えとキュンがつまった、ストーリー展開が実にうまい一冊でした。
呉服屋の一人息子・完二は幼馴染で年上の華道家の長男が好きで告白してOKもらうのですが、キスしたとたん振られてしまう。
すると、自分は絶対嫌われていると思っていた次男の圭が、それなら俺が口説いてもいいんだな、とキスをされ告白されてしまう。
一体どうなるの?
幼馴染故の軽妙な二人のやりとりが愉快です。
もちろん、読者的にはこの圭の今までの態度はツンデレよねvって察するわけですが、完二は兄を見ていたので、そこまで気がつかない。
圭の同じ華道家として兄へのライバル心とコンプレックスを見せながら、
華道家として花で自分の世界を見せる圭、呉服屋としてその圭の個展の為に着物を作る完二、といった、ちゃんとしたそれぞれの仕事を通して互いを見つめるようになっていくといった流れがきちんと構築されている点が、ひきこまれます。
何と言っても、互いの意地っ張り具合も見どころですが、さすがに、ツンデレいじっぱりの圭が素直になるシーンと、その言葉好きな人の為に花を生けると言うその愛の深さに思わず感動!?
本編では気持ちが通じ合いキスをするシーンで完結しているところ『上下関係』において、一体どっちが攻めなのか受けなのか決着付けようとしています。
全くもってバカップル!!
「抱かれたいのか?抱きたいのか?」互いに抱かれる覚悟をしているが為ケンカしだして・・・
兄ちゃんの折衷案に爆笑するしかありませんww
『Freckles』
そばかすメガネを理由に苛められた子供時代、それを克服するために勉強もスポーツも頑張ってきたのに、それでも苛められる青春時代。
そんな時出会って清四郎に親しくしてくるようになったのは、人当たりが良くだれにでも好かれる人気者の悠一。
ネガがポジに変わるお話ですが、心ないクラスメイトの言葉に傷付いて逃げ出した清四郎を追いかけた先での告白と思わず!の展開に授業をさぼってしまった二人がとっても可愛らしかった!
一生懸命いれば誰かが必ず見ていてくれる、理想かも夢かもしれないけれど、前向きでいい話でした。
『人生設計のススメ』
ぱっとしない人生で、それでもそれなりに何となく流されてやってきた会社の課長が、想いを寄せられていた部下と関係を持つことで、自分を帰る話です。
上司からの見合いの勧め、無理に決断をせまらない部下。
流されてしまえばそれだけだったのに、課長はそこで大事なモノを見つけるという展開。
すごく地味で派手さのないお話なんですが、静かな情熱ってこういうことなのかな?
と、そしてこういう課長とか部下のような人間ってごくごく普通に周りに存在している人達なので、とても現実味があって胸に迫ります。
しかし、重苦しくなりすぎていない。
このバランスが絶妙で上手いのです!!
こないだ読んだ倫敦さんの本が好き過ぎて
思わず衝動買いだよヽ(`Д´)ノ!!
可愛いぜコノヤロウっ!
今回のお話は、花道の道の次男坊×呉服屋
幼馴染の二人。そもそもは、花道の長男さんが呉服屋さん好きだったのです。
お兄ちゃんはなんでもできて、皆から認められて、すごい。
もてはやされる、好かれるのはいつも兄。そんなコンプレックスがあったので
呉服屋さんが好きな次男くん。ずっと我慢してた。
だけれども、なに!?別れた!?じゃぁ俺にもチャンスあり!?
な衝動からのスタートどーなるか。というところなのであります。
結局のところ、お兄ちゃんの方がやぱっぱり一枚上手かなという感じがいなめないところはあるにせよ。
一途に思い続けて実らせた次男の恋。
無事に両想いが、恐ろしくめでたいのであります(*´∀`*)やんv
どっちも可愛い顔した二人が、どっちがツっこむかでもめてる展開が
わりと長かったのも面白かったw
嫌いじゃないです攻守をめぐる戦い。
最終的にどちらもが「俺が抱かれるよ!」ちょw
月極で「2月がどちらになるか」毎日やっての計算ってのもまた可笑しいw
ついでに
次男君が、呉服屋さんのことを語る場面が好きです。
好きが溢れてる気がするのです
>>freckles
そばかすwかわいいよそばかすw
友人がやたらそばかすが好きです。
そばかす受は萌え(*´▽`*)
>>短編もうひとつ。
全体的に、エロ少なめな今回でしたが、カワユイお子が沢山おがめたので
私は満足でございます。新しい作品楽しみにしてます!
