条件付き送料無料あり!アニメイト特典付き商品も多数取扱中♪
読み応えがありました。
エロや王道ハピエンだけが萌えじゃないんだぞ!大人の萌えというものを教えてやる!と、雑誌全体で訴えかけてくれてるようでした。
エロがないわけでもハピエンがないわけでもないんですけどね。
いい意味で王道にとらわれていないんです。
対談はえすとえむさんとヤマシタトモコさん。
創作秘話が楽しいです。難しい話をされてるわけじゃないんですが、ニヨニヨしてしまうような「プロのこだわり」が語られてる対談でした。
以下好きな作品の感想を。
秀良子
『宇田川町で待っててよ』
シリーズ化キター!
女装男子なお話です。
女装くんが女装しはじめた理由が分かり、視点が変わると…
ネクラくんがキモい!コワい!でも憎めないし可愛い。
このシリーズ楽しすぎます。
西つるみ
『雅楽士の恋』
平安ものの、読み切り連載ですね。世界は繋がってますが。
受けの決意がかっこいい。見た目は幼いのに佇まいは凛としてて、我慢強くて。そんな彼が、舞を舞いながらお面の下で泣いてることに胸が捕まれました。
ラストはハピエンでもバッドエンドでもどっちでもいいと思えるぐらい、舞を舞うシーンが美しい。
雲田はるこ
『約束は一度だけ』
こちらもシリーズ化ですね。
全作品のなかで一番好きです。
大人描くの上手いなァ。
続きが気になります!
アルカリ電子
『つくしヶ原団地、晴れ』
こちらも主役が変わっていく読み切りのシリーズなのかな。
団地妻を夢見てたセールスマンが、団地ホモに襲われてしまう話。
アホリーマンに笑いつつ萌えました。
恋煩シビト
『われら青春真っ最中』
切なすぎ。
間が上手すぎ。
エピソードの組み立て方が天才的。
のばらあいこ
『ぬるくなるまで待って』
冒頭からハート鷲掴みでした。わざとAV鑑賞をしてた理由が可愛すぎ。
必死な攻めっていいよね。
館野とおこ
『星降るふる』
館野さんまで参戦!すごい。館野さん大好きです。
作品も面白かったです。
こちらも続きが気になります。
あと、本の後ろのほうにある、作者さんのコメントにもキュンとなりました。東日本大震災に触れてる方が多くて。
今週は、たまっている未レビュー本を、ちょっとでも消化したい週間。
えすとえむさんの特集なので、発売当初に買ったはず。
今改めて読み返すと、なんだかほとんどの作品のコミックスもっているぞ。
えすとえむさんのトルコ兵士の話は「クシュラル」
山中ひこさんのアンドロイドの話の「500年の営み」
秀良子さんの女装子ちゃんの話の「宇田川町で待ってて。」
恋煩さんの高校生の話は「溺れる」
梶ヶ谷さんの「放課後の不純」
館野とお子さんの「約束の日」
野ばらさんの「ぬるくなるまで待って」
くもはるさんは「新宿ラッキーホール」の中から、サクマと組長の息子の話だった。
すごいなぁ、さすがだなぁ
でも、だからといって毎号オンブルーを買う気になるかというと、それはそれ、
やっぱり特集次第というか、
連載はコミックスになってから読みたい派だな。
今号で2冊目なのに、なんだろうこの存在感。
どっしりと地に腰を構えて老舗の風格を出してる雑誌です。
今回のインタビューはえすとえむさんなんですが、単独のインタビューの他にヤマシタトモコさんとの対談があり、その中身はとても充実しています。
以前シトロンでえすとえむ特集がありましたが全然内容が違います!
こっちのほうが読者の欲求を満たしてくれる。
ただの宣伝的特集ではなく、作家としての姿を見せてくれるのがいいです。
対談についてもしかり。
各作家さんが寄せたイラストもまた楽しい。
どの作家さん達も言われているのが「ちゃんとベッドで寝なさいよ~」って(爆!)
それとミノタウロス!まさか!と思ったらイラストにすると萌えるのv
そんなえすとえむさんの作品はオスマントルコの時代の兵士と男娼の切ないお話です。
最近短いページ数の作品が多かった気がするので、がっつり中編のお話が読めると満足感があります。
◆秀良子さんの女装男子のお話は、今回は女装男子視点で。
八代がどうして女装を始めたのかわかりました。
百瀬はやっぱり、ちょっとおかしい?っていうかきっと八代が好みなんだろうなw
◆山中ヒコさんの、アンドロイドわんこのお話は本物より3割減の不器用さが満載。
でもね、そんな光に八つ当たりしながらも、寅はあったかくて、切なくてやりきれなくて、そんな気持ちなのかな~切ないな。
◆雲田はるこさんの作品は「新宿ラッキーホール」っていうシリーズになったんですね。
1号の時リーマンをたらしたAV製作会社の苦味の共同経営者?社長?恋人?になるのかな?
くたびれたおっさんが主人公。
元ヤクザで、その組長の息子に好かれていて思いを遂げさせてあげるっていうお話でした。
前作も今作も、こうしたおやじ達が相手の人間を救いだしてやる(体でw)っていう話だったのですが、、、この二人の関係は一体!?
知りたいですねーー。
他の雑誌の掲載作品と違って、粋で大人な雲田さんが見られてこの路線は好きなのです。
◆アルカリ電子さんの「つくしヶ原団地、晴れ」は団地を舞台にした登場人物が全く違うシリーズものになるんですね。
今回は、マンションのセールスマンがあわよくば奥さんの体もいただきたいという下心がアリアリなところ、ホモのホストに、、、なちょっと苦い笑い話ですw
◆恋煩シビトさんのヤンデレ高校生もの。
切なさUPUP!馳男はハチと恋人の振りをしているけれど、本当は次郎が好きなんだよね。
一方通行の3人の気持ちは一体どこの方向へ行くんだろう?
◆梶ヶ谷ミチルさんは先日発売になった単行本「放課後の不純」の主人公カプの4年後。
相変わらずラブバカップルなんですが、沢木が突っ走ってる。
そして水谷、エロい♪♪
他にも館野とお子さんが今回から連載開始。
のばらあいこさんの風呂にまつわるラブストーリー、そのいちってことはシリーズになるのかな?
柳沢ゆきおさんはバレエダンサーシリーズの2でまた別カプのお話が。
全くエロがないわけではなく、かといってエロエロでもない、
とてもバランスのよい雑誌だと思います。
黒娜さかきさんがピンナップだったのですが、そのうち連載始まるといいな、と期待しつつ、、、