あらすじの幼馴染みにホイホイされて購入してみました。
やぱイイですね~、幼馴染みw
告白してからも完士にチラつく兄への呪縛から逃れられない圭と、そんな彼の葛藤に触れ心動かされる完士。
お互いの思い込みや誤解のせいでずいぶん長いこと遠回りしてしまったけれど、それでも一途に完士だけを見続けてきた圭の想いが最後には報われてくれてホント良かったです~
まぁそれには圭の兄・涼の活躍?が一役買ったわけなんですがww
てゆうかね今回私、飄々とした涼とツンデレな圭の2人に盛大な兄弟萌えしちゃいまして。ワザと圭をけしかけて嬉しそうに反応を楽しんでる涼を見てたら、もういっそ涼×圭でも全然良くね?みたいな!(爆
ハイ私の勝手な妄想です…ごめんなさいw
でもカバー下の4コマ読んだ限りじゃ兄ちゃん、完士父狙いなんですよね~…ただの後付けなのか、はたまた何かの布石なのか…?
そして次のお話はブサカワ受特集で掲載されたものらしいのですが、これがまた!私の萌ツボど真ん中なお話で!!不覚にも当初の目的だった幼馴染みよりもハマってしまいましたw
まずは過去の苛めが原因ですこぶる対人スキルの低いネガティブ受と人当たりのいい人気者攻の組合せに冒頭からヤラれた!もう、こうゆう真逆なカップル大好きだ!!
努力しても得られなかったモノを全て手にしている攻めを妬みながら、でも裏側で強く羨望する受け。そして攻めもまた上辺だけの自分とは違い、不器用だが周りに流されない受けの芯の強さに惹かれてたんですね。受けのコンプレックスであるそばかすを照れながら「可愛いです…」と言ってのける攻めにもうホント心臓ズキュ~ンと撃ち抜かれました!
まさしく攻めにとっては「そばかすの何が悪いんだ」って事ですよね?だって彼にはそこがチャームなポイントなんだもんっw
マイナスな部分だって考え方次第でいくらでもプラスに変えていけるんだと思える良いお話でした。
最後は冴えない上司×健気部下?w
ハッキリしない優柔不断な攻めに最初はイラッとさせられましたがラストの電話のシーンで全部吹っ飛びましたw
でも個人的にはこの2人、受け攻め逆だった方が萌えたかも?優柔不断受けは苦手なんですが、それ以上に一途な健気攻めが見たかったから!←私が
3話とも内容のタイプは違いましたが、どれも正統派BLという感じでとても楽しめました。でも敢えて1つだけ気になった点を挙げるとするなら圭の下睫毛くらいかな~w
帯『兄貴じゃなくて俺をみろよ』
表題作は呉服屋の息子・完士と、その幼馴染みの華道家の兄弟2人の話。
メインカプになるのは完士と、兄弟の弟圭の方なんですが、この兄の方が何を考えているのかつかみ所のない性格で先が読めない。
その分、メインカプの2人は分かりやすいというか、読んでいてスッと心に入ってくる。
さり気ないトーンで話は進むのですが、自分的に圧巻されてやられたーーー!!と思ったのは幼い頃に、兄弟2人が桜を持ってきてくれたシーン。
このコマにはやられたッ!!と思いました。
画面から桜の花びらがこぼれ落ちてきそうなそんな素敵描写。
「Freckles」
ソバカス眼鏡君受です、ちょいブサ受スキーとしては来た来たー!わーいって感じの一作。
ソバカス君は態度が不器用で他人から誤解されてしまうタイプなんだけど、その彼をちゃんと理解してくれる相手が現れる。
言ってしまえばそれだけの事なんだけれど、それだけの事が凄く良い。
そしてソバカスには萌えました!ちょいブサ万歳!
表題作、弟くんの行動がいじめっこの照れ隠しに似た攻撃がかわいらしいです。かわいらしいといえば、主人公のお父さん、のぞきに行くところとかノリがいいというかかわいいというか。こういうサブキャラもいい味出してるな~と思いました。
主題にもなっている「花」の道の話はすごくよかったです。生け方とか捉え方とか、ものすごく共感しました。華道やお花屋さん関係のBL好きの方が読んでもかなり共感する部分はあるかと思います。
「人生設計のススメ」
まじめで、世間の常識に踏み固められた路を淡々と生きる。後戻りはしないつもりで最後につきあったひととの時間は、これまでの自分の世界の中で、いちばん輝いていた。優柔不断とか、意気地がない生き方とか言われればそれまでだけれども、案外、ほんとうに欲しいものは勇気が持てず手にすることもままならなく、後悔だけを募りながら人生は終わってしまうものなんだろうなぁ、と。
すごく泣けました。短い話なのだけれども、最後の最後で主人公の選択に、羨みました。そんな人生を歩んでみたかったな~とか思ってしまうのです。
表題作は、色々、いい意味で裏切られる作品。
カプの相手しかり、受け攻めしかり。
人によってはここに収まって当然でしょう!と、最初から読めてしまう鋭い方もいらっしゃるでしょうが、私は初っぱなから裏切られつつお話が進んで行きました!
でも、読み進めていくうちに、あぁ、そうだよね、そこに収まらないとダメだよねと、圭に肩入れしている私がいました!
お見舞いの桜のエピソードは、胸にジンときます。
そして、同時収録の二作品は、どちらも途中はハッピーハッピーな展開ではありませんが、どちらも最後はハッピーなところに収まって、一安心です。
倫敦巴里子さんの作品は、どれも途中どこか暗い影が差すのですが、この本の作品も明るい先を照らして終わるのでほっとします。
呉服屋と華道家の息子たちの話なので、風や花が美しく描かれた作品でした。
華道家の兄と付き合い始めて、初チューでフラれた呉服屋息子。ずっと嫌われていると思っていた華道家の次男に告白されます。
結局、兄は2人をくっつける為に芝居していたようですが、読んでる最中は兄がありえなくて、好感持てなかったです。最後までちゃんと読むと、兄いい奴!となりますが(笑)カバー裏読んで、あの笑顔の意味が分かり、呆れました(笑)
めでたくくっついた2人は、受攻で言い争い、結局はそこまでの話に。できたら続き読みたかったぁ。
その他2作品が収録されています。
私的には、『Freckles』が好きです。
いじめられ、人付き合いが不慣れな主人公。そばかすがあるせいでからかわれたりしてきたのに、イケメン人気者と同じクラスになって、劣等感を感じていきます。
イケメン人気者の方が、実は主人公に惚れているって設定がいいです。BLあるあるですよね。
どのお話も、後味の良い作品でしたが、エロさがいつもより少なめだったように感じました。ちょっぴり残念。
ほっこり泣いたんです。
何故だろ、泣く本ではなかったと思うんですが、私はじわじわと3回ほど涙ぐみました。
ホントなんでだろ?
人が人を思う気持ちとか優しさとかが、やたらと涙腺に来ました。
表題作については、ずっと読みながら、圭のツン具合とかそれでも完士が大好きなこととががすっかりツボだったんですが、桜のお見舞いに完全ノックアウトでした。
それはとても子供らしい発想で、「子供らしくてかわいい」と思ったり、逆に「子供の発想ってすげぇ」と感心したり。
圭自身は単に「風邪ひきさんの完士に桜を見せてあげたい」って思っただけっていう純粋さが愛しいです。
完士にちゃんと伝わってたことが、本当に嬉しかった~><
作中ではずっと「お見舞いに桜の花を持って行った」ってエピソードとしてセリフで描かれてるんですが、実際にどんな風に桜を贈ったのかが分かるシーンは必見です。
普通に花瓶に活けて持ってったと思っていたので、私はぶわ~っと鳥肌が立って涙が出ました。
で!次のメガネっ子のお話がまた、大好きでした~!
お話自体は結構淡々としてて、普通に「天真爛漫×卑屈なマジメ君」と思いながら読んでたんで、油断したところでガツンと泣かされました。
これも、なんでまたココで…と自分で不思議なんですが、攻めが黒板叩いて怒るシーンと、一番ラスト、部活で忙しかった同級生がお礼を言ってくれるところ。
なんか、恋愛ってより、人が人を思いやる気持ちとかに涙腺が反応しました。
あとはこの作家さんに望むのは、ホント「早く絵上手になって欲しい!」って1点のみです、切実に!
どんどん描いて、どんどん上手になって欲しいです。
顔は気にならないんだけど、首から下がすっごく違和感あるんですよね。特に後姿とか座ってる姿とか……。
せっかく大好きな和服なのに絵に萌えられないとかちょっと痛い;
けどどの作品も、それを補ってまだまだお釣りがくるほどストーリーが好きです。
ホント、早く上手になって欲しいですっ!
やっぱりBL作品って、読んでいるうちに
「あ、こっちが攻めでこっちが受けだな」って、
普通に感じますよね…?
でも、この作品にはそれがない…。
いや、あるにはあるんですけど、裏切られるというかなんというか…。
究極のBLにとっての「殺し文句」が出てきてしまうんです。
しかも、のっけから全開でネタバレをしてしまいますと、
ラストシーンでそれが出てくるんです。
リバが全く苦手属性な私にとっても、
これは究極の殺し文句だなぁと思える台詞を
華道家の次男 圭が言うんです。
最初、圭が攻め!と読み進めていくうちに感じていた私にとっても
衝撃的だったのですが、
圭が、
「俺、やっぱ抱かれてもいいよ」
「どうしても嫌なら、俺ぶっちゃけ、どっちでもいいし。お前なら」
っていうんですー!!!
ああ、この台詞って、
やっぱり愛あればこそ出てくる台詞ですよね……?
「好きだから、上でも下でもどちらでもいい」
「抱こうが抱かれようがひとつになれるならどちらでもいいんだ」
なんて、そんな意味合いの感じの台詞、
今まで他の作品でも読んだことがありますが、
もう究極の殺し文句じゃないですか!
相手があまりに好きだからこそ、そんな台詞が出てくるんですよね…?
ああ、リバが大の苦手の私でも、
この台詞にはホロリとさせられます。
でも!
この作品においては、華道家の次男 圭が攻めであって欲しい!
呉服屋の一人息子 完士が受けであって欲しい!
だって物語を読み進めていくうちに
「やっぱりこっちが攻めでこっちが受け!」って脳が判断してるんですもん。
ううむ、難しい問題です。
攻めは攻めであって欲しいし、受けは受けであって欲しいのです!!
(結論)
倫敦巴里子さん、いいですね!
どのお話を読んでも、好みです!
ただ絵の癖がちょっと気になるのは難点ですが。
他の方も描かれてますけど、私は体よりも顔のバランスのが気になりますー。目が寄ってるのかな?
しかし、そんな事などどうでもいい位、お話がいいですね。
今回は幼なじみの話で、華道家兄が好きな呉服屋と呉服屋が昔からずっと好きだった華道家弟の話。
兄弟仲は決して悪くないのですが、優れた兄に比較された上に大好きな子も取られて、弟が本当に切ない。
お話はハッピーエンドで申し分ないのですが、幼い頃は優しいおにいちゃんだった華道家兄が、何故大人になったらこんなにいい加減で人をからかって楽しんでいるダメ人間になってしまったのか(ほろり)
兄にも色々あったのかもですねえ。
呉服屋父狙いだし(笑)
メイン二人のやり取りにキュンキュンしますが、この話、受け攻めが決まらないまま終わるんですよね。
私はエロ描写よりも関係性の方が好きなので、「好きだから上下どっちでも構わない」というのがとても萌えます。
いいね!いいね!
他の収録作はそばかすの子のお話も可愛いですが、個人的には最後のリーマン話推しです。
人生の決断を迫られた時に、現代日本では男性の方が課せられたものが大きいのでその分思い悩むだろうなあ。
二人とも優しいので辛いです。
短い話ですが、色々泣けました。